中国ドラマの備忘録

中国ドラマの備忘録

中国・台湾ドラマの備忘録。注目する俳優さんの紹介。

 幻楽森林(原題:幻乐森林)観ました。  ネタバレ注意!

画像来源:幻乐森林公式微博

 

 

 3/4幻楽森林/幻乐森林はこちら↓

 

 

 

 緑光(りょっこう)楽坊は月明(げつめい)楼で演奏を行う。幻楽(げんらく)坊の周雅(ジョウ・ヤー)たちも偵察に来ていた。吴为/呉為(ウー・ウェイ)と刘新年/劉新年(リウ・シンニエン)も独特な演奏だと褒めた。そして苏若珊/蘇若珊(スー・ルオシャン)【以下:珊珊(シャンシャン)】が妹を追い出すなんてと言うと、赵猴儿/趙猴児(ジャオ・ホウアル)が口を滑らせそうになる。

 吴为たちも苏若非/蘇若非(スー・ルオフェイ)【以下:若非(ルオフェイ)】たちが去った後に三流と組まされて不満がたまっていたため、珊珊に仕返ししないと、と考えていた。

 若非の右手は震えが治まらなかったが、心配させると誰にも言わなかった。

 云沐/雲沐(ユン・ムー)は若非に一緒に踊ってと誘った。

 珊珊は周雅や棠雪(タン・シュエ)たちの前では気丈に振舞ったが、云尚/雲尚(ユン・シャン)に会いに行って動揺を見せた。

 珊珊は若非は九如盛宴(きゅうじょせいえん)の楽師選抜に参加資格さえないからいいけど、云沐が生き延びたとなると…と心配するが、云尚は秘密を握ったから絶対に佑主(ゆうしゅ)にはなれないという。

 凌(リン)楽正は九如盛宴の献奏は珊珊率いる首陽(しゅよう)組にと招状を授与した。

 赵猴儿は刘新年たちの話を聞いて怒り、珊珊が車夫の娘だとしゃべってしまった。そして2人は幻楽坊で言いふらした。(2人はいい人かと思っていたのに。仕返しの仕方が…)首陽組の者も態度を翻し、練習に来なくなった。

 珊珊は出自が知られたから、今までの話はなかったことにと云尚にいう。云尚は好きなのは君であって身分じゃないと言って、珊珊が疑われないように楽器坊から証拠品をこっそり隠していたと打ち明けた。(城主がそんなんでいいのか?こんな人が領主になったら困ると云沐が思うのもムリないわ)

 珊珊は本当にお人よしだと笑い、云沐を好きにはならないと云尚に口づけした。

 赵猴儿は歩いていたら突然殴られた、貴人を中傷したと言われたと若非に話した。靳商羽(ジン・シャンユー)は珊珊の出自を人に話したか?と聞く。それが原因だ。

 若非は葬送の曲を演奏し珊珊を呼び出した。若非は阿标/阿標(アービアオ)を送るためだと言い、あなたは知るべきだ。阿标や赵猴儿に何があったかを。軽率に口にするべき話ではないが、人を使って襲うとは。赵猴儿の口が卑しいなら、あなたは卑しい人間だと。そして妙な仕掛けにも詳しかったとは、と感心した。心が邪だと。

 若非は姉妹関係は今日で終わりだ、仲間に指一本でも触れたら、次にこの嗩吶(さない)【チャルメラ】で送り出すのはあなただと警告した。笑って余裕を見せる珊珊に、大楽正(だいがくせい)の座は絶対にあなたに渡さないと宣言した。

 若非の手の震えは演奏に影響が出るようになっていた。演奏後、月明楼の主が会いたいと言われる。姿を現わしたのは摇山/揺山(ヤオシャン)夫人だった。

 摇山夫人と会ったことのない若非は、話から目の前にいる人が摇山夫人だと分かり喜んだ。摇山夫人は「緑光吟(りょっこうぎん)」は何度も聴いてきたが、云遥/雲遥(うんよう)の緑光森林を感じさせたのはあなただけだと若非を褒めた。

 そして緑光楽坊と共に自分の寿宴で演奏してと摇山夫人は頼んだ。それは九如盛宴の事だった。

 演奏の乱れは摇山夫人にも靳商羽にもバレていたが、若非は疲れだとウソをついた。

 もちろん云沐にも。震えに気づいた云沐に若非はケガの後から動きにくいことがあると白状した。云沐は甘く見てはいけないと、外傷治療の名医・张/張(ジャン)医師を小七(シャオチー)に呼ばせた。軽傷だったが、鍼や指圧で回復を促すことに。 #21

 

 若非が九如盛宴に参加できることになったと知り、棠雪たち首陽組は不満だった。珊珊の素性を知った時に珊珊を罵り、云尚にケガを負わされた徐昊(シュー・ハオ)が珊珊に媚びを売ってきた。徐昊は若非が手をケガして参加さえ分からないという。外傷の名医の张医師から直接聞いたから確かだといい、策を珊珊に話した。

 云沐の指圧の効果もあり、若非のケガは痛くなくなったという。だが、手の震えが。ケガをしたときよりも悪化していた。

 张医師は徐昊にバレたようだと助けを求める。逃げようとした张医師を黄莺/黄鶯(ホアン・イン)が捕まえた。

 他の侍医に診てもらうと、経穴を誤り経脈が乱れたと言われる。正しく鍼を打って治療すれば治るが、二、三月はかかると言われた。

 九如盛宴に間に合わないと考える若非に焦るなと云沐と靳商羽は言う。靳商羽は张医師を怪しんだ。

 そこに黄莺が张医師を連れてきて、共犯者が症状を悪化させろと指示していたという。张医師は全てを白状した。脅された理由も。黒幕は分からないと言うが、珊珊しか考えられなかった。

 黄莺は靳商羽に対して他人行儀な話し方をする。靳商羽は黄莺に緑光楽坊のために残ってほしいと、若非も云沐もお願いした。

 徐昊は珊珊に報告し、更に云沐は聾者であると噂があると教えた。云沐が聾者であるというのは云尚からも聞いていた。

 若非は今まで努力してきたのに、諦めたくないと云沐に話した。若非は柳琴(りゅうきん)がダメでも羯鼓(かっこ)がある。右手がダメでも左手がある。手がダメなら足があると。それを聞いた云沐は九如盛宴で演奏できるかもと方法を思いついた。

 小七が梁(リャン)からの招状を、城主数人と連名で“月明楼へお招きしたい”と言っていると渡した。様子を探りたいだけだろと断ってくれと頼んだ。そこへ十一(シーイー)たちが云沐は聾者だという噂を聞いて怒って帰ってきた。信じていなかったが、若非たちの雰囲気に察した。

 小七は身内を疑うが、この時期に噂を流すのは云尚ぐらいだと云沐はいう。次の手があるから云遥で自分を殺さなかったんだ、明日の宴は“鴻門の会”になりそうだという。

 云沐は若非と小七を連れて明月楼へ行った。彼らは云沐が聾者であることを確かめようとしたが、若非の鈴の音でバレずに済んだ。このことは領主にも報告され、領主も安心したが、噂を流した者を密かに探らせた。云尚にも知らされ、確信が持てなくなったが、裏があると考えた。小七が可能性として高いため、九如盛宴の前に小七を殺せと云尚は阿金(アージン)に命じた。だが、云尚は若非が怪しいと思い直し、九如盛宴では何とかして若非を云沐から引き離せと作戦を変更した。だが、どうやって伝達しているかは分からなかった。

 若非は云尚と珊珊が何か企んでいるはずと心配だった。

 若非は黄莺たちに皆がいたおかげで九如盛宴に出られると礼を述べ、出発した。

 九如盛宴が始まり、幻楽坊と緑光楽坊の楽師による献奏が行われる。珊珊と若非は前に進み出て挨拶をした。

 まずは幻楽坊から。(こんなにたくさんのメンバー構成だったっけ?練習してる時いなかったじゃない)

 次に緑光楽坊の番だ。若非は大きな鼓の上で踊りながら演奏し、会場の人間たちは演奏と一体化した。焦ったのは珊珊と云尚だった。 #22

 

 緑光楽坊の演奏は領主も大変気に入った。だが両者の演奏は甲乙つけがたく選定が難航しているとして、大楽正の発表は後程ということになった。

 配膳係が若非の衣装をにこぼしてしまい、衣が汚れてしまう。そこで着替えに行くことに。帰りが遅い若非に黄莺は誰かに陥れられた?という。云沐が捜そうとしたが、云尚に絡まれたため、靳商羽たちに小七を捜せと伝えた。

 小七は連れ去られたのかもと。靳商羽は小七と黄莺で手分けして捜すことにした。

 云尚は領主と云沐に聾者の噂について好き勝手言われるままではよくないと、もっともらしい理由を述べる。そして噂を打ち消すには聾者ではないと示せばいいでは?と楽師に1曲演奏させて、曲名を当てたらと提案した。

 若非は乾いた井戸の中で縛られていた。自分を狙うことは云沐が危ないと言うことだと若非は脱出しようと思うが…。

 演奏が始まったが、云沐には全く聞こえなかった。演奏が終わり、云沐は立ち上がった。そして改編がお世辞にもいいとは言えない、失望したと批評し、曲名を当てた。

 云尚は驚いた。若非も小七も近くにいないのに、なぜ当てられた?と。

 実は若非は靳商羽と黄莺に助けられ戻っていると、曲が聞こえてきた。そこで鈴で曲名と改編していると伝えていたのだ。これで聾者であるという噂は払拭された。

 領主は云沐を东盛/東盛(とうせい)の佑主に命じた。

 そして摇山夫人は若非を天下第一の楽師として大楽正に封じた。

 怒りを隠した珊珊には、楽令(がくれい)に命じられ、幻楽坊で凌楽正を補佐することに。

 若非は領主と摇山夫人に募集要件を変更したいと進言する。今の規則では官楽坊に入れない成員がいる。赵猴儿は太っていて容姿がそぐわない、十一は指が6本あるから普通ではない、阿标は出自に問題があると言われた。才能があるのにそんな理由で入れない。だから私楽坊を作った。官楽坊と私楽坊に優劣はなく役割が違うだけだと考えると。官楽坊の音楽は、东盛の顔として当然尊重するし、同様に私楽坊の音楽も尊重するべきだと話した。

 云沐も賛成し、領主に大楽正封典で幻楽坊と私楽坊で合奏してはどうかと提案した。

 領主は仕切りを任せ、当日もう一つ大事な発表をすると伝えた。

 私楽坊が封典に参加できると聞き、全員で喜んだ。そこで黄莺は若非を見つけたきっかけを教えた。鼻がいい黄莺が若非の衣についた肉の汁物の匂いを辿って見つけたのだ。

 

 珊珊は楽令としてもらった品を見ていたが、またが鏡の中の珊珊が話しかけてきた。口封じの品だ。領主と夫人はこれで賜婚は帳消しだ。あなたは負けたのよと。だが負けを認められない珊珊は、云尚がいれば勝ち目はあると。

 云尚は云沐に負けたと酒をあおり、黄辅/黄輔(ホアン・フー)の位牌に謝った。もっと早く始末していればというが、珊珊が来て遅くないと言い説得した。

 珊珊は云沐は佑主になったばかりだから、云尚につく人もいるはずだし、大楽正封典の場はきっと防備も緩いはずと。云尚は封典の場を自分たちの最後の戦場にしてやると決めた。

 云尚と珊珊は封典に向けて準備を行った。珊珊がいるため武器の持ち込みや仲間の潜入がたやすいのだ。

 今までと違い食欲旺盛な靳商羽に黄莺はこの先どうするのか聞いた。靳商羽は大楽正封典以降は遊歴するという。黄莺は自分たちのことを考える気は?答えが欲しいと言う。答えようとした靳商羽は楽師たちが自分を見ないことにおかしいという。黄莺は笑うが、靳商羽は真面目だった。

 云沐と若非はあの時緑光を見ていなかったら…と話し、“緑光を見たら奇跡が起きる”の伝説は本当だったと。だけどあれから碧玉(へきぎょく)も消えたようで捜しているのに見つからないと云沐に話した。云沐はきっと役目を終えたんだろうという。

 幻楽坊では珊珊たちの計画が着々と進んでいた。

 大楽正封典の日。授与が行われ、正式に若非は大楽正になった。そして摇山夫人から“本日より全ての官楽坊の選抜において、外見や出自による採用を禁じ、その採否を音楽の才で決めるものとする”と宣言された。若非の意見が全面的に認められたのだ。

 緑光楽坊の献奏が行われようとしたその時、云尚が本性を現した。兵たちが取り囲み、云尚は云沐の佑主を廃してくれと。 #23

 

 その場から立ち去っていた珊珊は、大楽正の衣を身にまとい準備していた。

 云尚は丹阳/丹陽(たんよう)、襄平(じょうへい)の城主が1万の兵を率いて城外にいる。我ら城主3人は改めて云沐の佑主の撤回を求めると領主に言った。

 云沐は今なら引き返せると言うが、それで手を引くと言うわけがなかった。その状況を見ていた珊珊はほくそ笑む。だが云沐が小七を呼ぶと複数の矢が兵たちを射抜いた。逆に云尚が取り囲まれることに。

 云尚の様子を見て云沐は城外にいる2人の城主に知らせたいのだろうが、今頃2人は司監台に向かう頃だと教えた。

 靳商羽は楽師が自分を見ないことに変だと思い、わざと包子を投げた。彼らの動きで武芸の心得がある。楽師ではないと確信したため、云沐に伝えていたのだ。

 

 自分はお前の指導役だと云尚はいい、教えてやると云沐を倒そうとする。阿金の動きに気づいて靳商羽が対応しに行った。

 戦いを見ながら珊珊は負けないと何度もつぶやいていた。

 靳商羽は阿金を倒した。(前回戦ってた時も思ったけど、楽器を武器にするってどうなの?傷いきまくりなんじゃ?)

 云沐が危ないと思った小七は矢を云尚に向けて放つのを見た領主は2人を助けた。そして云尚は取り押さえられ、領主が自ら審問することに。

 珊珊はまだ手はある、これで終わらないと呟いている所を見た若非は、あることに気づいた。

 珊珊は導火線に火をつけ、地獄に落ちろと笑った。しかし後ろには若非が。こうなったのは全部お前のせいだという珊珊は爆発すると思ったが、爆発は起こらなかった。爆弾はとっくに取り除いていたからだ。

 しかし珊珊は事実を受け入れなかった。そしてその結果、正気を失った。若非は死に、自分が大楽正になったと。この様子に靳商羽は邪念に食われたんだという。若非は一筋の涙を流した。

 領主はまだ分からないのか、弟だが我が子のように接してきた。なぜ謀反を企てた?という。云尚は珊珊と云沐に賜婚を命じたことを愚痴った。そして云沐が生まれる前は自分を佑主候補として鍛えてくれたのに、云沐が生まれてから云遥に追いやった。裏切られたと思っていたのだ。

 領主はなぜ云尚を云遥に行かせたのか話した。それなのに耳にする話は他の城主と組んで私欲に走る姿ばかり。

 云尚は聾者に任せるのかとまだ言っていた。そこで云沐は自分の失聴した原因を知っているのか?と。12年前の話をした。

 領主はこの話の事実を初めて知った。

 更に云沐は、云尚が自分の命を狙ったことを領主に知らせなかったのは、云尚の退路を残し、一縷の望みをかけたためだ。自らの行いを認める覚悟は?と話した。

 認めても認めなくても同じだと言う云尚は、領主が賜婚を命じるまで自分に殺意はなかったと。12年前のことを話し、それが原因で失聴になったことを謝った。領主も気づかず、辛い思いをさせたと。

 領主は云尚は謀反を企てたため死罪に値するが、これまでの戦功と相殺し、庶民への降格に留め幻楽への入城は生涯禁じる。とした。云尚は珊珊は自分の罪と無関係だ…と言うが、云沐から珊珊は正気を失ったまま行方不明になったと知らされた。

 領主は云沐に情勢が見えていた、云尚の動きを一歩先を読んでいたし、民への被害を出さなかったと。天下を治めるのは耳ではない、心だ。りっぱな領主になるだろうという。

 黄莺は靳商羽に私とのことを考える約束の答えを迫るが、考える時間は長いほどいいと答えた靳商羽に、もう考えなくてもいいと行ってしまった。黄莺は追いかけてきてくれないと思ったが、後ろから声をかけられた。靳商羽に。

 靳商羽は黄莺と遊歴することに決めたのだ。

 十一と赵猴儿も云遥に帰ることにすると言われた若非は、婚儀を延ばしたいと言い出す。理由を聞いた云沐は確証が欲しいと言うが、若非は明確にいつとは言わず、巡回音楽会をしたいと夢を語った。云沐は渋ったが、靳商羽は黄莺と遊歴に出たと知り喜んだ。そこで行かせることに。

 云尚は珊珊を見つけた。大楽正だと言い箜篌を弾く真似をする珊珊に、云尚は涙した。珊珊は云尚が分からなかった。夫だという云尚を珊珊は信じ、云尚の手を取って一緒に家に帰ろうと。その様子を小七は見ていた。

 

 半年後。若非は云沐に云遥での演奏会が最後だと知らせてきた。

 領主の許可をもらった云沐は小舟で云遥に向かった。船頭は云遥は大楽正を2人出た。1人は摇山夫人。もう1人は天下一の緑光楽坊を作ったと若非を褒めた。

 緑光楽坊に靳商羽と黄莺が帰ってきた。云沐と小七もやってきた。

 そして若非が登場し、云沐は抱きしめた。それだけで観衆たちは盛り上がった。

 若非は求婚したい、幻楽に戻って佑主夫人になりたい。佑主殿は受け入れてくれる?という。大歓迎だと言う云沐に若非は口づけし、祝福された。

 

 

 権力争い、恋愛、音楽それぞれに力を入れてある。権力争いは正直、黄辅がいなければ争うことはなかったのではないだろうか?とも思う。ただ云尚が最終回まで他の城主と手を組んで私欲に走っていたことは分からなかったから、ただの恋愛脳城主にしか見ていなかったわ。

 魏哲鸣と少し前に観た「花溪記」に出てた徐方舟が出ていたからブログを書き上げられたと言っても過言ではない。

 张月はやっぱり最初はいい人、途中から本性が露になる役が合う。鏡の中の自分と話すなんて、その時点でもう精神ヤバいだろ。精神崩壊しても云尚がいてくれて良かったね。

 黄莺は性格キツいし、粘着がすごいし、いくら音楽の才能があっても、あれだけ追ってこられたら靳商羽のように逃げるわ。しかも異性が話していただけで敵意向けるし。ただのストーカー。よく靳商羽も最後は彼女を受け入れたと思う。

 ドラマの流れとしては、そんな捻りもなく、王道の流れ。どのCPにものめり込めず、小七の気持ちが一番理解できたわ。主愛が重いけど。

 音楽を奏でる尺もしっかり取っているので、それも十分に楽しめた。

 

【主要登場人物紹介】

苏若非/蘇若非(スー・ルオフェイ)役

许佳琪/許佳琪(シュー・ジャーチー)  1995.8.27生まれ  170㎝

代表作:斗罗大陆之燃魂战(原題)、清风朗月花正开(花ざかりのプリンセス)、如意芳霏(如意芳霏~夢紡ぐ恋の道~)

 

云沐/雲沐(ユン・ムー)役

魏哲鸣/魏哲鳴(ウェイ・ジャーミン)  1990.5.23生まれ  183㎝

代表作:你是迟来的欢喜(原題)、以爱为营(始まりは君の嘘)、贺先生的恋恋不忘(ナイショの契約婚~パパはロマンス中⁉~)

 

靳商羽(ジン・シャンユー)役

吴希泽/呉希澤(ウー・シーザー)  1996.10.19生まれ  186㎝

代表作:爱你(素敵な恋の咲かせかた)、惜花芷(惜花芷~星が照らす道~)、少女闯江湖(無敵なお嬢様は手におえない!)

 

苏若珊/蘇若珊(スー・ルオシャン)役

张月/張月(チャン・ユエ)  1994.9.14生まれ  169㎝

代表作:玫瑰的故事(彼女は薔薇)、我的人间烟火(消えない初恋)星汉灿烂(星漢燦爛)

 

云尚/雲尚(ユン・シャン)役

黄宥明(ホワン・ヨウミン)  1986.4.15生まれ  180㎝

代表作:岁岁清莲(恋心が芽吹く頃~Blooming Days~)莲花楼(蓮花楼)、山河令(山河令)

 

黄莺/黄鶯(ホアン・イン)役

鲁照华/魯照華(ルー・ジャオホア)  1996.11.11  160㎝

代表作:承欢记(承歓記~人生最高の出会い~)、你好,对方辩友2(原題)、白狐的人生(原題)

 

小七(シャオチー)役

徐方舟(シュー・ファンジョウ)  1995.8.16生まれ  185㎝

代表作:不眠日(不眠日ーメビウスー)、花溪记(花渓記~君が空から舞い降りて~)、那小子不可爱(キュート・ボディーガード~恋した彼女は最強でした~)

 

【オープニング曲】许佳琪  〈不负相遇〉

 

 

 

【エンディング曲】胡夏  〈赋情衷〉

 

 

 

 

 

【挿入歌】魏哲鸣  〈默许〉

 

 

 

 幻楽森林(原題:幻乐森林)観ました。  ネタバレ注意!

画像来源:幻乐森林公式微博

 

 

 2/3幻楽森林/幻乐森林はこちら↓

 

 

 

 苏若珊/蘇若珊(スー・ルオシャン)【以下:珊珊(シャンシャン)】は云沐/雲沐(ユン・ムー)を呼び出し、「碧玉(へきぎょく)思」という曲を聴いてもらう。そして云沐にいくつか質問させてと言い、云沐の気持ちを聞き出そうとし、自分の気持ちを伝えていると、突然吊り燈籠が落下した。碧玉を守ろうとした珊珊は脚にケガをしてしまう。

 珊珊は改めて云沐の気持ちを聞くが、云沐は碧玉も珊珊も大切だが、友情であり、愛とか恋とかではないと伝えた。

 云沐は苏若非/蘇若非(スー・ルオフェイ)【以下:若非(ルオフェイ)】に様子がおかしいと、珊珊と仲違いしたのか聞く。理由を知り、云沐ははっきり伝えたからと安心させた。

 吊り燈籠が落下した原因は、一応ネズミの仕業ということになった。しかし小七(シャオチー)は事故とは思えないと。云沐もおかしいと感じた。

 云尚/雲尚(ユンシャン)が珊珊のために用意した馬車に触れた子どもを車夫が鞭で打ったのを見て、珊珊は車夫を𠮟りつけ子どもを助けて馬車に乗せた。まだ痛むという子どもに珊珊は自分の腕の傷跡を見せ、努力したら自分のようになれると話した。

 云沐は希望をくれた碧玉の少女のままだと感服した。

 一人になった珊珊は自分の腕に傷をつけられた時のことを思い出していた。珊珊は親が亡くなり、若菲を助けたことにより苏家の養女となっていた。

 選抜が開始された。そして審査の結果、清和組が1位を獲得した。

 が、云尚が珊珊が参加できなかったのは不公平だと待ったをかけた。云沐はそれは残念だが、選び抜いた1位は清和組で、これを無しにするのも不公平では?という。諦めきれない云尚が若非に意見を求めると、黄莺と若非は珊珊の参戦に賛同した。

 このことを伝えに若非が珊珊の部屋に行くが、油壷を倒してこぼしてしまう。そこで棠雪(タン・シュエ)に分けてもらいに行った。

 珊珊は自分に勝利を奪われてもいいの、勝つ自信があるとか?と言い、また云沐のことを譲ってと言う。仲違いしたくない若非は話をしようとするが、珊珊に酉の刻に楽器坊で話そうという。

 若非が楽器坊に着くと火の手が上がり、若非が放火犯だと決めつけられ、云尚は怪しいと司監台に連れて行く。靳商羽(ジン・シャンユー)が阻止しようとするが、後ろめたいことがないからと若非は司監台に。

 云沐は司監台に赴き、自ら若非に尋問し、証拠探しは自分も手伝うからと若非を頼んだ。

 靳商羽は楽器坊に入り調べていた。云沐に昨日の火の勢いなら助燃剤を使ったに違いないと。それを見つければ潔白を証明できるという。それを聞いた黄莺/黄鶯(ホアン・イン)は夜来香の臭いがするという。

 云沐は夜来香は摇山/揺山(ヤオシャン)夫人の愛用品で、大楽正(だいがくせい)になった時に幻楽坊の灯油に加えるようになった。つまり灯油を助燃剤に使ったと考えた。

 云沐と靳商羽に頭を下げられた黄莺は、灯油の場所を特定した。そこで灯油の残量と記録を調べて放火犯を突き止めようとした。 

 珊珊たちの演奏に云尚は大変満足した。凌(リン)楽正と礼部の梁(リャン)は若非たちに軍配が上がったが、火事の容疑者を参加させるわけにはいかない、祭天大典まで日がないからと、仕方なく珊珊たち首陽(しゅよう)組に領導してもらうことにした。

 云沐と靳商羽が放火の証拠が出たと皆を集めた。凌楽正は管事処の記録では灯油を余分に持ち出した者はいないという。

 棠雪と周雅(ジョウ・ヤー)が若非が灯油を借りに来たと証言した。若非は珊珊の灯油をこぼしたから珊珊に渡したという。確かめに行くと油壷の灯油は満杯で云尚は若非が嘘をついたと決めつけた。

 云沐は若非の無実を証明できるのは珊珊だけだと、灯油は珊珊が頼んだのか聞くが、珊珊はなぜこんなことを?なぜ放火したの?という。自分の言葉は真実だと言う珊珊に、若非は衝撃を隠し切れなかった。

 靳商羽や黄莺も若非の無実を信じたが、今は司監台に連れて行かれるのを見送るしかなかった。

 祭天大典では珊珊たちが演奏を行った。領主と摇山夫人は珊珊の話をし、先日云沐が口づけした女子とは珊珊だと勘違いしていた。そのため領主は云沐と珊珊が相思相愛だと思い、仲立ちすると言い出す。

 これには云沐と云尚は驚き、云尚は云沐を責めた。あの場で撤回しなかった理由を話すと云尚は冷静になり、2人で領主の所へ向かった。しかしこのことは幻楽(げんらく)坊で噂になっていた。珊珊は思い通りになり嬉しかった。

 領主に云沐は想い人は違う人だと、云尚は自分が珊珊と両想いだと訴えた。領主は放火した女の名が苏若非だと覚えていた。云沐は決まったわけではないと言うが、反対され、近日中に賜婚の正式文書を出すと言われてしまう。

 云沐は一晩中跪いたままだったことが領主と摇山夫人に知らされる。摇山夫人は自分の勘違いで縁結びしたのが発端だと言うが、領主は面子もあり、自分の意見を突き通そうとした。

 摇山夫人は云沐の話を聞き、若非はいい子なんだと思うが、領主にも考えがあると、大楽正を再選する理由を話した。だが、云沐は心の取引はできない、両親のように愛し合う2人でいたいとお願いするが、領主は既に若非を幻楽坊から除籍し、幻楽城から追放すると命を下したから別れをしてくるようにと言う。

 撤回できなかったと聞いた云尚は、云沐が初めから珊珊狙いだったのではと疑う。

そして絶対に珊珊を渡さないと。

 

 云沐は珊珊に嫌な思いをさせるが、婚姻以外何でも聞くと珊珊からも撤回をお願いしてもらおうとする。だが珊珊の望みは云沐との婚姻だと言われる。

 鏡の中の珊珊は大楽正になるために少君(しょうくん)夫人の立場が必要なだけ、彼の気持ちは関係ないと自分たちの“連環の計”は成功だという。吊り燈籠が落下したのも、若非に油壷を倒させたのも、楽器坊を放火したのも珊珊の仕業だった。(毎回そんなタイミングよくできるかな?)摇山夫人に気に入られたくて夜来香の調合を学んだのが役に立ったという。

 云尚も珊珊の婚約を破棄してもらいに行こうと言うが、領主の命だからと珊珊は拒んだ。(で、なぜか云尚の怒りは云沐に)

 云沐は放火の件は珊珊が嘘をついていると確信しているが、証拠がないし、なぜこんなことをするのか理解できないという。

 云尚は黄辅/黄輔(ホアン・フー)に死士を云沐の刺殺に向かわせるよう指示した。黄辅は聾者なのは間違いないから自分に、というが、聾者だからなんだ、殺せと云尚は怒りに任せて黄辅の話を聞かなかった。 

 靳商羽と黄莺は毎日司監台に行き、若非に会っていた。若非は珊珊が嘘をついた理由が分からないという。黄莺は若非を陥れるためだと。祭天大典の楽師になり、云沐との賜婚も下されたと教えた。だから珊珊があんな嘘をついたのだと若非は分かった。

 云沐はどうやって火をつけたのかずっと考えていた。ふと蝋燭に目がいき、吊り燈籠が落下した場所へ行ってみる。すると柱に弦が押し付けられた跡を見つける。

 若非の追放令が出された。靳商羽は云沐に一生罪を背負うことになるという。云沐は犯人は珊珊の可能性が高いこと、何らかの方法で出火時間を操作したことを靳商羽と黄莺に話した。だが証拠が見つからなかった。

 少君府では小七が間者を捕らえたというが、負傷したと云沐に知らされた。小七は猛毒にやられてしまう。解毒薬を飲ませたが、体内に残留する恐れもあると聞かされる。

 間者は黄辅の者だった。間者は腕を失ったが小七に毒鏢(どくひょう)で応酬したと黄辅は報告を受け、手を下す絶好の機会だと考えた。

 云沐は若非も小七も失う悪夢を見る。夢の中で云尚に“人を盾にしてお前は隠れているのか”と言われた云沐は…。

 珊珊が牢にやってきて、領主から解放していいと言われたが、幻楽坊を除籍し、幻楽城から追放だと若非に教えた。珊珊は若非になぜ幻楽に来たのか聞く。云遥/雲遥(うんよう)にいたら仲のいい姉妹でいられたのにと。大楽正も云沐も自分のものだと言い振り返ると、云沐がいた。云沐は珊珊に目もくれず、若非の手を取り連れて行った。

 云沐は若非を信じているが、敢えて信じているとは言わず、「今の証拠の全てが君だと示している。領主は証拠しか見ない」という。そして離れるのが最善の選択だと。若非は失望した。だがこんな罪を着せられて幻楽を離れるわけにはいかないと、領主に直接話しに行くと言うが、云沐は領主は信じないとそれを阻んだ。

 靳商羽も掛け合ったが無駄骨だったと聞いた若非は、云遥に帰るのを決めた。自分には緑光(りょっこう)楽坊があると。2人も一緒に行くという。

 少君府で侍衛も含めた宴会があるから好機だと云尚は考える。黄辅はそれが怪しいと忠告するが聞こうとしなかった。

 黄辅たち刺客は云沐たちを襲った。大勢が亡くなり、云沐も負傷したと知った若非は…。

 黄辅たちの帰りを待っていた云尚は、阿金(アージン)から黄辅が死んだと報告を受けるが信じられなかった。

 黄辅の言う通りおびき寄せる罠で、小七も回復していた。捕らえられた黄辅は火磷(かりん)丸を使い自害した。これでは証拠にならなかった。

 云尚は自分が強引に行かせたせいだというが、仇を取ってやろうと剣を取った。しかし男女の情に流されるな、目を覚ませと黄辅が言っているんだと止められ、云尚は黄辅を失ったことに泣いた。

 若非は少君府に行き、書房で碧玉を見つけた。云沐に自分の碧玉がなぜここに?と聞いた。云沐はあの少女は珊珊ではなく若非だったと知る。若非もあの時の少年が云沐だと。若非はあの時演奏していた音楽を演奏し、云沐は確信した。珊珊があの時から偽っていたんだと。

 だが、どうすることもできない云沐を見て若非は出ていく。云沐は引き留めたかったが、できなかった。

 一人になった若非は云沐と出会ってからのことを涙しながら思い出していた。そして鈴の腕輪を切って外した。

 小七は焼死体が黄辅と分かる物証がないため、云尚に繋がる証拠がないと云沐に話す。何の証拠がない以上、戦功厚い云尚を咎められないし、仮に領主が咎めたとしても云尚は認めずにしらを切り通すと云沐は考え、贈り物をして受け取るかどうか見ようと。

 云尚は云沐が来たと聞き、怒りから剣を持って行こうとしたが、阿金に説得され冷静になり、いつも通り甥を気にかける叔父を演じた。

 そんな云尚に云沐は刺客が黄辅だったと伝えた。しかし云尚は笑い、黄辅は半月前に辞めて帰郷したという。そこで焼死体を返した。それでも認めないため云沐は亡骸を無縁墓地に、と小七に伝えた。

 云沐はここからは我慢比べになるが、云尚は黙っていないと考えて屋敷の防御を強化するよう指示した。若非たち3人が城外へ出たことを知り、云沐は密かに護衛させ、若非の状況を毎日報告するように命じた。

 云尚は黄辅を偲んでいた。位牌も立ててやれず、骸も拾えず無縁墓地に。と申し訳が立たなかった。

 

 云沐は珊珊を訪ねる。云沐は硬い表情でもう片方の碧玉を受け取りに来た。碧玉の少女を騙り、自分に近づいた目的は何だと問う。その問いの返事を聞いた云沐は、珊珊がどんな手を使っても若非の代わりにはなれないと言い、

楽器坊の放火は誰か分かっていると遠回しに言い、言いたいことを言って去っていった。

 珊珊にとって若非が追い出されても云沐を引き留められないのは予想外だった。そこで云尚を利用しようと会いに行き、云沐との婚姻を破談にしたいと訴えた。そして珊珊は大楽正に関しての噂を話し、領主は云沐に大楽正を娶らせ美談を引き継がせたいのかもという。それを聞いた云尚は、領主の座も云沐に?と考えた。

 云尚と珊珊は話し合い、珊珊は云沐を云遥に誘き出す手立てを考えた。

 云尚は珊珊が自分に近づく理由に気づいていた。自分に気がないことを分かっていても、それでも好きなんだと。そして必ず佑主(ゆうしゅ)の座を云沐から奪い取ってやると、名もない黄辅の位牌に自分の決意を告げた。

 云尚は阿金に云遥苏/蘇(スー)家の双喜(シュワンシー)という侍女に文を渡し、指示があるまで云遥で待機を命じた。

 若非は靳商羽たちを連れて苏家の屋敷へ戻った。両親も靳商羽があのぽっちゃりさんだとは気づかなかった。黄莺はお母さんか…と羨ましがった。

 そして若非は2人を緑光楽坊に連れて行った。若非は十一(シーイー)たちに今後は靳商羽たちも仲間だと伝えた。

 若非の状況の報告を読んだ云沐は、報告を早めてほしいというが、小七からこれ以上は無理だと言われてしまう。云沐は碧玉を一つにして、若非を想った。

 若非は一人で演奏しながら泣いていた。 

 

 緑光楽坊の成員募集を靳商羽と黄莺が行っていた。すると若非が云沐の誘惑に失敗して屋敷から追い出されたという噂が。靳商羽は、虚言や中傷する者は幼馴染の自分が容赦しないとその場を治めた。

 この噂は若非の両親も耳にし、若非は想いあっていたけれど誘惑はしていないという。だが、戻ってきた本当の理由を言えなかった。両親は若非の味方だった。

 云沐もこの噂を知る。阿金が幻楽を出発したと聞き、云沐自身が云遥に行くことにする。自分が奴らの標的になるために。

 領主は放火犯のために云遥へ行くとは馬鹿げていると言う。云沐は証拠はないが、若非ではないと確信が。自分の迷いが濡れ衣を着せたのだと説明し、少君の立場を忘れるなと分かろうとしてくれない領主に、別の相手を娶れというなら少君の罷免をと口論になった。

 云沐は吴为/呉為(ウー・ウェイ)と刘新年/劉新年(リウ・シンニエン)から楽器坊を片付けていて妙なものを見つけたと木片を渡され説明を聞き、有力な証拠だと礼を言った。

 

 珊珊と云尚は計画通り云沐が云遥に向かったと、云遥に入ったが最後、生きて帰すものかと話していた。

 わざわざ若非や緑光楽坊のことを悪く言い、靳商羽に自分の楽坊へという者たちがやってきた。靳商羽は流言飛語を簡単に信じ、勝手な正義を振りかざすとはと呆れた。彼らからこんな楽坊に誰が加入したいと?と言われるが、そこに加入希望だと云沐がやってきた。

 若非は拒むが、云沐に押し切られて雑用係でよければと。云沐はそれでも構わないと加入した。その場にいた者は噂はでたらめだったのかと話した。

 云沐は若非が楽坊を再建する間ここにいたい。噂も静まるだろうから悪い話ではないという。若非は云沐に雑用をこなせないと思い、出ていくかと思った。だが小沐(シャオムー)と呼ぶ手を使ってもダメだった。それでも特殊な身分だからと告示は外させた。

 云沐は自分の考えが間違っていたと謝るが、若非は顔も声も見たくないし聞きたくないと拒否した。しかし云沐は自分の気持ちを伝えた。

 赵猴儿/趙猴児(ジャオ・ホウアル)や阿标/阿標(アービアオ)が急におかしくなった。靳商羽も。原因は云沐が知らずに昼餉に使った毒草だった。十一に解毒できる薬草の絵を描いてもらい、云沐は一人で探しに。小七に責められた若非は待てないと口実を作り、見てくると。

 薬を飲むのを拒む靳商羽に黄莺は力ずくだと口移しで飲ませた。すると靳商羽は好みの味だと黄莺に口づけした。

 若非は必死で探す云沐を見て、聞こえないのに一人で飛び出して周囲に心配ばかりかけると思うが、自業自得だとも思い、声をかけずに云沐を見守った。若非が蛇がいることに気を取られているうちに、云沐を見失ってしまう。云沐を捜し出せない若非は演奏して聴かせた。

 阿金たち刺客たちは鈴が張り巡らされているのを確認し、撤退した。

 靳商羽は云沐を呼び出し、これ以上若非を傷つけるなという。云沐は二度と傷つけないためにそばで守りたいと。信じているが、証拠がなく珊珊を犯人にできなかった。賜婚については父と口論したが、まだ打開できていない。自分から離れれば危険は及ばないと思っていたと、身内同士の権力争いのせいで若非を巻き込んでしまう。それで離れる決意をしたんだと、領主とのやり取りを話した。それを若非は聞いていた。だが…。

 靳商羽は一度だけだと信じるが、何か裏があればただでは済まないと忠告した。 

 云沐は雨が降ったら若非が中に入れてくれると期待したが…。若非が様子を見に行った時には云沐はいなかった。云沐は靳商羽の部屋で着替えをさせてもらっていた。

 云沐は靳商羽に彼の知っている若非を教えてもらった。着替え中に何度も声をかけたのに返事をしなかったという靳商羽に、云沐は実は耳が聴こえないと打ち明けた。なぜ失聴したか、女好きを装って音楽にふけっているのは云尚に猜疑心を持たせないため、若非と出会い、彼女の演奏が聴こえたことなどを話した。そして云遥に来た理由を話し、万が一のことがあれば靳商羽に若非を守ってほしいと頼んだ。

 小七が噂を流した者は双喜という女子で、銀子を使って噂を流させたと報告しているのを聞いた若非は珊珊に仕えていたうちの侍女だと。まだ自分が目障りなんだと分かった。

 云沐はこのことを靳商羽に話し、珊珊がいつから云尚と結託し事を起こしているかが気がかりだと。靳商羽は夜襲の場合は防ぎきれないと黄莺に話して一緒に寝かせてはと提案する。だが、云沐は外にいる自分をまず狙うだろうと。

 云沐は布を使って予防線を張ろうと若非に渡した。云沐は小七に若非はまだ自分に気があると話していると、蝋燭の上に布が。火が燃え移るところだった。小七の一言で云沐は放火の手口が分かった。

 云沐は若非に蝋燭の中に導火線を仕込んでいたと実演して説明した。これで犯人は現場にいる必要がないと。そして吴为と刘新年が楽器坊で拾った木片を見せ、楽器坊から証拠を持ち去った者がいるはずだと話した。

 まだ調べていてくれていたことに若非は感謝した。若非はまた鈴の腕輪をつけた。赵猴儿たちが云沐をこき使おうとして若非は、節度がない、私の雑用係だと怒った。十一は風向きが変わったと感じた。

 靳商羽は黄莺から逃げていた。云沐は若非からまだ許してもらえないという。靳商羽に若非が特に大事にしていた約束は?と聞かれ、云沐は感謝した。そして最後まで手を貸してくれと。

 云沐は若非に知られないように靳商羽だけでなく阿标たちにも協力を頼んだ。

 若非が黄莺と街から帰る途中、気づくと黄莺がいなくなっていた。先へ進むと云沐が「緑光吟」を演奏して待っていた。箱いっぱいの蛍を放った演出に若非は喜んだ。

 云沐は碧玉を若非に渡し、許してほしいと気持ちを伝えた。

 陰から見ていた赵猴儿たちはさすがの若非も折れるだろうと。靳商羽も感動し、黄莺も云沐がここまで一途だったとはと、誰かさんと違うという。都合が悪くなった靳商羽は逃げた。

 靳商羽は包子を笑顔で食べた。もう太るのが怖くないと。 

 

 仲直りした云沐と若非は朝から仲の良さを見せつけた。

 見回りをしていた小七は仕掛けた鈴の音が聞こえ、しかも少数ではないと気づいた。すると刺客が現れたため狼煙をあげて云沐に知らせた。そこに大勢の刺客が云沐たちを狙った。

 複数の矢が放たれ、若非を守ろうとした阿标が犠牲になってしまった。

 靳商羽と黄莺が駆け付け、靳商羽は云沐に若非と逃げるよう促し、黄莺は演奏し刺客の脳に打撃を与えた。云沐たちは逃げても多くの刺客から攻撃を受ける。攻撃を交わしていたが、若非は刺客に右手を踏みつけられてしまう。それを云尚は陰で見ていた。珊珊から狙いは若非の手で、負傷させるだけでいいと言われていた。

 云尚が放った鏑矢(かぶらや)が云沐を守ろうとした若非に当たってしまう。云尚は云沐が鏑矢の音に気づいてなかったため、黄辅の言う通り聾者で間違いないと確信を持った。怒った云沐はひとり刺客に立ち向かう。云尚はもう一度矢を放とうとしたが、小七たちが駆けつけたため撤退させた。別の手があると。

 云沐は自分も傷を負いながらも若非の手当てをし、目を覚ましてと呼びかけていると緑光が。緑光を見たら奇跡が起きると、緑光に若非を助けてくれとすがった。

 奇跡は起き、若非は目を覚ました。そして2人の碧玉は消えてなくなった。

 若非は今回も云尚の仕業で佑主の座を奪うためだと思うが、云沐は今は珊珊も原因かもという。云尚は自分が珊珊を奪うと誤解し、いくら若非しかいないと明言しても信じなかった。更に黄辅が死んで自分への殺意が強まったと云沐は説明した。

 若非たちは阿标の墓を建てて祀った。若非は怯えて逃げ回るくらいならこっちから出向いて思い切り暴れてやると幻楽城に戻る決意をする。そして大楽正になって东盛/東盛(とうせい)に緑光楽坊の名を広めると。

 皆も行くというが、黄莺が若非は領主に追放されたことを思い出させた。それに関しては云沐は汚名をそそぐ、皆を幻楽城に連れて行くという。それを聞いた黄莺は幻楽城に旋風を起こすと。

 踏みつけられた手はまだ痛むが、若非はすぐに治ると云沐を安心させた。若非は云沐が云尚と対峙することになるため、いつどこで危険な目に遭うか心配だという。2人は一緒に戦うことを約束した。

 黄莺は薬を持ってきてくれた靳商羽に塗ってもらおうと衣を脱ぎだす。拒んだ靳商羽に黄莺は口づけもしたし、抱き合ったのだからもう身内じゃないの?という。だが、事故だと言われ黄莺は傷ついた。自分たちを隔てているのは若非かと思っていたけど、私だったのねと言い部屋を出て行った。靳商羽は悪いのは自分だと呟くが…。

 黄莺を見つけることができなかったため、靳商羽は若非たちに先に行くよう促した。自分たちは後で追いかけると。

 待ち合わせ場所に靳商羽は来たが、黄莺は見つけられずにいた。

 云沐は参内し領主に証拠の木片を渡して、若非の無実を訴えたが、またあの女のことかと怒った。しかし云沐は正論を説いて話を聞いてもらう。領主は若非への疑いは解けたが、真犯人が見つかるまで幻楽坊の楽師には戻さないという。だが領主は云沐の一途な想いに感心した。

 云尚が云沐を待っていた。2人ともハッキリ何かとは言わないが、手に入れると宣言した。

 若非たちは珊珊に会いに行き、幻楽坊に勝負を申し込む。文句があるなら今度は音楽で勝負と宣戦布告した。クズ楽坊だと言われるが、靳商羽は自分も一員だという。

 珊珊は上から目線で断ろうとする。頭に来た赵猴儿が苏家の車夫の…と人に知られていない秘密を言いそうになるが、珊珊と若非に止められた。 

 

 4/4幻楽森林/幻乐森林に続く。

 

 

 幻楽森林(原題:幻乐森林)観ました。  ネタバレ注意!

画像来源:幻乐森林公式微博

 

 

 1/4幻楽森林/幻乐森林はこちら↓

 

 

 これで苏若非/蘇若非(スー・ルオフェイ)【以下:若非(ルオフェイ)】の忠誠心は明らかになり、云沐/雲沐(ユン・ムー)は密令の訓練を始めることに。小七(シャオチー)は若非が真剣に取り組んでいて、以前と別人のようだという。そして今日の云沐もおかしいと。

 刺客に襲われたと知った靳商羽(ジン・シャンユー)が若非の様子を見にやってきた。小七から2人が同室で寝起きをしていると聞いた靳商羽は、云沐が若非の傷口に蝶を描いてあげている所にずかずかと入っていった。云沐に靳商羽は突っかかり、若非はお互いの誤解を解こうとしたが、云沐は靳商羽を少君府から出て行ってもらうことにした。

 云沐は身内に手を出そうとしたからと靳商羽を若非に極力会わせるなと小七に命じた。

 

 云尚/雲尚(ユン・シャン)は苏若珊/蘇若珊(スー・ルオシャン)【以下:珊珊(シャンシャン)】に、流觴琴会(りゅうしょうきんかい)は例年曲合わせを通して楽師同士が縁を結ぶ会でもあるから、演奏する曲を教えてほしいという。珊珊は流觴琴会で云沐に曲を合わせて近づいておかないと、と考えた。

 靳商羽はコソコソと若非に会いに行き、閑静な屋敷を買ったから、そこで一緒に暮らそうと誘った。しかし若非は大楽正(だいがくせい)になりたいからと断った。

 云沐は新しい試みを思いついたと女子たちと遊ぶことに。その後、女子たちは云沐が若非と遊びたいだけだ、表向きは楽師だけど、実のところは側室だと愚痴っているのを珊珊は聞いてしまう。

 珊珊は云沐を流觴琴会に誘い、招待状を渡した。

 珊珊は少君(しょうくん)府で何をしているのか、云沐の側室だと噂されていると内情を知ろうとする。そして云沐を小悪魔だという若非に言動を気を付けるよう注意した。

 小七から音楽を通じた見合いの場だと教えられ、云沐は曲合わせをしなければいいだろうと考えた。訓練の成果を試すにもいい機会だと若非を連れて行くことに。

 珊珊と曲合わせしたい云尚は、何を言われても箜篌で演奏しようと練習していた。

 靳商羽が買ったばかりの屋敷を探り当てた黄莺/黄鶯(ホアン・イン)がやってきた。

 太るのが怖くて靳商羽は食べなくなった大好きな包子を黄莺に勧められ食べた。黄莺は靳商羽が遊歴が好きなのになぜ屋敷を買ったのか、その理由を自分を娶るためだと思った。

 黄莺は靳商羽を流觴琴会に誘った。靳商羽は興味はないと言ったが、若非が行くか気になった。

 珊珊はそれとなく云沐に曲合わせしてほしいと伝えた。

 靳商羽は若非にこの会の趣旨を教えるが、若非は仲間を見つけるのだと誤解した。だが凌(リン)楽正の話で見合いだと分かった。

 曲を鈴で教える任務を与えられ、鈴で肌を痛めた若非に云沐は薬を塗ってあげていた。すると珊珊が夫人の書いた「緑光吟(りょっこうぎん)」を演奏し始める。若非はなぜこの曲を?と思うが、自分もこの曲を選ぶと思った。

 云沐は珊珊は碧玉の少女の想いを伝えたかったのか?と思った。

 云尚が箜篌(くご)を受け取った。珊珊は思わず、「あのバカ」と言い、自分の苦労を台無しにされたと腹を立てた。云尚の演奏は若非にまるで綿打ちだと言われるほどのものだった。しかし云沐は難しい箜篌を練習するほど云尚は珊珊に夢中なのかと思った。

 云沐は若非に演奏をさせることに。そこで若非は珊珊から箜篌を借りて演奏した。緑光楽坊で演奏した曲だった。

 誰も音合わせに出てこないと思っていると、靳商羽が出てきた。云沐も。2人がお互いの狙いは分かっていると思っていると…欄干が壊れ若非が落ちた。珊珊は伸ばしかけた手を止めてしまった。

 鈴の音で気づいた云沐が助けるが、欄干が落ちてきて2人は川に落ちてしまった。云沐が何とか若非を水の中から引き揚げた。それを見ていた靳商羽が若非を抱きかかえて行ってしまった。

 若非は誤解されるからと下ろしてもらおうとするが、靳商羽は誤解ではないという。若非は云沐が大勢に取り囲まれてヤバい状況にあると思い出し、云沐の元へ戻った。靳商羽はそこまで云沐のことが好きなのか?と思った。

 そして若非と共に帰る云沐を見た云尚は、女で身を滅ぼすという。(人のことが言えるのか?)云尚に演奏が気に食わなかったか?と聞かれた珊珊は上手く言い訳して、云尚を納得させた。珊珊は云沐の想いが分かるまで、云尚の後ろ盾は失えないと考えていた。

 黄辅/黄輔(ホアン・フー)は云沐が云尚の注意の声が聞こえなかった、と言っていたのが妙だと思うと云尚に話した。聾の可能性もあると言うが、云尚は疑いもほどほどにしろと、動かぬ証拠をつかんでから言えとあしらった。

 

 小七は云沐が若非に対し特別な感情があると言うが、耳代わりだからだと云沐はいう。しかし若非の絵を描いているのはなぜ?と聞かれ、心の中に若非がいると言いたいのかと小七の言いたいことが分かる。否定するが、仮にそうだとしても、自分を好きでなければおかしいと言い出す。小七の話本を読み、云沐は向こうから言わせねばと思う。

 若非は好きになった?と思うが、縁起でもないと思い直し、冷静になろうとする。が、冷静になり切れないでいると云沐がやってきた。云沐の傷に薬を塗り、2人はお互いを意識した。

 珊珊は心の中のもう一人の珊珊と話していた。もう一人の珊珊は苏/蘇(スー)家の長女も、碧玉の少女の本当は若非だと。ならば今の立場も碧玉も捨てて、元の生活に戻ったら?というが、珊珊は絶対に諦めない。誰にも邪魔はさせないと。

 靳商羽は雨に打たれていた。黄莺は傘を差してあげるが、1人になりたいと言われる。

 黄莺はなぜ諦めないと言われ、好きだから、自分を好きになるまで諦めないという。雷が怖くてもそばにいるという黄莺を靳商羽は部屋へと連れて行った。

 黄莺の世話をしながら、靳商羽は初めて黄莺と会った時のことを思い出していた。この時も黄莺は雷に怖がっていた。  

 

 黄莺が目覚めると靳商羽はおらず、書き置きが。それを読んだ黄莺は幻楽(げんらく)坊に行くが、半刻前に申し込みを締め切ったと言われる。だが黄莺は同情を誘って申し込みすることができたと思われたが、珊珊に危害が及ぶのを恐れた云尚がそれを阻み、律令蔑視の罪で司監台に放り込まれそうになり逃げた。

 云沐は若非にやきもちを焼かせ、若非から告白させようとする。

 だが、逆に勘違いさせてしまうが、これまた都合のいいように解釈した。

 若非は心が乱れて練習に打ち込めずにいた。珊珊に会い、好きな人ができたらどんな感じだと聞き、その人のことを考えると心がかき乱れると話した。珊珊は云沐のことだと分かり、善人かどうか見極めなさいと伝えた。

 云沐が頑張り次第で幻楽坊に入れると約束してくれたと話すと、珊珊はもう申し込みは締め切られたはずという。そこで確かめに行くと、応募者の中に若非の名はなかった。怒った若非は云沐に直接文句を言いに行った。

 云沐は母親の摇山/揺山(ヤオシャン)夫人に頼んでおいた楽譜を受け取った。摇山夫人は云沐に遊びたいだろうけど潮時だ、努力しないと父親から縁組みされると忠告した。

 若非は云沐に騙されたと靳商羽に文句を言うと、一緒に云遥/雲遥(うんよう)に帰る?と提案される。しかしそれは断り、怒りをお返ししてやると。靳商羽は勘違いしていた、若非が好きなのは云沐なのかと思っていると、云沐に会う。靳商羽に若非の才能を無駄にするとは…と言われた云沐はよそ者は構わないでくれと言い、少君府に出入り出来ないようにした。靳商羽は若非を何としても幻楽坊に入れてみせると宣言した。それを聞いた云沐は余計入れられなくなると。

 小七は若非は怒っているのに鈴の音の練習をしていると感心するが、鈴の音で罵っていただけだった。

 云尚は明日の幻楽坊の百年慶典でのお上品な話を云沐に任せると言いに来たのだ。それと珊珊には立派な人だと思われたいと…。云沐は小七と若非も連れて行くことにする。連れていかれると聞いた若非は驚かせてやると考えた。 

 云尚は珊珊のために高価な衣や装飾品を持ってきた。着替えた珊珊は鏡の前に立ち、またもう一人の珊珊が話しかけてきた。まだ途中で目指すべきは頂点だと忘れないでと。

 珊珊は必ず大楽正になる、それだけでなく将来の領主夫人の座もと不敵な笑みを浮かべた。

 着替えた珊珊を見た云尚はきれいだと満足した。

 百年慶典が始まり、演奏が行われた。

 若非は悔しい思いをした分、順番を入れ替えて恥をかいてもらおうとしたが、雰囲気を察知した云沐は臨機応変に対応し難を逃れた。  

 若非はこんな大ごとになるとは思っていなかった。小七からはなぜ裏切ったと刀で脅され、秘密がバレたらどうなるかと怒られた。小七はどれだけ云沐が慎重に生きてきたか。領主の“治国の才がある”の一言で毒が盛られて失聴した。女好きで軽薄なフリをするのは警戒心を解くためなのに見逃してくれないと話し、名医からも治る見込みはないと言われた事、若非の鼓の音が聴こえた時どれほど云沐が喜んだかと、怒りをぶつけた。事情を知った若非は反省した。

 慶典の出来事を聞いた黄辅は妙だと思う。部下は云沐が茶化したとしか見えなかったと言うが、何か見落としているかもと考えた。

 若非は鈴の音で謝り、秘密を守ると誓約書を書いた。そこで云沐は天下に1分しかない摇山夫人の直筆の楽譜を渡した。早速2人は試した。

 「緑光吟」を好きな理由を若非は云沐に話した。摇山夫人が描いた曲だと知り、九宮坊(きゅうくうぼう)に入ったが規則だらけだった。音楽は人に幸せを届けるものだから堅苦しい規則はいらないと考えるため、緑光(りょっこう)楽坊を作り、たくさん曲を作ったと話した。摇山夫人に伝えたいことも話した。

 すると云沐が明日摇山夫人の所に連れて行くと言うが、自分の力で会いたいし、自分ならできると思っていたからと、このような形で会うのは…と。今日からしっかり耳代わりを務めると伝えた。

 小七は様子がおかしかった。だが云沐はそこまで深く考えていなかった。若非が小七がおかしいと言いに来た。小七の文を読んだ云沐が小七の部屋に駆け付けると、小七は首を吊ろうとしていた。

 小七は自分より適任の若非がいるから、自分は王(ワン)総管に見習い…と言う。云沐は忠心を示して死ぬという小七に、お前が守ってくれたように自分もお前を守るから、こんな真似はするなと叱った。

 云沐は幻楽坊の二次選抜の話を摇山夫人に聞いたことがあり、それを記録したものを探し出した。云沐は耳代わりも大事だが、若非の夢も同じように大事だと思うようになったのだ。

 靳商羽も同じ書物を見つけ…。2人は領主に会って遺珠賽(いしゅさい)を開くことをお願いした。

 靳商羽は自分の恋敵がまさか云沐だとはと思う。

 凌楽正が云沐に頼まれた物を渡すと、それは若非に楽位七品に命ずる楽籍だった。若非は楽籍が戻り、遺珠賽に参加できると喜んだ。だが、自分が幻楽坊に行ったらどうなる?と3人は顔を突き合わせて話し合った。

 遺珠賽を開くことに靳商羽と云沐が領主に掛け合ったことを知った珊珊は若非も参加するのか不安になる。

 遺珠賽には黄莺も参加していた。黄莺は若非に対し敵意むき出しになる。だが、2人は無事合格することができた。そして他のの合格者、吴为/呉為(ウー・ウェイ)と刘新年/劉新年(リウ・シンニエン)の4人で1組に、韻音清和(いんいんせいわ)組となった。 

 少君府では若非の幻楽坊の合格祝いをしていた。若非は嬉しくて酒が進んだ。云沐と楽しく踊り、酔いつぶれた若非は寝床に連れて行ってもらう。そして目が覚めると、踊ってからの記憶がなかったが、隣に云沐が寝ているのを見て、口づけしたことを思い出した。が、云沐に聞かれ覚えていないと、認めなければなかったことになるとした。

 靳商羽は暇を持て余しているからと若非たちの組の授業をすることに。だが、幻楽坊の大半の者が聞きつけて指導を受けに殺到した。

 靳商羽が清和組の授業を行い、若非と一緒だったを知った云沐は、戻った若非に誓約書を持ち出して忠告しようとしたが、ダメだった。

 寝付けない云沐は靳商羽を引き離す方法を考えていた。寝たい若非は文句を言い、靳商羽とは変な関係じゃないし、幻楽坊では自由にするという。

 云沐は見張りをつけたのは若非の安全のためだと出て行った。

 領主の命で優秀な一人を祭天大典で献奏することになった。選ばれたら楽正に相当し、将来の大楽正候補だという。選考監督の云沐は題目を「相思」だと発表した。

 厨房の女子が靳商羽に色目を使ったと大騒動になり、凌楽正から処罰を受けて禁足になった黄莺の代わりに靳商羽が練習に加わった。

 このまま加入してほしいと言われた靳商羽と若非は黄莺のことをフォローした。そこに云沐が授業だとやってくる。若非は密かに逃げた。靳商羽と云沐は他の人たちからの質問を受けた。どんな好きな女子か聞かれた靳商羽は具体的に話す。云沐も同じだと。棠雪(タン・シュエ)たちは2人が好きなのは若非?と推測した。

 珊珊は云沐に自分が作った新曲が今度の題目にぴったりだから意見が欲しいとお願いし、云沐も承諾した。云沐は演奏よりも若非のことを考えていたため、珊珊は気に入らなかった、好みではないと判断した。

 云沐は珊珊に若非と靳商羽の関係を聞くが、内心までは分からないと答えたが、云沐に友人と言われ、靳商羽とは強い絆で結ばれていると聞いたことがある。彼との再会は若非にはこれ以上ない幸せと喜びだと教えた。

 若非は云沐が来たのは何か裏があると考え、珊珊の所で隠れようとした。すると云沐と珊珊が話しているのが聞こえてきて、若非は云沐の好きな人は珊珊だと思ってしまう。

 靳商羽に“相思”とはどんな感覚か若非は聞いた。靳商羽の思う“相思”に若非は最も美しい感情に辛さもあるとは?と。靳商羽は自分の気持ちを伝えようとするが、若非に少し相思が分かった気がするから焦らないでと話していると、云沐がやってきた。

 

 云沐と若非はお互いに勘違いして腹を立てていた。小七は巻き込まれ、2人でやってと逃げた。

 若非はお見合いの相手の絵を珊珊に見せようと捜した。絵を見た若非はもしかして自分なの?と思うが罠だと思い直した。

 幻楽坊では皆が同じ格好をしていた。珊珊は若非に靳商羽が好みの容姿を話したから真似したのだと話し、好きな人は靳商羽?と聞いた。若非は即座に否定するが、誰かとは言えなかった。

 珊珊は若非に確かめたと言い、靳商羽に特別な感情があると云沐に伝えた。不信感を植え付け、どうなるか見ようと考えたのだ。

 禁足から解放された黄莺は、皆が若非の格好をしている理由を聞いた。怒った黄莺は若非の鼓を貸してもらい、壊した。黄莺は靳商羽からも云沐からも叱られる。2人とも若非の味方だと分かった黄莺は手を上げようとしたが、靳商羽に止められ連れて行かれた。

 本気で怒ろうとする靳商羽に皆の前で若非が好きと言ったんでしょ、じゃあ向こうは靳商羽のことが好きなのか?気持ちを知っているのか?と黄莺は畳みかけ、告白もできないくせに好きだなんてという。

 黄莺は靳商羽の心の内を見ているかのように話し、そんなのは本気じゃないという。それを聞いた靳商羽はその通りだと告白しに行った。

 靳商羽が「君が好きだ」と告白するのを黄莺は見ていた。若非は一番の親友だと思っていたし、好きな人がいると断っていると、云沐が大事な人を奪われるのを黙って見ていられないとやってきた。

 

 靳商羽は自分が若非のことを好きだと幻楽坊中が知っている。好きな相手への想いを隠す気はないと伝えた。すると云沐も想いを隠すことはないと同意し、とっくに心を奪われていたと若非に「君が好きだ」と告白し、自分のことが好きかと聞いた。

 あの姿絵は自分だったと確信し、若非は頷き、大勢の前で2人は口づけした。それを見ていた珊珊は…。

 冷静になった若非は明日幻楽坊に行ったら血祭りにされると思う。

 云沐にぶつかってきた者が声を発せずに話しかけたことに気づいた若非は罠だと云沐に教え、その場を切り抜けた。

 靳商羽は太らないように食事制限をしているのに、食べきれないほどの料理を並べて頬張った。それを見た黄莺は付き合うと一緒に食べた。

 小七がこの前の男が幻楽城酒楼の配達夫だと調べてきた。云沐は云尚が自分の失聴を察知していると考えたが、黄辅の入れ知恵だと推測した。

 黄辅は報告を聞き、やはり云沐の耳は怪しいと思うが、決定的な証拠を手に入れるまで云尚には報告をしなかった。

 若非は云沐に珊珊とどういう関係か聞いた。云沐はただの友達で、昔助けてもらったことがあると答えた。珊珊に会いに行ったのは若非の靳商羽に対する気持ちを探りに行っただけだと。

 次の日、周雅(ジョウ・ヤー)たちに絡まれそうになった若非のことを云沐は未来の妻で最愛の人だと言い、周りに嫌がらせをするなと忠告して若非を守った。この話を聞いた珊珊は怒りがこみ上げた。なぜ若非なの?碧玉の本当の持ち主だから?バカげた縁があるから?と涙を流していると、また鏡の中の珊珊がバカげているのは自分。負けを認めろ、諦めろと話しかけてきた。だが、珊珊は若非の何倍、何十倍もの努力をしてきた。自分の方が優れているのに奪われるなんてと。そして自分は摇山夫人のお気に入りだと。

 若非は清和組の3人と合奏することになり、云沐と自分がどんな関係であれ、自分たちは実力で選抜に勝つ。自分の演奏で払しょくするからと。

 珊珊は若非を呼び出し、云沐との関係を聞いた。互いに想いあっていると聞いた珊珊は自分も云沐が好きだと言い、本気だから譲って、今回だけは譲ってと言うが、若非は云沐は物じゃないから気持ちだけは無理だと断った。だが珊珊は引き下がらず、姉妹で云沐に嫁ごうと言ってくる。若非は譲りようがないし、云沐が決めることだと言う。

 機会はあげたが拒否したのはそっちだから薄情と思わないで。と一人になった珊珊は、優しい姉でいるのをやめた。 

 

 3/4幻楽森林/幻乐森林に続く。