こんにちは!
10歳までに台所をマスターすれば
親子の健康・時間・心が育つ
【楽ちんキッチンマスター】
管理栄養士 栗栖貴子(くりすたかこ) です。
さて、きのうのテーマ、
ちょっと重いかな・・と思ったのですが
早速うれしいご感想をいただきました。
ご紹介しますね。
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今日のお母様のお話
胸に沁みました
お母様は
相手を思いやる
とても筋の通った
行いをされていたんですね
親のふるまいひとつひとつが
子どもに少なからぬ思いを残す
あらためてそう感じました
先日のメルマガにもありましたが
栗栖さんにとっての料理は
子どもの自立を促すだけでなく
「親の自立」を支えていくもの
この感覚が私にはありませんでした
私自身、子どもから自立していく一歩に
料理がどういう役割を果たすのか
ひっかかっています(笑)
これからもメルマガ楽しみです
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Kさん、ご感想ありがとうございました!
私自身も、台所育児は
「子どもの」自立のために必要なもの
だと思っていました。
「親が」子どもから自立していくため。
というのはある記事を読んで、
知ったんです。
子育ては「忍耐」
信じて待つ、ことができれば
大抵のことは解決する。
わかってる、
わかってるけど
それができないから
イライラするんじゃんー!
心の叫びが
聞こえてきそうですが笑
そうなんです。
待つって簡単なようで、難しい。
だから、親にも訓練が必要。
その訓練を、台所しごとを通して
やっていけるんです。
怪我をしてしまうかも?
あっ、そんなに入れたら
美味しくなくなるよ?
もういいんじゃない?まだやるの?
の、言葉をぐっと飲み込んで
まずは3秒、それから3分、
できれば30分。
少しずつ少しずつ、
黙って見守る練習、
一緒にしていきましょう!
では、本日のお題です。
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普通なら大クレーム!の場面で逆にファンをつくる?
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きのうは栄養士の事務仕事をしてきました。
お昼休み、たまたま夫と時間が合ったので
一緒にランチに行ったんです。
本格インドカレー屋さん。
1年ほど前に行ったことがあるお店で
美味しかったので再訪。
注文して、ワクワクしながら
待てど
待てど
・・・出てこない。
20分経過。
周りのお客さんを見てみると
みんなテーブルには水だけ。
どうやら従業員の数が
いつもより少なかったようで。
会社員の方は時間も限られているので
「時間がないから、今日は帰るわー」
と言い出すお客さんも。
だけどね、表情を見ると怒っていないんです。
むしろ、食べずに帰ってごめんねー
みたいな。
お店の人も
謝りながらも笑顔で
また来てねー
みたいな。
え?
普通クレームになるところでは?
と
ラーメン店店長の夫もびっくり。
自分がお店側の人間として
数々のクレームを経験してきているので
目を丸くして驚いていました。
なんでだろうなぁと思いながら
待っていると
やっと提供されたカレーランチは
注文と違うもの。
まぁ時間もないし、これでいっか!
と食べていると・・・
お客さんも減って落ち着いた頃
店長さん?のような人が奥から出てきて
ひとつひとつテーブルまわって
「辛くない?」
などとフレンドリーに
話しかけ始めたんです。
私が「思ったより辛いけどおいしいですー」と
答えたら
ひゅっと奥にひっこんで
ラッシー(インドのヨーグルトジュース)
をサービスで持ってきてくれた♪
帰り際も、
提供が遅くなったこと、
間違えたことを丁寧にあやまり
なぜか名前まで聞かれ
これまたフレンドリーに
「クリスさん、アリガトネ、マタキテネー!」と
笑顔で見送ってくれるではありませんか。
また来ようって思っちゃいましたね。
食べずに帰っていったお客さんも
こうしていい関係をずっと築いてきてるから
怒ることなく気持ちよく帰っていったんだなぁと
思いました。
普通ならクレームになるところ、
こちらの想像以上の対応をしてくれたことで
逆にファンに変えていく。
素敵ですね。
料理でも、あります。
普通なら失敗になるところから
大成功の絶品がうまれること。
(あっ、無理やりつなげたって言わないで笑)
日本のおふくろの味、
『肉じゃが』がその例です。
日本食のイメージが強いですが、
実はルーツはイギリスで
失敗から生まれた料理なんだそうです。
他にトンカツ、えびちり、ナポリタンなども
失敗から生まれたんですって!
明日はこの話、書こうかなと
思います♪
今日はここまで。
あなたとお子さんの過ごす
台所がラクに楽しい空間になりますように。
それでは、またお会いしましょう♪
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