家から出た後、シェハウスに住んでいたようだ
誰かから教えてもらったのだろう
ネットでも調べられるしね
当時シェアハウスの名前が認知され始めたくらいで
田舎のシェアハウスなんて選べるほどの数もなかった
不眠なので薬を送ってほしい とのこと
郵便で送り、場所の確認はした
アルバイトで働いているらしい
しばらく様子を伺っていたが、本人に親を排除する気持ちは
なさそうなので物を届ける口実で時々会うようになった
人を疑わず世間の厳しさも知らない純朴な田舎の子
保険証のことも社会保険料のことも知らず搾取されたこともある
昭和感覚が抜けない経営者にサービス残業を
強要され続けたこともある
辞めるときにも無責任だと罵倒された
その度に姉と母に相談しながら乗り越えてきた
そうして少しづつ大人になり、家族と交流できるようになった
就学期間が終わったからと子供を突き放した父
母の願いを聞き入れ寄り添った姉
独り立ちを願う母
中学高校大学その後3年
合計13年の長~い反抗期に終わりを告げることができた
関係が改善した後自己破産の危機があった時の話になった
本人は言ってくれればよかったのに といった
素直に全てを言えれば良かったのか?
怒りと親の面子で言えなかったけど
言ってたら何か変わった?
それとも変わらなかった?
コロナのワクチン接種ではこの子だけが数日高熱に苦しんだ
転職のため一時的に実家に帰った時、栄養療法を徹底した
期間は一か月しかなかったが、その時のワクチン接種は
熱が出たのは一日だけだった
やっと栄養療法の大事さに気づいてくれたようだ