子供の不登校と鬱2 通信制高校 | 子供を育ててはいけなかったかもしれない夫婦の話

子供を育ててはいけなかったかもしれない夫婦の話

ほとんど過去の話です。
自分の中で消化できないので文章にしてみます。
いろいろな話がありますが、ご不快に思われましたらそっと閉じてください。

困ったのは今後の進路だ

今ほど情報が簡単に手に入らなかった時代、私の知識もなく、先生も頼りにならず手探りで探していると通信制の高校を見つけた

体調も万全ではないので、無理なく通えて3年で卒業できるところを探した


娘の高校生活は楽しそうだった

家では夕食作りをし、授業をネットで視聴し

時々スクーリングに行く

スクーリングでは年齢を越えた出会いもあり

人生勉強になったようだ


ただ娘の学力は中学1年程度で止まっていた

高校3年の春、進路を話し合った

娘の学歴コンプレックスは思っていたよりく強く

自分に価値がないように感じていたようだ


夫と相談した結果大学受験に挑戦する事を勧めた

娘も頑張ってみると言った


体調も万全ではなかったが、自ら体力作りに散歩を積極的にするようになった

私立一般受験に絞って勉強も3教科に集中した


困ったのは私が高卒であったため、大学受験の事が全くわからなかった事だ

通信制高校ではアドバイスはなかった

夫はここでも無視をした

受験したよね?って聞いても、今とシステムが違うと言って相談にものらなかった


勉強は大変だった

英語の過去形過去分詞がわからないと言っていた

私も勉強は苦手だったので2人で頑張った

体調の関係で塾は行かなかった


過ぎてみると楽しい時間だった

覚えた事を言い合ったり、問題を出したり、新聞を読んで深掘りしたり、辞書を引いたり

学力は絶対的に足りないのはわかっていたが、自分に自信をもって欲しい

あなたには価値がある

その一念だった


大学は合格した


地方の小さな大学だが十分だった

持ってる運をすべて使ったね と言って喜びあった


今でもあの喜びは宝物だ


大学では伸び伸びできたようだ

友人もでき、サークル活動にも意欲的だったようだ