ちょうど１年前の今日、兵庫県のＪＲ福知山線で
列車転覆事故が起きました。
…あの日は午前中、郵便局に用事があり、
仕事を半休して手続きなどをしていました。
月曜日なのもあって、窓口が結構混んでおり、
なかなか自分の番が回ってこなかったので、
暇つぶしで、局内にあったテレビを観ていました。
ちょうどテレビを観始めたときでしょうか、
『福知山線で列車事故』の第１報が流れていました。
その時はまだ情報が錯綜していたので、
『電車と車が衝突して、電車が転覆』と報じていました。
その後、現場の状況が映像で映し出されましたが、
「日比谷線の脱線事故以上の事故が起きたな」というのが
最初の印象でした。
それからの経過はご存知だと思いますが、
事故で亡くなられた方や、遺族の方の気持ちを考えると、
その無念さや辛さは、想像をはるかに超えるものだと思います。
今、事故を起こした列車・５４１８Ｍ列車は、５８１８Ｍ列車と名前を変え、
事故を起こした車両・２０７系は塗装の変更が行われております。
しかし、事故に対するイメージは払拭しても、事故そのものは
忘れてはいけないな、と思うのであります。
事故を教訓にするのは、もはや手遅れなのでしょうが、
２度と同じ事故を繰り返さないためにも、
また亡くなられた方に報いるためにも、
『安全に輸送するにはどういうことか？』を
徹底的に考え、実行していただきたいものです。