明日海りおの最も美しい辞め時とは? | 宝塚に出戻った男のブログ

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出戻りのため気持ちは初心者。そんな30代入りたての男がなんとなく宝塚のことを綴ります。

仙名彩世退団に伴い、ほぼ全ての人が
「じゃあ明日海りおはいつまでトップスターでいるの?」と思ったことでしょう。
 

 
希代のスーパースターでありながら、
話題の中心がいつまで在籍するのかになってしまうのは長期トップの悲哀ですが、
実際退団の足音がひたひたと聞こえてきているのは事実です。

以前は明日海の後任という観点から検証しましたが
今回は仙名の退団が決まったので、その後任の有無から考えていきたいと思います。
 
 
 
◆新トップ娘役を迎え、引継ぎ育成した後に退団。
 
花組の通例でいうとこうなります。
明日海がトップになった際の相手役・蘭乃はなと同じパターンですね。

そうなると4人目の嫁を迎えるということになりますが…
皆さんどう思います?

私は正直、長期トップだしまぁそんなもんかなって思っていたのですが
他の方のブログ等を見ると
気 持 ち 悪 い と思う方が結構な数いて驚きました。笑

そうか、トップ在籍10作だと違和感ないですけど
4人も嫁がいた、という表現だと途端に老害っぽく聞こえる不思議。

このあたり、前任のトップオブトップ柚希礼音とは真反対ですよね。
彼女は夢咲ねねとのコンビ売りを強く推し出し、
在籍期間6年共に過ごし、そして共に退団していきました。

柚希に比べると明日海って、孤高の存在というか
彼女の孤独を分かち合える人が現れなかったというか
そもそもそういう相手をあてがう気が劇団になかったというか…

もしかしたら、準トップなんていういまだかつてない扱いを受けたスターですから
4人のトップ娘役と宝塚を引っ張った、などどという
いまだかつてないトップ人生を歩むことがあり得るかもしれません。

ただ、辞め時を失ってしまった感が醸されると
途端に哀れな存在になりかねないので、難しいなと思ってしまいます。
 
そこでもう1つ考えられるのは
 
 
◆トップ娘役を置かず、やもめ退団
 
ほとんどの方が前宙組トップ・朝夏まなとと全く同じ退団方法を思い浮かべたでしょう。
 
あのときは
①宙組20周年という節目で新トップコンビ(初の生え抜き娘役)に引き継ぎたかった。
②人気作(エリザ)⇒トップ娘役引退興行(王妃)⇒トップスター引退興行(神々)で動員安定。
③実咲凛音が『屋根の上のヴァイオリン弾き』への出演が決定していた。
 
という、様々な事情が入り交じった結果としてのやもめ退団でしたが
ふり返れば人事的にはスムーズに進んだ印象です。
(一人割を食った怜美うらら…)
 
そしてもう1つ、明日海がやもめ退団することのメリットと言えば、
サヨナラショーが単独で出来ることです。

彼女ほど話題作を次々上演させたスターはいませんから
とても見栄えの良い、素晴らしいショーになることは間違いありません。

いずれにせよ、明日海がもしやもめ退団であるとすれば
次はわざわざ同時お披露目をするコンビが就任することになります。

つまり、それ相応なコンビが選ばれるということですね。
逆を言うと、そのコンビが決まっているからこそやもめ退団と言えます。

果たして誰なんでしょうねぇ。
 

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仙名の退団会見見ました。
退団は就任当初から考えていて、決心して明日海に伝えたのは2作目で…って

嘘つけ!!って感じですよね、笑

かつて調整短期トップに就任した壮一帆や北翔海莉も
同じようなことを言っていました。
そうたぶん、最初から4作で退団すると劇団と決めていた、ということだと思います。

彼女が人事的に調整役だったのは間違いないでしょう。
つまり芹香が宙組へ組替えすることも、
柚香が二番手に上がることもその時点で予定として決まっていたことになります。
 
それを踏まえ、なぜ調整する必要があったのか。
 
 
 
私は以前の記事で、明日海が再来年1作目までいる可能性を書きました。

けれどもこれまでの裏をかかない、「でしょうね」という人事が続くと
1作やもめして柚香と花娘の生え抜きコンビ就任(もしかしたら新元号初?)という
すっごい分かりやすい人事になる気がしてきました。
 
平成の終焉とともに去る最後のトップスター・明日海りおって
すごい素敵な響きに聞こえません?(妄想)
 
けどもちろん、1作どころか柚香が育ち切るまで
あと4作くらいトップでいちゃう前代未聞スターになる可能性だってあり得ます。笑
 
もちろん冗談ですけど、
最近の宝塚では潔く辞めた人は魅力6割増で後世まで語り継がれる雰囲気があるので
彼女や劇団にはぜひ美しい去り際のタイミングを見極めて頂きたいです。
 
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