保護猫ちゃんのご紹介⑨〜ちゃあちゃん | KURINUKI工房&CHIECO785

KURINUKI工房&CHIECO785

●山口県山口市、KURINUKI工房。木工アーティスト、YASUO MATSUZAKI。
●2021年に保護猫ちゃんのスペースを作り、現在22匹の保護猫達をお迎えしてお世話をしている松崎智依子。2人のブログです。

保護猫ちゃんのご紹介です。



●ちゃあちゃん
2019年9月25日に保護
男の子




「ママ!子猫がおる!子猫がおるよ!
   どうしたらいい?」

仕事帰りの娘からの電話がありました。


近所に居ると言うので
走って向かうと


生後1ヶ月にも満たない子猫が
助けを求めるように
近づいてきました。


辺りを見回しても
しばらく様子を見ても
親猫が見当たらないので

子猫に話しかけ
手を伸ばすと
素直に抱っこされます。


痩せていて
身体中の皮膚にノミが吸血していて
その出血で全身の毛が
真っ黒になっていました。


生気のない眼に心配になり
ひとまず
自宅に連れて帰り
簡単にシャワーをして
保温しながら
ノミを一匹ずつとって…。


すると気持ちよくなったのか
猫ちゃんのウェットフードを
パクパク食べ始めたので
一安心し
一晩様子をみることにしました。


不安そうで
私から離れようとしないちゃあちゃん↓


怪我もしていたので
健康チェックも兼ねて
翌日病院に行きました。


病気も見つかり
怪我と共に治療を受けましたが

我家に来て1ヶ月後には
ちゃあちゃんは
元気いっぱいになりました。



すでに我家には
チワワ2匹
猫が2匹(みぃちゃんとクロちゃん)
がいたので

里親さんを探そうか
迷いましたが

やっぱりお世話をすると
可愛くて手離せなくなり…。

家族とも相談し
(半ば強引に押し切りましたが)
生涯家族として
愛で包んでいくことに決めました。



チワワにも
先住猫ちゃんにも
臆することなく
ぐいぐい距離を縮めるので

元気過ぎて
みんなの方が
扱いに戸惑っていた位。


日々走り回って遊び
疲れると
安心しきってぐっすり眠っている
ちゃあちゃんを見ながら



あの時出会えたこと。
家族に迎え入れたこと。

本当によかったなと思いました。



良く食べてたから
お腹がぽんぽこりん↓


ちゃあちゃんは
一見、気が強くみえるけど
繊細で臆病な子。

そして寂しがり屋さん。


小さい時に
お母さんや兄弟とはぐれてしまったから

どんな風に遊んで
どんな風にケンカして
どんな風に仲良くしたらいいのか
わからないままだったんだろうと思います。


みんなと仲良くしたいだけなんだけど

ついひどく噛んでしまったり
追いかけて付き纏うみたいに思われて
怒られたり…

軽く遊ぼうって誘ったつもりが
猫パンチが思いの外強くて
ケンカになってしまったり…


なかなか上手く
コミュニケーションが取れないのが
見ていて可哀想な時があります。



でも最近は
他の子とも
一緒に眠れるようになりました。






私のことも大好きで
家にいる時は
私のストーカー♡

私は嬉しくて仕方ないけど 笑


小さい時から
私のお膝の上がお気に入り↓



ちゃあちゃん

もう1人じゃないからね。

お家で1人で居る時間があっても
寂しくないんだよ。


でも…

みんなと一緒だと

ちゃあちゃんは
きっと
もっともっと
嬉しいんだね。