障がいのある子もイキイキ通える
我孫子市の大野木音楽教室
勇気づけELMリーダー
栗原です
入会当初から、自宅練習が当たり前で、特に保護者が教えてるとかいうこともなく、自発的に練習をしているAちゃん。
「今日は何弾く予定」
レッスンの始まりに聞きます。
毎回数曲聴かせてくれるので、先に予定を聞いておかないと、せっかく練習してきてくれたのに、聞けなかったら申し訳ないし、時間配分を考えるためにも、まず、聞きます。
Aちゃんは、「えっとね~・・・」とテキスト開きながら、「これと、これと・・・」と教えてくれます。
先日のレッスンでの話。
「今日は4曲しか弾いてないけど、1曲1曲丁寧に弾いてきたから、合格できるはず」と話すので、「え
4曲”も”弾いてきたんだよね
いっぱい練習してきたんじゃん
」と言うと、不思議そうに「そうなの
」と。
練習してこなかったらここに来る意味ないじゃん!
練習しないできて、ここでなにするの?
「レッスンとは自分の練習の成果を聴いてもらい、アドバイスをもらうもの」
と、思って、自宅練習できる子はこのスタンスがあたりまえ。
でも、そういう人ばかりではないので、
「練習してくれば1回で合格になるところを、10回かけて合格になるだけだから、別に無理に練習してこなくてもいいのよ。してくるのかこないのかは自由なんだよ」
と伝えました。
「え~~~でもいつまでもじょうずになれないよね
」
その通りよくおわかりでw
「だから、練習してくるAちゃんはどんどんテキストが進むのよ」
自分のあたりまえが誰にでも当てはまるわけではない。
みんな自分で選んでそうしている。
自分に合ったやり方で学んでいるだけ。
ピアノレッスンなんて、まさに、個人レッスンの極みで、オーダーメイドで学べる場所なんだと思います
練習してきたらしてきたなりの、してこなかったらしてこなかったなりのレッスンができるんです
テキストの進度だけで見たら、そりゃ、練習してきた子には敵わないけどね
ピアノは、それだけじゃないからいいのよ
みんな違う土俵に立てるのがいいのよ
そういう私自身、こんな風に思えるまでかなり時間がかかったけど、それはそれ。
私の経験が、生徒さんの成長の役に立ってくれたらうれしいなと思いながら、日々レッスンしています
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ママが少し見方を変えることができたら、”変わる事実がある”ということを学んだら、今より苦しい時間が減ることはまちがいないです
私もまだまだ勉強中ですが、自分に自信を持って、イキイキと育っていく子どもたちが今より増えたらいいなと思って、勇気づけをおすすめしています
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