こんにちは
大野木音楽教室
勇気づけＥＬＭリーダー
栗原です
昨日に引き続き、生徒さんの集中力についてのお話しです。
特別支援学校に通う知的障害自閉症高校3年生のＡ君。
高校3年生ということで、卒業後の進路が心配される中、発表会への参加を決意し、練習に励んでくれているＡ君です
保護者の希望としては、あまり負担にならないような選曲をとご希望いただき、まずはソロ曲・・・
本人の希望で、テキスト内からきめました。
ある程度仕上がってきたところで、連弾曲をいくつか聴いて選んでもらいましたが、それが、少々難易度高めの曲で、現在、猛練習中・・・
こだわりのあるＡ君は、お家で新しい練習・・・しかも、難易度高めの曲ですので、自力で先へ進むのは難しいので、眉間にしわがよったままひいている感じです
それでも、毎週保護者がフォローをしてくれているようで、がんばって練習してきてくれて、レッスンでは嫌いな（障がい故に？苦手な）部分練習も耐えてくれて、レッスン中に覚えてくれます
今では、部分練習の繰り返しもやってくれるようになりましたが、それも、以前はやり過ぎて怒らせちゃうこともありました
最近は、彼の様子を感じながら進めていけるようになってきたんじゃないかと思っているのですが
彼は、レッスン時間が過ぎると不安になるし、途中からの反復練習も不安になるようで、以前は曲の始めからでないと反復練習できませんでした。
今でも、曲の途中部分の反復練習に抵抗をみせるものの、彼が頑張れる範囲がなんとなくわかるようになったので、「あと何回」とか「最後に」とか、彼が頑張れる言葉がけをしながらレッスンできるようになりました。
きっとＡ君も、そんな私のやり方に慣れてきて、少々イラつきながらも頑張ってくれるようになったのではないかと、さらに言えば、「この曲を弾くためにはこれぐらいの練習が必要」とか私への信頼とかが出てきたのかなぁって思いながらレッスンをしています
それってやっぱり、お互い付き合いが長くなってきたから、（Ａ君の場合10年以上の付き合い）多少無理もさせられるようになったのかなって。
障がいのある方へのレッスンはもとより、どんな人でも、付き合いが長くなればやはりお互いの信頼というか、クセというか、やり方というか・・・がわかるようになり、益々レッスンが楽しくなりますね
発達に心配のあるお子さん、診断のあるお子さん、習い事をあきらめないでください
一緒に成長を見守らせてください
現在の空き状況月曜 無し
火曜 無し
水曜 15時半～・16時～・16時半～
木曜15時半～・16時～
土曜18時半～