どれくらい前からだったかな、洗濯機の前方左の床が、時々、濡れていることがあった。
洗濯物の量が〝大〟になるとセンサーが狂い出して永遠に回り続ける年代物だから、コイツも締まりがなくなる年頃なのかな、と、思うことにしてやり過ごしてきた。
それが、
一昨日の朝のこと、洗面台の鏡の前で身支度をしていると、どこからか大粒のしずくが床に打ちつけるような派手な音で、ポトーン、ポトーン、ポトーン。
良からぬ予感がしてくるっと振り向くと、でもとは洗濯機の上の天井からではないかー‼
時々、床が濡れていたのは、洗濯機の故障じゃなかったのかー‼
屋根裏の電機系統を点検をする時の入口から雨漏りするって、結構、ヤバくない?
しかも、雨や雪が降っていないのに雨漏りするって、相等、ヤバくない?
大きな謎と不安を抱えながら、とりあえず、床にバスタオルを敷いて、朝のレッスンへと急いだ。
帰宅時間は21時過ぎ、神様、大事に至らないことを願います‼
恐る恐る帰宅すると、バスタオルは、殆ど濡れていない。
翌日、Tリフォームの人に来てもらうことにした。
屋根裏へ繋がる扉を少し開けて覗いてもらうと、たくさんのこんなものが見つかった。
ミカンの皮らしきもの…………
「もし雨漏りなら、天井が濡れていてもおかしくないのに、濡れていないので、雨漏りではないと思います。私の予測ですが、何か小動物が住んでいると思います。雨漏りは、小動物のオシッコではないかと思います。自分はとても怖くて入れないので、害虫駆除会社に依頼してください。」
…………
そこで、父の同級生の害虫駆除会社のM君に、事のあらましを話すと、
「これは間違いない、ハクビシンだ。すぐに駆除した方がいい。」
ハ、ハ、ハクビシーーーン
洗濯機の水漏れモドキに気づいたのは、半年前?1年前?いつからだったか思い出せないし、あのオシッコの迫力からすると、ヤツはかなりデカいと思われる
あたしゃ、ひとり暮らしじゃなかったんだ!
しかもヤツの方は、いっちょまえに世帯持ちかもしれん!
ゾゾゾゾーーーーーーっとする気持ちと、ほんの少しの飼い慣らしたいという気持ちを抱えながら、「いってきまーす。」と言って習字教室に行き、「ただいまー。」と言って帰宅した。
来週は、ハクビシン退治。
恐怖の屋根裏の世界に思いを馳せながら、ハクビシンについて調べまくり、今日も「ただいまー。」と言って帰ります。
ちなみに先ほどは、クリスタル広場で南木曽のゆるキャラ捕獲しました。
ハクビシンからしたら、ひとりでゆるキャラを連写するアラフォーの方が余程怖いかもね