さようならがあたたかい | ヨウコのブログ

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日々のあれやこれ、2024 3/4に10歳で旅立った愛娘の柊子(柴犬メス)との思い出、旦那や家族のことを備忘録&ボケ防止かわりに記録

映画に時事ネタなどの持論や私見を無責任に綴り中。幸か不幸かお目にされた方はご来訪に感謝申し上げ候m(_ _)m


サヨナラがあたたかい花花





このキャッチコピーの意味が、正にまんまだったM氏のお葬式花花

花

(CMの会社さんは使わず…)



親友とはいっても、子供ちゃん達(あんなに小さかったのに皆すっかり大きくになって音譜えーん)が銘々立派な社会人になっていたから、お葬式はもちろんおまかせし、我々はでしゃばらず見守ることに花



お葬式は家族葬花
最近は、家族葬専用で貸し切りタイプの小さい施設があちこちに新しくできてたので、そこかな?  と思ってたら、自宅で~とのこと花



故人はこんなことになるとは思ってなかったはず。当然帰ってくるつもりだったろうし。自分が建てた終の住処に(ローン残あと2年💦)帰りたかったでしょう! ということで、葬儀会社に頼み病院から自宅へ🚙🚙



ごくごく普通な一軒家の、一般的サイズだろうリビング。そこへ故人を寝かせて、業者さん用意の白いお布団とお線香の台やご供物のお花などを設置。すると、ソファーやテレビ台、対面式キッチンカウンターでキャパ的にはいっぱいいっぱいだったが…


普段いつも過ごしていた癒し空間だし。大好きなワンピース全巻詰まった本棚や、愛煙家だったのでマイルドセブン色に染まった良い感じ壁紙とか。我が城に囲まれて、本人も満足げ、なんだか安堵している表情に見えた花



無宗教なので、お葬式も同様に。

今まで参列させてもらったお通夜や式は、業者さんがある程度の支度を済ませたら、まずお坊さんが来て、お経をあげてもらって~から粛々と始まるスタイルがほとんどだったので新鮮花



これはでも、目から鱗が落ちる感じ花シンプル イズ  ベスト花


お線香をあげたり、死に水やらはセット内容で実施したが。あとは家族や参列した友人達が持ち寄った故人の好物なんかをふんだんに並べて。そんなのを目くじらを立てるオトナもいないし自由気儘に花(母の時にはお数珠の持ち方やら喪服のあれこれがなってない! とか色々言われたっけ💦)


火葬場の都合で、火葬してもらう日にちまでが数日間待ちとなり、その間の安置がリビングのままで、パンパンだったM氏のお腹がどうにかならへんか、ちょっと心配だったけど(柊子の時のこと処理を思い出して💦)杞憂に花



室内のクーラーを16度設定、ドライアイスは毎日補充され冷え冷え。リビングは常に誰かしら居たので、それほど寒さは感じなかったんだけども。夜は子供達がお父ちゃんの横へ川の字になって寝てたら、さすがに寒かったらしい~


でも、最期の日まで、親子水いらずで過ごすことができた様なのは良かったな~と思った花


M氏は職人気質なんで、口はあれだしパッと見は強面だったが。責任感の強い、面倒見もよくて人懐こい、良いオジサンだった花夕方には会社関係の方がたくさん訪れて、突然の訃報に涙涙(社葬でも良かったかも…)



調理器具がランダムに並ぶキッチン見てたら、ここで毎朝に子供達のお弁当やご飯を作ってたんだなぁ~と、子煩悩だった彼の在りし日の姿が目に浮かんできたりして。今時に珍しい大家族花でも、ちゃんと全員を成人式あげるまで立派に育て上げて、本当にいいお父ちゃんで偉かった~👏



納棺もシンプルに花
皆で棺へ「せーの! 」で寝かせて。中には普段によく着ていた服を旅路用にと入れた。

あとは葬儀会社が用意してくれた木製の杖、子供達からは手紙、入院直前まで吸っていた電子タバコ、その前に長年吸っていた紙煙草(現在は1箱600円でたまげた! )

あとは子供達が気を使ってくれ我々仲間の写真を用意してくれたんだけども、これはちょいタブーだったので見せるだけにとどめ。子供達が父の日や誕生日に贈ったシルバーアクセサリーやサングラスなんかもあったが、これもカナモノなので、形見分けして回収




仕上げはご供物でたくさん届いた花籠のお花をたんまり入れたから、追加で頼む必要もなかった花花


そんなこんなで、賑やかに彩られた可愛いM氏。皆で最後に感謝とお別れの言葉をかけて、合掌。棺の蓋は永遠に閉じられた。



森の中の袋小路奥の家だったのと、あいにくの大雨で、霊柩車へ運ぶのがやや難儀したが。なんとかリビングの吐き出し窓から段差のかなりある庭へ出て、落っことしたりのハプニングもなく無事に運ぶことができてホッ花


火葬場の集骨も昔よりだいぶ簡素化されており、お箸の例のお作法は一度のみ。お経系がないから、とにかくサクサク(言い方)滞りなく進み、49日頃にまた残りメンバーとお別れ会しましょう!  と約束して散会花花


なんか、漠然としてた我が家の将来もリアルにイメージできるようになったのも有り難かったな~と花



うちはしかし、子供もいないから、検体か、葬儀なら業者さんと友人達に丸投げだなぁ…自宅は厳しそう💦1人でお客さん達の応対はできないし。

故郷の海に散骨を頼む~とかいう旦那の希望も、ムリだろ煽りあんなところまで行けるか➰💦宅急便📦️で送って甥っ子にでも頼む(笑)  でも、こればっかりは本当に、誰がいつどうなるのかわからない~