旦那の話。2019年末の出来事
モスマン🦇を見た数日後。朝の出勤時(午前4時)になぜか通勤にいつも使ってる車のバッテリー上がり💦
季節は冬の入り口。たぶん10度くらい。体感温度だともっと低く、その気温の中、焦った旦那は大した防寒着もつけずに私の原チャリで職場へGO
20分くらい走行して勤務先到着後。駐車スペースでバイクのスタンドを起こしたところよろめき、バイクがぐらつく。慌てて支え、ちょっと腰をひねったままの変な体勢で体重をのせてた時、それは起きた
まるで雷⚡に打たれたような、かつて経験したことのない凄まじい衝撃が、ズバーン‼️と全身を貫いたそう
(心臓外科の先生によると、この時点で大動脈を解離。つまり裂けるチーズのようにズバーッ! といちばん太い血管が避けたとのこと💦
普通の人ならばたいていがここで突然死。または猛烈な痛みのため失神、のちに絶命するパターンがほとんどらしい)
が!💦
あわわ!ギックリ腰をやっちまった😵💦くらいにしか感じなかった旦那
ヤバそうな痛みを感じつつもとりあえず仕事場へ向かい、休み休みしながらも仕事をこなしてしまう健気なオジサン💦
帰宅後にもそんな感じでまあまあ普通💦背中と腰がちょっとヤバイ~と言うので、風呂上がりにロキソニンテープ湿布を貼ってやる。そのあともダルい➰と言いつつ6日ほど連勤💦鈍い痛みはあるものの、体力気力でカバーしてしまい勤務続行せざるを得なかった悲しい中間管理職💦この時もっと早く無理矢理にでも休ませて病院にかかるべきだったと猛省
7日目。ようやくとれた休日には温泉行って毒素を抜くんだ! とか旦那が言い出し。そう? んじゃまあストレス解消に行くか~などと呑気に温泉へ出かけるアホな夫婦
いつものように露天風呂、サウナ→キンキンに冷えた富士山の伏流水風呂で整えるも、旦那の顔がピッコロ大魔王みたいに緑色に見えたので、なんかヤバそう…とは思った
食事も、温泉帰りのいつもなら、カツ丼大盛にラーメン食べたりする人だが、天ぷらザル蕎麦をちょっとつまんで、食欲も最近無いと言う
この大食漢が食欲無いとは異常事態。背中の痛みもまだあるから、なんか胃腸のヤバそうな病気かも? とさすがに心配になる(遅い!)翌々日の月曜日、病院嫌いの旦那の尻をたたき、やっと医者へ行くことにした
月曜日。近くの小さめ(CT検査と心電図などはある)クリニックに夫婦で行く。心電図とレントゲンを終えた途端に事態が急変
診察してくれた内科医の先生によると心臓に問題がある。雑菌が入ったかで少し腫れている。不整脈もある。当院の検査では限界があるので、隣街の県立病院を紹介するからそちらに至急向かうといいと
でもとりあえずは旦那は身動きもまだ可能で意識もあるので、緊急性はないと判断される。
県立病院には先生が直々に電話をしてくれたが、心臓外科のほうで緊急オペが重なっていたため対応が厳しいと。翌日のあさイチ受診のほうがいいだろうとのことで、とりあえずその日は帰宅💦
山なのともう夜間で、今からバタバタ救急搬送されても、たぶんろくな病院へ回されないだろうと。であるなら心臓スペシャリストのいる(昭和天皇さんの手術グループの一員だったとか)アポが取れたその県立病院へ確実に向かったほうがいいでしょうと先生。
今夜はできるだけ安静にして、翌朝いちばんに受診するように手配してもらう。
夜中に冷たくなんないのか? とか思いつつ、ビビり上がって泣きながら義実家に電話したりも~生きた心地もしないままなんとか夜を明かし、翌朝は運転止めておこうとタクシーで県立病院に向かう
クリニックの先生からは再三電話いただき、ついたら旦那を車椅子にのせて、受付してと。先生のおかげで受付では話が通っており、ものすごい数の患者さんがもう受診待ち状態だったんだけど、看護婦さん数人にあっという間に囲まれ、バタバタとあわただしく旦那が連行されるのを見送った私
続く