ジュブナイル

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くりこにしてはエラい固いタイトル😂


昔からジュブナイルとか児童文学が好きでした。

小学生の頃は童話

中学生は飛ばして⬅️飛ばすんかい

高校生の時はSFとシャーロックホームズもの

なかなか大人の読む文学には馴染めなくて

児童が喜びそうなもんばかり

特にSFは乱読してました。

乱読だから内容は思い出せ無いよう⬅️シャレね一応


題名忘れましたが今も記憶に残ってる作品はね

未来を描いてるんですけど

未来の人々はスンバラシイピカピカの綺麗な衣食住を与えられて快適で豊かな生活を享受しています、、、と、思っていたら

何かが弾けて自分達をよく見ると実際にはみすぼらしいアパートに住みみすぼらしい服を着て惨めな暮らしをしている現実に気がつく…という不思議なお話。

豊かな生活は幻を見させられていただけ…?

クスリか何か?そう云うモノで自分達は豊かだ!と錯覚させられていた…事に気付くんですよね。

何者かによって目眩ましされてた…という。


日本て資源はないし海と山ばかりで平野も少ないし恵まれてるような恵まれてないような変な国じゃないですか?いや、突っ込まないでよ。

日本人は懸命に働いて頑張ってきた。でも…

一歩間違えばその豊かさは幻かも知れない。

昨日まで10キロ4800円やったコメが

棚からすぽっと消えて

今日には5キロ4000円て言われたらココロ崩壊しそうになりますやん。

何の話か…逸れましたが🙏


最近になって

ちょっと読み返して浸ってみたいなあ死ぬ前に(大袈裟)…という英国の児童文学があって

その本を何度目かの引っ越しで紛失したのか棄てたのか…🤢

それで甘損で取り寄せたのね。手軽に。何の躊躇もなく…。

そしたら落とし穴があった。

あれ?この訳者だったっけ?と思ったら

訳者が変わってたんよガビーン🤢

一行目から違和感があって発覚したこの事実。

訳者ちゅうのはものすご大事なんよ。

あとがきを読むと⭕️⭕️さんの名訳が既にありましたが改訳しました…と書いてありました。


つまり今のイメージの言葉に変わってるんやけど

それは…ちょっと違うなぁーと思った。

言葉には時代の匂いと云うものがあると思う。

時代を感じさせないと云うのは良い場合もあるけど

あの時代に読んで感動した言葉は変わって欲しくないんですよね。

古くなってもそれが醸し出す匂いがある。

具体例を出すと

だいたいの朧げな記憶で書きますとね

(旧)田中さん訳「この人達に魚でもおやりよ」…が

新訳では

(新)「この人達にお魚でもあげるといいわ」

になるんですよね。

このニュアンスが大事。

くりこは(旧)の訳が気に入ってるので

結局ネットで初版本を探して再購入しました。

こういうのは勿体ないとは思わなくて

ちょっとココロの贅沢しました。


本当にある花弁が透明に変わるお花