丸5年となりました | ジジイがハープ!

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還暦ジジイがハープとは!

大変難易度が高く、注目度は低いです。

一体ジジイは何を考えてるのか?

1年前、自分の備忘録としてこのようなブログを書いています。



ハープを始めて、先月でとうとう丸5年となってしまいました。


…この、「なってしまった」という表現、

これはそういう事実があるという意味以外に、後悔というか失望というか、慚愧、忸怩、遺憾、羞恥、自責…実に、こう如何とも形容し難い「残念な思い」があります。



塚原卜伝や小野一刀斎(いずれも剣豪)は、5年間、血の滲むような剣術修行をして「拙者、ようやく柄(ツカ)の握り方を覚えてござる」と謙遜しつつ実は物凄く強いわけで、この奥ゆかしさがサムライの美学でもあります。


ジジイが5年間、鼻くそをほじりながらハープ修行をして「拙者、ようやく鼻くそのほじり方と竪琴の構え方を覚えてござる」と謙遜したつもりでも、実はまだ構え方も怪しく、謙遜どころか、あちこちに鼻くそ付けまくり、誇大広告も甚だしいわけです。



さて、そんな鼻くそジジイが今やってるのは→以下、自分の備忘録として…






◉ ラリビエは右手の練習48バリエーションが終わり、左手に入りました。左手のバリエーションも48あるので、多分1年以上掛かるのでしょう。


尤もこれはピアノで言うところのハノンのようなもの。これで終わり、というものではなく、この先ずっと左右の指練習として続けていくものです。今後は左手をやりながら、右手も同時進行で2巡目。


◉ ボクサのエチュードは33番。ハーモニクスの練習です。単音、3度5度の重音は鳴りますが、6度の重音と3重音が鳴ったり鳴らなかったりです。

重音のハーモニクスは、人差し指が実音の時と違う位置で弾くので、指が痛いです。



◉ サルツェドのデイリーエチュードはやっと最後の12番目に取り掛かっており、いよいよ2巡目が見えてきました。これは先生のレッスンでは使わずに、あくまでも自主練の範囲です。



◉ 楽曲はマックスウェルの「ひき潮」をやってます。

クラシックではなくて映画音楽ですが、アルペジオやグリッサンドなど、ハープらしい弾き方が満載です。

私的にはクラシックが好きなのですが、この曲は師匠も結婚式で何度も弾いたらしく、今回課題曲として強く勧められた曲です。有名な曲らしいですが、私は初めて聴く曲でした。


クライマックスでは寄せて返す波のようにグリッサンドを掛けます。以前ブロ友様の演奏を拝聴した時にこういうグリッサンドを見て感動したことを覚えていますが、自分もとうとうそれをやるのかと感慨深いものがあります(あ、勿論私の腕前など、ブロ友様には遠く及びませんがアセアセ



さて、この先1年間でどんな進展がありましょうや???