ユング心理学のご紹介

〜その11 十字軍の亡霊にフィレモンの

知恵を語るゾ編1️⃣


カール・グスタフ・ユングは

スイス出身の超有名な心理学者ですが


ユングさんのコトが気になってブログにして

ますけど、


フィレモンの教えに触れて⚡️

元型のパワーに震えたり

十字軍の亡霊に会うあたりを見るので目


フルフルして、だらけた気分になりますが

よろしければ読んでみてください🙏




🟦お外に向かうどー☀️


ユングさんが41歳になった1916年の

コロ


前回までみたよーな、アクティブ・

イマジネーションによる、

内的な無意識へのダイビングを繰り返して


それを日記につけるコトで📖

神話的で、幻想的で、あいまいな、

集合的無意識の世界のカタチを


ある程度は、客観的にながめるコトができる

よーになってきたユングさんは、


それらを絵にしたり🖌

神話的なメッセージを書き出したりして🖋

無理矢理だけどカタチにするコトができる

よーになってきた



なので、

内部に積極的に向かってた自身の傾向を


外部に向かって発信する方向へと発展したく

なったユングさんは


チューリッヒの山の手の住宅街に

心理学クラブを創設して、

同好の士を集め始めたのだった



ユング研究所の写真はコチラからお借りしました👈


このクラブは、心理学の良きパートナーでも

あり、愛人でもあった、トニー・ヴォルフが 

会長として21年間働いてたみたいだけど


ヘルマン・ヘッセなんかも出入りしていて

有名なデミアンとかは、ここでの空気感が

影響してカタチになったみたい



現在もユング研究所として門を開いている

よーだし


写真はコチラからお借りしました👈


素敵な庭もあるみたいだな


行ってみたいな


写真はコチラからお借りしました👈


いまも研究所は継続しているみたいね


写真はコチラからお借りしました👈


🟦摩訶不思議な死者への七つの語らいについて


このクラブを立ち上げたコロに、

「死者への7つの語らい」

とゆー


摩訶不思議で、難しい小文を実験的に

書いたユングさんだけど、


この小文は、親しい友人にだけ配られた

フィレモンの教えの書かれた

謎の書で、


その内容は、なんだか複雑で、

最後に暗号まで出てくるよーな

特殊なモノで


なんかこの暗号が、かなり気になる

シロモノなんだけど


この書は、ユングさんの自伝の2巻の巻末に

載ってるので読むコトができるのだ




この小文の内容を見た、ユダヤ人の哲学者の

マルティン・ブーバーなんかは、


ユングは異端者であり、グノーシス主義の

信奉者なんじゃね?と糾弾したらしいけど

グノーシス主義のコトはコチラ👈


ブーバーは、

対話を通じて、人間性を確立する哲学の

持ち主で、


ユダヤ神秘主義者的立ち位置を踏まえた上で

神秘主義者のいう神人合一は、

絶対的境地ではなくて、


むしろ人間には、日常生活の方が大事だし、

普段の生活の中で、絶対的存在との繋がりを

持つコトが大事だよと


ウィトゲンシュタインみたいなコトを言って

人らしいけど


ウィトゲンさんの哲学のカタチはコチラ👈


ドイツ的なユングさんが、

旧約聖書の神様をないがしろにするよーな

グノーシスの神である

アプラクサスを引っ張りだしてる記述が


やがてナチスから迫害を受けるコトになる

ユダヤ人の哲学者であるブーバーの

かんに触わったんだろーけど


ブーバーのコトはコチラ👈

ユングさん自体は偏りを嫌った人だから、

グノーシス主義者ではなかったし


かと言って、厳格なカトリック信者でも

なかったし、


思想をカタチにするために、

単にグノーシスの観点を比喩的に利用した

だけだったのに、


異端呼ばわりされるのはどーなの?という

スタンスだったらしいけど


この辺りのユングさんの冒険的な思想の

カタチは、


やがて、東洋の思想や、神話的で原始的な

思考方法や、錬金術的な考え方を取り込んで

思想をカタチにしていく姿でも散見される

ので

厳格なキリスト教の信仰を貫く人達には

鼻につく思想の歩み方だろーし


現に一番弟子のドニー・ヴォルフとも

そのあたりで意見を異にするコトになる

よーだ


🟦死者への七つの語らいについて


脱線しちゃったので🚃ハナシを戻すと


この不思議な小文は、

1912年のころから始まった

老賢人フィレモンからの教え


ノートにまとめていた物なんかを元にして

その四年後に完成させた書なんだけど


この書自体は、若気の過ちであったと

後にユングさんが後悔するコトになる書で

あったみたいで


世に出したくて書いた書ではなく 


遊び半分で、親しい友人にだけ、

その思想の一端を明らかにするために

配ってた小冊子だった🗒

その内容は、

ひどくわかりづらくて、隠喩的

だし、


ユングさんのマンダラ感が、

ふんだんに出てくるし


謎のグノーシスの神様である

アプラクサスなんかを比喩で使ってたり

するけど


最後に、以下の謎のアナグラム

まで出てくるとゆー不思議ぶり

だけれど

この意味については、ユングさんは

答えを明らかにはしていなかった


n a h t r i h e c c u n d 


e g a h i n n e v e r a h  


t u n i n z e h g e s s u 


r k l a c h z u n n u s .


その暗号は、

最後のピリオドまで含めると52文字


52文字と言えば、

13×4のトランプ総数とか、

タロットの小アルカナの総数

同じ数だな!


ピリオドは文字じゃないだろと言われれば

それまでだけど


BFMOといった、使用頻度の割に

使われていないアルファベットがあったり


こじつけかもしれないけど、

いろいろドイツ語を当てはめてみたら


なんだか死者への七つの語らいに出てくる

モチーフとなるコトバ

何個か抽出できるので、


興味深いアナグラムだし

謎は解けずに深まるばかりだけど


この辺りはメンドーなので、

後に回すコトとして



🟦オバケとの対話オバケ


その書をユングさんが書き表した

モチベーションの一つには、 


ユング家で現実に起こったポルターガイスト

現象もあったみたい

ユングさんの自伝によれば


ある日、

家の中で不安感とか、

不吉な雰囲気とかがただよいはじめて


空間が霊的になって、

家の中で霊が漂い始めたよーな感覚があった


寝ている子供の毛布が取られるよーな現象が

起こった


来客者のよく見える玄関周りで、

誰もいないのに玄関のベルが鳴った


誰もいないのに、ドアのベルが動いている

のを現認した


何かが起こるよーな気がした


家中、霊で満たされている気がした


呼吸ができないくらいの重苦しい空気が

漂っていた


ユングさんがいったい何事か?と

内的に問うと、


合唱して?われわれはエルサレムから

帰ってきた 


そこにわれわれは探して

求めているものを

見出せなかった


と霊が叫んだ

そこから、どうやら

十字軍と関わりのある

に対する、


7つの章に分けられた語らい

がはじまるコトが書かれているんだけど


まるでイタコみたいだな

🟦一つ目の語り〜プレロマとクレアツール


一つ目の語りなんだけども


十字軍の亡霊に対して、

求めているモノはこんなカタチかな?

とゆープレゼンをするんだけど


これがまたややこしいハナシなんだけど


🟥プレロマについて


プレロマは、原初に存在する

全てのバランスが取れている

状態のコトで


その状態とゆーのは、

⬜︎無と充満が一体化してる

⬜︎思考もなく、実体もない

⬜︎すべてがある

⬜︎無限である

⬜︎特性と個性はない

⬜︎そこに向かうことで自己は解体される


モノであるとゆー



🟩クレアツールについて


クレアツールは、

⬜︎創造物で

⬜︎実体のあるモノ

⬜︎ 時間的に空間的に限定されている

⬜︎プレロマはクレアツールの初めであり

 終わりでもあり光のエネルギー源だけど

 クレアツールは光を映し出して輝くモノ

⬜︎本質的にプレロマから区別されている


モノであるとゆー

🟥プレロマとクレアツール

との比較


🟥プレロマは


 ⬜︎不滅で、無で、永遠 

 ⬜︎分割できない

 ⬜︎永遠の死、非創造

 ⬜︎区別するコトとしないコトを含む

 🟥不明瞭な相殺的な場

 🟥区別しないコトでプレロマとなり

  それ自身の中でクレアツールを止めて

  無に溶け込みクレアツールの死となる


モノである


🟩クレアツールは、

 ⬜︎固定的で、確実で、相対的

 ⬜︎変化し、個性と特性をもつ

 ⬜︎あらゆる場に存在する

 ⬜︎区別するものであり、

  プレロマをすら区別しよーとする

  区別は個性化の原理と言われるモノ

🟩明瞭な区別する以下のよーな場

 ⬜︎活動と停止

 ⬜︎充満と空

 ⬜︎生と死

 ⬜︎異と同

 ⬜︎明と暗

 ⬜︎熱と冷

 ⬜︎エネルギーと物質

 ⬜︎時間と空間

 ⬜︎前と悪

 ⬜︎美と醜

 ⬜︎一と多

🟩区別され分離されたもの

 相殺されずに活動するもの

 プレロマが分裂したもの

🟩プレロマの平衡状態を区別するコトで 

 意識となる

🟥あーややこしい


以上は、細かいプレロマとクレアツールの

比較だったけど、


ここから、ユングさんが

一つ目の答えとして


おばけに語り出す以下の内容

が重要みたいなんだけど

ヒトが形而上学的な真善美を切望すれば、

偽悪醜と区別することになるから、


プレロマの無とか相殺の中から逃げるコト

となるけど、


ここで、

知恵と思考を工夫すれば、

プレロマへと至る方法がある

とゆー書き方を小文の中でしていて、


これをユングさんはフィレモンから

教えられたとゆーコトかな?

🟥知恵のある生き方


1️⃣思考(クレアツール=🟩) は本質(プレロマ🟥)から

自身(🟥)を遠ざける

2️⃣しかし、思考により、

区別(🟩)の反対である

同等(🟥)」とゆー観念

を見出すコトはできる

3️⃣同等だけが、

プレロマのカタチを表す

ワケではないけど、


この同等とゆー観念

(🟩→ 🟥)


時空間(🟩)へと流れ込む

非実在の特性のベクトル

(🟩 ←🟥)を見つけるコト

の役には立つ目

4️⃣このベクトルを見出せば目

(🟩 ←🟥)やがて

相違と同等の両方の

バランス点(🟥)

ボンヤリと見えてクル目

5️⃣そーなると同等の観念は、

それはもう自分の思考(🟩) ではなく


存在そのものの範囲まで

大きく広がってゆくことに

なる(🟩 ←🟥)


6️⃣自分が考えるではなく

(🟩)

フィレモンのよーな

自身の本質を現す者から

学ぶベクトルに気づくコト

(🟩←🟥)に変わる

7️⃣ 自身の本質を現す者から

学ぶベクトルとか、

元型からの学びの方向だけが


自分自身の本質を教えて

くれる唯一の方向である

(🟩←🟥)

8️⃣そのベクトルの先

(🟩←🟥)には、

 無限、全て、自己の解体、

 永遠、非分割、

 不明瞭な相殺、

 クレアツールの死、

 光の根源 

とゆー悟りの場がある

9️⃣そこをボンヤリと把握する コトで(🟩←🟥)

知識は関係なく、

自身の本質により、 

正しい目標へと辿り着く



以上の1️⃣から9️⃣のよーなベクトルを

自身の生き方の中で実践するコトが大事だよ

とフィレモンが語ったのかな?


この第一章の答えは、


すなわちフィレモンの教え

そのもののベクトルに乗っていけ

ゆーコトだろーから、


以上のよーに

そーゆー元型の語りを、

よーく聞くコトが大事だよ


十字軍の亡霊にユングさんが語っている

よーな気がする


それにしても、ポルターガイストと相性の

良かったユング家では、


七つの語りが決着するまでは、

三日三晩に渡り亡霊が暴れたみたいだし

なんでだか、よくわからないけど、

十字軍の亡霊がうごめいていたみたいだし


なぜ、フィレモンの教えをその亡霊に

与えなければならなかったのか?については


ユングさんは語っていないし、


その辺の答えが、巻末の暗号に書かれて

いたりするのかな?


それにしても、

元型のもつパワーは、

現界に影響を与えうるモノ

であるとゆー確信については、


若い頃から味わっていたポルターガイストに

より、ユングさんは持っていたみたいだから


亡霊が暴れても、あまり驚かないトコロが

スゴいなと思った


とまあ、一章をテキトーに読んでみたけど


この一章で語られる、

プレロマとクレアツールの

カタチの比較


その後に語られる、残りの章の語りを理解

するのに必要だったりするし、


なにより、ユングさんの思想の根幹

でもあるので、


この第一章の悟りの方向のカタチ

把握しておいても損はなさそーである


🍶 🍶 🍶 🍶 🍶 🍶 🍶 🍶


けども、年賀状を書かなきゃならないし、

ブログが少々長くなったので

また続きを時間があるときに書きますので


よろしければ読んでみてください🙏


今年もだらだらとしたブログを読んで

いただきましてありがとうございました🙏


ご縁に感謝をさせていただきます🙏


良い年をお迎えください🐯


それでは、また来年!👋