息子は年中の秋に自治体の発達相談を受け、そこから月に1度の療育を始めています。
(夫が同意していないため、特に診断などはついていません。)
そして年長になり、小学校就学までのカウントダウンが始まった今、『就学相談』を受けることにしました。
5月中旬。
指定された日時に息子と2人で、自治体の教育センターへ出かけました。
初めての場所、人には未だに強い拒否反応を示す息子。
事前に、
・今日は新しい場所でお勉強をすること
・そこの先生は、○○先生(療育で担当してくださっている作業療法士さん)のお友達の先生であること(←もちろん嘘です嘘も方便ってヤツね。
)
・お母さんは別の先生とお話しをするから、息子は一人でその先生とお勉強をしなければならないこと
を伝えました。
もちろん、1度伝えただけでは納得してくれないので、何度も繰り返し伝えて、何が行われるのかをきちんと理解させるようにしました。
本人からちゃんと「わかった」という言葉が聞けたはずなのに、やはり当日駐車場に着くと、いつもの療育とは違う場所であることに戸惑い、怒り、
行きたくない
と
以前ならば、こうなってしまうとテコでも動かずに泣き叫んでいましたが、もう一度、事前に言って聞かせた内容を伝えると落ち着いたようで、渋々ではありますが、納得してくれるようになりました
少しは成長してくれたようです
事前に連絡を頂いた際、親は保健師さんと面談、子は心理士さんとテストと母子別々になるとのことで、おそらくいきなりの母子分離は難しいということをお伝えしていました。
(その場合は、同室内の少し離れた場所で対応することも可能とのことでした)
が、なんと息子。
初めて会った心理士さんと、なんの躊躇もなく、連れられて行ったんです
これには、もう私がびっくり
最初の10分程度は同席して息子の様子を確認してくださった保健師さんから
特に動揺することなく、きちんと受け答えができてましたよ
という報告
いやぁ~~~、本当に信じられませんでした
結果、約1時間、きちんと検査を受けられました
もうこれだけで息子の成長が感じられて、私的には感無量でした
その後、保健師さんとの面談に移り今抱えている課題や、就学に向けて不安をお伝えしました。
具体的には、
保育園での生活において、集団行動に従えないことが多いこと
初めての事、場所、人がとにかく苦手であること
偏食が激しく、給食は食べられないこともあって苦行の時間になっていること
の3つです。
同時並行してやっている息子のテストの結果を踏まえて、今後の方針が決まるということでした。
後日
次回の面談が、5か月後の秋(就学時健診の前)ということに決まりました。
その理由は主にふたつ。
今回行ったテストの中では特別大きな問題は感じなかったため、現在行っている療育や知育教室などを継続した上で(少し時間をおいて)、再度評価したいということ
ちなみに知能検査は、数か月前に発達センターの方で受けているため今回は実施されませんでした。
通常、次回に設定される夏の時期には支援級等の見学なども併せて行われるようですが、我が家はあくまで普通級を希望しているのでそこを省くため
です。
私の中では、今回保健師さんと面談ができたことで、小学校の生活が少しイメージできたりもして、ただ漠然と不安になっていた点が少し(だけ)軽減されました。
そして、特に就学のためだけにやっているわけではありませんが、今やっている知育や受験対策、スイミングなどの習い事などの経験を通じて確実に息子が成長してくれているようで、そのことが実感できたという意味でもいい機会でした。
息子が本当によく頑張ってくれて成長を感じることができたのが最大の収穫でした
1人で悩んでいても仕方ない。
誰かに話を聞いてもらうこと、専門家の方にアドバイスをもらえる機会は最大限有効に使うことの大事さを学んだ第1回目の就学相談でした。