7月某日。

息子と一緒に市の発達相談を受けてきました。

 

事前に送付されてきた問診表の相談内容には、選択肢の中から、

 ダイヤオレンジ集団行動ができない

 ダイヤオレンジこだわりが強い

 ダイヤオレンジ癇癪を起す

 

にチェックを入れ、その他の欄に

 ダイヤオレンジ偏食が激しい

と記入しました。

 

また予約の際に、電話口の保健師さんに簡単に相談内容を伝えたのですが、

 

実は、あまり自宅で、親が接している限りでは育てにくさを感じていない

保育園の活動で、主に集団行動ができないことが一番の問題

 

ということを話したため、事前に保育園の担任の先生にもヒアリングを行って頂けるとのことでした。

 

 

当日出迎えてくれたのは保健師の方。

簡単に今日の流れを説明して頂いたのち、私はこのまま保健師さんと面談、息子は別室で心理士さんとテストを受けるはずだったのですが、

 

息子が『ママと一緒がいい』の一点張り怒り

 

こうなることはあらかじめ予想はしていたんですけどね泣

 

 

息子は初めての場所、人には特に警戒をしてしまいます。

 

一応こうなることは予測して、前日の夜、息子に

 

明日は保育園を休んでママと〇〇先生(保育園の担任の先生)のお友達のところへお出かけをする

 

お友達先生と一緒に遊ぶから、お利巧にできたら帰りにお買い物行ってプラレールを買うよ

 

と伝え、息子からも『うん』という良いお返事をもらってたんですけどねもやもや

 

 

5分ほど粘ってもダメだったので、同じ部屋の端と端でそれぞれ面談とテストをすることになりました。

 

年中ともなると大人の会話の内容が一部理解できる子もいるそうで、不安にさせないために、私たちはめちゃくちゃ小声で話していました。

 

 

そんなこんなで約1時間。

 

息子もかなり早い段階から心理士さんに打ち解けてくれて、検査そのものはスムーズに進んだようです。

 

 

今回受けたのは、田中ビネー式です。

 

正式な結果は後日になるそうですが、心理士さんのお話では、おおむね発達・発育の状況については特に遅れはみられなかったそう。

 

ただ1点。理解力について、質問や指示の内容を理解できていないと感じる場面が多々あり、的違いの返答したり、指示通りの作業ができないことがかなりの頻度であったようです。

 

心理士んさんの見立てでは、これが要因で、保育園などの集団生活では、一斉に指示が伝えられるので、息子はその内容を理解できずにその行動がとれなかったり、次に起こる展開を読めずに不安になって癇癪を起してしまったりすることにつながっているのではないかという分析でした。

 

確かに、家庭では一対一で息子に向き合えますから、理解できているかを確認できますし、わかっていないようだったらかみ砕いて説明することもできますし、実際、そういう場面は多々ある気がして、めちゃくちゃ合点がいきました。

 

 

やはりこの状況のままだと、うまく小学校生活に馴染めない可能性もあるため、次のステップ、『療育』へ進むことを勧められました。

 

 

ただ、療育へ通うには専門医の診断が必要になるとのことで、その予約は一番早くて10月。

 

それまで時間があくので、少し家庭や保育園にも協力を得て意識的に働きかけを行ってみることが有効ですし、単に成長してその点が解消されたりすることもよくあるそうで、また、そもそも専門医の方が療育ではなく『経過観察』と診断することもあるそうです。

 

 

いずれにせよ、10月の診察の予約を取って、この日は終了になりました。

 

 

『療育』という言葉に若干戸惑う部分もありますが、心理士さんの分析はとても合点がいきましたし、何より息子のためと思うと躊躇していられません。

 

どのような内容でどれくらいの頻度通うのかはわかりませんが、今は”新しい習い事を始める”そんな感覚でどんと構えていようと思います。

 

 

肝心の息子は、テストが楽しかったようで、「またここで遊びたい」と言っています。

療育は同じ施設内で行うので、この場所にいい印象を持っていてくれることは重要なポイント上差し

 

 

十分頑張ってくれたので、帰りに息子の希望通り、プラレールの車両を1つ買って帰りましたウシシ