ニセコ | ほのぼの街のほんわか通りに、ふわっと風がふく

ほのぼの街のほんわか通りに、ふわっと風がふく

笑顔がにじみ出る(はずの)
「ゆるイラスト」とともに、
なんてことはない日常をつづったエッセイ

 

世間から取り残されている私が、世間の注目を浴びている場所へ行くという、異変が起きました。

 

アメリカで暮らしているスキー命の息子が日本へやってきて、ニセコへ行きたい、というので、くっついて行ってきました。

 

噂やニュースで聞いていた通り、ニセコは、外国の街でした。外国人だらけ。日本語が聞こえてくると、あ、日本人がいる!と、変な錯覚を覚えるほど。

 

リフト乗り場で、日本のおじさんに、「カムヒア!」「レフト!」と、叱られる始末。

 

私たちが行ったスキーレンタル屋さんは、お店の人も、全員、外国人。

 

”スタンディング”スキーか?と聞いてくる、、、え? スキーって、普通、立ってするものじゃないんですか???と、戸惑っているところに、息子が来てくれて、”スタンダード”と言っていることが判明。オーストラリア訛りは、わかりずらい! 息子によると、”スタンダード”は、オーストラリアでは、”ステンディッド”のような発音になり、カチカチの私の耳には、”スタンディング”にしか聞こえなかったというわけです。 

 

ジンギスカン屋さんで、オーストラリア人のウェイターのお兄ちゃんに注文した後、「ザッツ イット?」それだけ?と聞かれ、そのアクセントで、まるで、それだけしか頼まないの!!? と責められている気持ちに、、、「す、すいません、とりあえず、今は、これだけにさせていただきます」と小さくなっていると、「彼は、すっごいフレンドリーだよ、そんな意味で、言ったんじゃないよ」と、息子に大笑いされました。

 

ラーメン屋さんで、オーストラリア人カップルと相席になり、アメリカ育ちの息子と、3人で、軽快な会話が交わされている。しかし、「ペウダダイ サタダイ」とか言われても、さっぱりぷーなんですよ、私には、、、「パウダーデイ サタデイ」と、土曜は粉雪だと言っていたらしいんですけどね、、、ナイスはノイスと言うし、ソーグッドは、サイグッドって言ってるし、、、

 

やはり、話題の中心の場所でも、私は、取り残されていたのでした、、、