充電は、がまん、がまん | ほのぼの街のほんわか通りに、ふわっと風がふく

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笑顔がにじみ出る(はずの)
「ゆるイラスト」とともに、
なんてことはない日常をつづったエッセイ

母のシニア用スマホ、台所のテーブルの端のふたのない小さな箱の中に、放置状態です。

 

今の時代、やはり携帯は、いざという時のために、持っておいた方がいいだろうと、2年ほど前、買ったのですが、まだ”いざという時”は、来ていません。

 

重いからと持ち歩くこともせず、家には固定電話があるため、誰にもスマホの電話番号を教えていないので、電話がかかってくることもありません。

 

数日前、すごい音が鳴っているので見てみると、もうすぐ電池がなくなります!と赤い警告が出ている。

 

「充電は、ちゃんと、しときや」といつも言っているのに、と言いますと、「昨日、したで」、とのこと。

 

その夜、100%まで充電したのに、また翌日、あの「至急充電してくれ!」の警告音が鳴ってる。

 

何にも使っていないのに、ただ、テーブルの上で、横たわっているだけなのに、、、

 

そういえば、購入の時、「遠隔安心サポート」などなどの「安心パック」を申込んでおいた方がいいですよ、と勧められて、入っていたので、早速、電話しました。

 

遠隔から、母のスマホを操作して、不審なアプリが入っていないかなど、確認してくださいました。

 

とにかく、母は、「こんなん、よーせんわ!」と堂々のスマホギブアップ宣言をしている87歳。もしもの時の通話以外は、何もいらないんです、と説明し、数々のアプリは元々入っているので削除できないらしいのですが、通知等の設定は、全てオフにしてもらいました。

 

そこから、一般的な、電池の使い方の説明がありました。

 

「充電は、30%から15%になったら、行ってください」

 

以前も、そういうことを聞いたことがあります。充電は、ぐ~っと残量が下がってからした方が電池のためにはいいと、、、

 

やはり、そうだったのか。しかし、心配性の私は、いつ停電になるかもしれないし、残量が少ないまま出かけるのも不安だし、と、80%以下になると、こわいように充電をしていました。

 

そうか、電池を長持ちさせるためには、30%以下になるまで、がまんしないといけないのか、、、つらい。

 

母が、「もう、いちいちチェックすんのめんどくさいから、電源を差しっぱなしにしといたら、あかんのか?」と、いつも言っていたので、それを聞くと、100%になってからの差しっぱなしは、良くないです、とのお答えでした。

 

もう一つ、「再起動も1週間に一度程度は行ってください」とのこと。

 

言われた通りにすると、電池の減りが、すこぶる改善されました。

 

再起動、かえってスマホに負担をかけるのではないかと、思っていましたが、リフレッシュさせるということになるのでしょうか。私のスマホちゃんにも、これからは、もっと愛情をかけてあげよう。