2023.3.31 鎌倉① 葛原岡・大仏ハイキングコース | ムサママのおめでたい日々

ムサママのおめでたい日々

たのしいこと、みつけた!?

大学時代の友人たちと鎌倉ハイキングに行ってきました音譜

今回は、葛原岡〜大仏ハイキングコース。

天園ハイキングコースとともにメジャーなコースです。

このメンバーで行くのは去年の11月以来、4ヶ月ぶり。(というかまだ3回目)

月一で登る予定ではいるのですが、お天気やら何やらでなかなか叶わず…

ようやく、3月は実現できることになり、鎌倉でお花見登山をすることに。

 

▼前回(11月)は大山でした

 

 

9時に北鎌倉駅で待ち合わせ。

花曇りの日。少し肌寒いけど、なんとか桜はもってくれてるみたい。

 

 

 

…ということで、早速歩き始めたのですが、素敵なカフェを発見してしまい、一瞬で遭難💦

VERVE COFFEE ROASTERS(ヴァーヴ コーヒー ロースターズ)で朝ごはんを食べて

まったりしているうちに、出発は10時に(笑)

 

 

 

コーヒーもワッフルもとっても美味しかったです。

 

 

 

 

  葛原岡コース

 

10:10 出発は浄智寺から。

 

 

浄智寺は鎌倉五山の一つ。

 

 

ヤマブキやシャガが咲いてる。もうすっかり春。

 

 

ここへ来るのは5年ぶりです。

 

前回は、もーさんと鎌倉を歩いたとき。浄智寺の前で登山靴を履き替えたのですが、

その時にお財布を切り株の上に置いたまま帰ってしまい、家の最寄駅でパスモを出そうとして、お財布がないことに気づき、パニックに…!

もしかして浄智寺の前に…?ということに気づいてお寺に電話したところ、

「はいはい、届いてますよ」とのこと。

その日は結局、家から北鎌倉を2往復。(ちなみに片道1時間半)

北鎌倉に着いた時はもう真っ暗で、コソ泥のように何度もセンサーライトに照らされながら、

浄智寺のご住職のお宅に伺って、お財布を受け取ることができたのでした。

お財布の中には、カードはもちろん、お金も入っていたのですが、すべて無事。

地獄に仏ならぬ、お寺に仏(当たり前なんだけど)を見たという事件があったのです。

本当にありがたいことだと思います。届けてくださった方にも、お寺の方にも感謝です。

 

この切り株だ…。

 

ハイキングコースは、浄智寺には入らず、横の道を歩いていきます。

 

 

最初はこんな感じ。気持ちいい道です。

 

 

お花もいろいろ

 

ニリンソウ(二輪草)・セントウソウ(仙洞草)・ムラサキケマン(紫華鬘)・シャガ(著莪)

白い花は飛んじゃいました💦

 

 

10:20 次第に道は山道っぽくなっていきます。

 

 

 

 

 

道標がちゃんといてるので迷うことはありません

 

 

すごい根っこ道とか

 

 

いかにも鎌倉らしい岩とか

 

 

こんなとこやあんなとこがあって

 

 

この階段を下ると…

 

 

10:35 葛原岡神社に到着です

 

 

神社にお参りしていきます

 

 

葛原岡神社は後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に尽力した

日野俊基という人をお祀りしている神社だそうです。

 

 

 

10:50 ちょっと寄り道。

源氏山公園で頼朝様を見ていきましょう。

 

源頼朝像の周りを飛び交うトンビたち

 

 

時代が違うとはいえ、倒幕を企てた日野俊基の墓所の近くに

幕府を開いた源頼朝がいるというのも、ちょっと皮肉に感じてしまいます。

 

 

 

 

11:00 さらに寄り道…銭洗弁天へ

 

 

 

平日なのに、すごい人だったので、写真はほとんどなし(笑)

本当は、宇賀福神社という名前だったんですね。

昔ここで、夫が一万円札を洗ってたけど、増えたんだろうか…?

 

 

 

11:10 ハイキングコースに戻ります

道標がたくさんあるので、よく見て行きましょう。

 

 

11:15 海が見える場所

 

 

この辺は民家があって、かわいい道標がありました。

黄色いのはキバナオドリコソウ(黄花踊子草)・スミレも園芸種かな?

 

 

 

  謎の茶室跡へ

 

11:25 しばらく歩いているとこんな道標が…

茶室跡…って、何の茶室だろう?

『悪路注意』というのが、ますます興味をそそってしまう…。

 

 

というわけで、一度は素通りしたものの、やっぱり行ってみよう!!ということに。

 

細い道です…

 

還暦過ぎてこんなところで探検してるなんて、ちょっと楽しい!

子供の頃は裏山探検とかしたよねー

 

 

途中、土地の方らしい人に教えてもらったのですが

よくわからなくなって変な道に入り込み、荒れているし蛇もいたので引き返しました。

 

ウラシマソウ(浦島草)

釣り糸を垂れた浦島太郎の姿に見立てて名付けられたそうです。

 

 

11:45 突然現れたベンチ。ここが茶室跡か?と思ったのですが…

 

よく見ると、ここは桔梗山山頂(標高113m)のようです

 

後から調べると、茶室跡はもっと奥にあったようです。(何の茶室かは不明)

この辺りには野村総研の建物があって、20年ほど前、鎌倉市に寄付されたそうです。

今では廃墟になっているので、どう活用するか検討されているとのこと。

グラウンドは野村総研のグラウンドだったらしい。茶室もその施設の一つなのかしら?

これらの道は、有志の山の会の方たちが、整備をしてくれているそうです。

 

 

よくわからないので、とにかく大仏コースに戻りましょう…

 

 

 

  大仏コース

 

11:55 大仏コースに戻ってきました(ホッ)

 

 

ホッとしたのもつかの間…ここからはなかなか厳しい道です

とにかくよく滑る!

 

 

途中、カチャカチャカチャカチャ…とけたたましい鳴き声がしたかと思うと、

タイワンリスが何匹も走り回っていました。

目の前を横切ったタイワンリスが、東京のドブネズミなみに大きくてびっくり!

丹沢にいるニホンリスとは大きさが全然違います。

 

 

この先に、有名なカフェがあったらしいのですが、昨年閉店してしまったようです。

また必ず再開したいと、挨拶文が書かれていたので、再開のみぎりには、

ぜひ伺ってみたいと思いました。

 

 

 

急斜面。登りはいいけど、下りは結構大変です。

 

 

最後…ここが一番の核心部かも…

 

 

 

ようやく出口が見えてきて…

 

 

 

オオアラセイトウ(ムラサキハナナ)がすごい!!

 

 

 

12:30 下山です!おつかれさま!!

 

 

 

階段の下で私たちを待っていたのは、またまた素敵なレストラン。

お腹も空いてるし、すぐに飛び込みました。

 

 

中の席はいっぱいで、待っている人もたくさんいましたが、

外の席ならすぐご案内できます…ということで、外の席に。

トンビは来ませんか?と念のため聞いてしまいました。(今のところ、大丈夫だそうです)

 

 

MOKICHI(モキチ)鎌倉店。

サラダも石窯ピザも飲み物(エルダーフラワーソーダ)も、メチャクチャ美味しかったです。

 

ここは『旧神奈川県営湘南水道鎌倉加圧ポンプ所』だった建物で、

景観重要建築物等に指定されているそうです。

長い間、廃墟だったそうですが、素敵なレストランとして生まれ変わったみたい。

建物に重厚な雰囲気があって、すごく贅沢な気分にさせてもらえます。

 

ここでまったり過ごした後は、長谷駅に向かいます。

 

メモコース: 10:10 浄智寺(ハイキングコース入口)〜10:35 葛原岡神社〜10:50 源氏山公園〜11:00 銭洗弁天〜11:10 大仏ハイキングコース〜11:25 茶室跡へ〜11:45 桔梗山山頂〜11:55 ハイキングコースに戻る〜12:30 大仏坂トンネル前に下山

メモタイム:2時間20分

メモ距離:5km 歩数:9,750歩

 

ハイキングコース自体は、2時間ほどで終わってしまいます。

ただ、途中で源氏山公園や銭洗弁天に寄り道できたりするので、(謎の探検コースもあるし)

なかなか充実した内容のハイキングコースだと思いました。

 

注意点としては、登山道はとにかく滑ります。

以前、ウォーキングシューズを履いて行った時に、鎌倉で滑って転んで尾てい骨を強か打って、気分が悪くなってしまったことがあり、それ以来、街歩きがあろうと、電車に乗ろうと、

やっぱり登山靴を履いて、装備をしっかりしてハイキングコースを歩くことに決めています。

場所によってはロープや手すりも付いていますが、侮ると本当に危険です。

丹沢よりも、アルプスよりも、誰でも気楽に登ってしまう分、注意が必要です。

 

街歩きがあるので、登山靴を持って行って履き替える、という方法もありますが
前回はその方法で、履き替えている間に、お財布を置いてきたので、

自分のドジさも考慮して、やっぱり家から履いていくことにしています。

 

それから、トンビにも注意です。

前回の教訓があったので、今回は、外で何かを食べるのはやめました。

まぁ鎌倉には素敵なお食事処があるので、グルメや観光を併せたハイキングプランがいいかも。

というわけで、観光編に続きます。(といっても全て行き当たりばったりなんですが…)