怪しい尾根探検は続きます。(見苦しい画像がありますのでお食事中の方はご遠慮下さい)
12:45頃 出発。
しばらく沢沿いの道を歩きます。この辺はいい遊び場だったんでしょうね。
道が荒廃しているのはここに限ったことじゃありません。
丹沢の登山道は、階段のついていないところはだいたい荒廃してます。(;^_^A
この辺は…今日歩いた中ではマシな方だったかも。
13:00 分岐
ここからひょうたん広場方面に登っていきます。
『荒廃した』登山道には新しい生命の芽吹き。
人が来なくなった山は、どんどん自然に戻っていくのですね。
13:12 ひょうたん広場 四阿があります。
午前中歩いていた稜線が見えます。上弁天~中弁天の辺りでしょうか。
しばらく急登。足元はザレザレです。
ロープを付けてくれているので助かりますが、
そもそもロープを付けた木が大丈夫なのか?という不安も少々。
13:40 弁天広場に着いたよ~!! 手前の枯木色の山は上弁天。
上弁天の向こうの緑の山は日向山でしょうか。
雲は多いけど視界良好。江ノ島も見えてますね。
鳥ちゃんのお散歩コースの高麗山~湘南平も見えますよ!
こんな空もいいですねー。
名残惜しいけどまだ先があります。弁天広場に別れを告げて…
さらに登って
13:52 ようやくゴール。その名も『見晴広場B』!
…Bって。
せめてもう少しまともな名前をつけてあげたいですねー。
道標はやたらあります。我々は鐘ヶ嶽方面に下ります。
ここから先は、弁天御髪尾根で下山。歩きやすい道です。
鹿柵に沿って下っていきます。
大量のフンが落ちていました。これはタヌキの『ため糞』のようです。
要するに、タヌキのトイレですね。
フンの内容物を見ると、ブナの実が入っていました。
これはイヌブナのようですね。
イヌブナは標高の低いところに生え、急峻な地形ややせた土地にも生育できるそうです。
ブナと違って、根元から新しい芽が生えるので、たとえ元の幹が枯れても、新しい幹が育っていくんですって。すごい生命力です。
さっきのタヌキはイヌブナの実を食べたのでしょうか。
赤い実がたくさん成っていました。
ヤブニッケイ(クロダモ)に似た葉っぱなので、調べてみたところ
これはシロダモの実でした。
ヤブニッケイの実は黒く、シロダモの実は赤くなるようです。
こんな冬枯れのどうってことない尾根ですが、よく見ると楽しいものがいっぱいです。
ルートファインディングを楽しむもーさんと、動植物観察を楽しむ私は
どう考えても変人二人組ですが(笑)
この場所でこれだけ楽しめるって、かなり幸せなことかも…( ´艸`)
もちろん、ミスター変人のレガー先生には敵いませんが(笑)
ここに鳥ちゃんが入ると、いきなりハイテンションになります。
(なんといっても、自称キャンディーズですから)
最後はここに降りてきました。(林道を歩いている人から見たら怪しさMAXですね)
大満足な怪しい尾根探検の〆は、地元の人気ラーメン店、ZUND BARで。
私は塩ラーメン(淡麗)を、もーさんはブランマンジェです。
いきなり農村風景の中にある、怪しくおしゃれなZUND BAR♪
ラーメンはとてもおいしかったです。土日は長蛇の列だそうなので、空いててラッキー!
ZUND BARの情報
もーさん、ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いします。
長くてマニアックな記事で済みません。読んでくださった方、ありがとうございました。