20代前半の若いときに、
実は台湾に行ったことがありました。
 
 
その時、沖縄の三線をやっていて師匠や仲間のミュージシャンが台湾に呼ばれたのに一緒に付いていきました。
 
台湾につくと、
林生祥≒リン・シェンシャンというミュージシャンが出迎えてくれて、
彼のお家でレコーディングやリハーサルをし、色々なところにも連れていってくれて…
 
 
どこでもとにかく人が温かくて、
素朴で善良な感じ、
それがそのまま台湾という国の印象、記憶となっていて、今もなお好意しかありません恋の矢キラキラ
 
 
「一期一会」
とは、よく茶席で使われる禅語ですが、
この禅語を想うと、胸が締め付けられるような、痛みに近いほどの切ない気持ちになります。
 
 
若いときにたくさん旅をしましたが、
束の間、
旅先の友となった人たちとは連絡をとっている人も何人かいるけれど、
そこを発ち別れを告げてから、
それ以来2度と会えていない人が殆どです。
 
その土地の風景、自然、出来事、
全てが2度とは戻らない… 
 
刹那の夢のような旅と、
若く烈しい感受性にとっては、
 
「一期一会」の意味を考える隙間もなく、
「一期一会」の真っ只中に居ました。
 
 
台湾の先生が、
是非、台湾に来て下さいね!と何度も仰ってくれて、
ふと…
もう20年前の台湾の記憶が蘇ってしまったのでした。
 
そして、
この学生さんたちにとっても、
束の間の日本滞在は、
「一期一会」の旅に他ならないと思いました。
 
 
抹茶の味、濃茶の味、練り切りの味、老松の画、茶筅を振ってみたこと、正座の痺れ(笑)、
畳に座ること、床の間を見ること、
記憶の片隅におかれたでしょうか…
 
 
何かの折に、
ふと想い出すことがあるかも、
それぞれ、一人一人の記憶のなかで
私たちが提供したお茶の時間が、
私にとっての台湾のように、
ぼんやりとでも、面白く、温かい感じのものであったらいいなあ…と
 


 
 
どれだけ学生さんたちの若さを心の中で抱き締め、
愛おしく想い、
エールを込めたか…

その何分の一のかけらでも、伝わっていますように!
 お願いキラキラ虹
 
 


 とっても素敵な台湾のお土産を頂きましたアップ

お茶の花🍵🌹 カメリアをかたどったお菓子ですラブ

烏龍茶も紅茶も、緑茶も、実は同じ茶の木です。

今年の干支、龍を台湾の絵文字で書いているパッケージも洒落てますー恋の矢

何より心遣いが現れていて… 😌😌😌

心から嬉しかったです。


息子が中学生になったら初めての海外に台湾旅行したいな、って思いました。

そして近所の気になっていた台湾料理のお店に行ってしまったり(めちゃくちゃ美味しかった!)
すっかり台湾との心の距離が近くなってしまったのでした✨😂

数日後に、
引率の台湾の先生からYouTube動画と共に、無事に台湾に帰国しましたと連絡を頂いたときは、
何故か、キュンと寂しい気持ちなってしまいました…

一期一会という言葉にセンチメンタルなってたせいですね😅😂

けれどいつでも、
出逢いには何かしら生まれるものがあるのだと信じて…

このような機会を頂けたこと、
お陰様のすべてに、心からの感謝でした
ニコニコキラキラ