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今回は、『愛犬のための防災対策をしていますか?経験者が語る「こうすればよかった」体験談』についてです。

 

 

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愛犬のための防災対策をしていますか?経験者が語る「こうすればよかった」体験談
2021/3/17(水) 8:10配信 いぬのきもちWeb編集室


災害大国と言われる日本。いつ起こるかわからない災害に日頃から備えておく必要がありますが、犬を飼っている飼い主さんたちは、愛犬のための防災対策ができているでしょうか?  

【画像】可愛い犬たち


■愛犬のための防災対策をしている飼い主さんは約4割


いぬのきもちWEB MAGAZINE『犬の防災に関するアンケートvol.01』 400件の回答

いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん400名に「愛犬のための『防災対策』をやっているかどうか」アンケート調査をしてみたところ、約4割の飼い主さんが該当しました。


■「もしも」のときのために備えている飼い主さんの対策

 

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では、実際に飼い主さんたちは愛犬のためにどんな防災対策をしているのか――具体的に聞いてみると、さまざまな回答が寄せられました。


フードや水、トイレシーツなど必要なものを備蓄している


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まずは、フードや水、トイレシーツなど犬のお世話に欠かせないものを中心に、日頃から備蓄しているという飼い主さんの声から。

「ドッグフードを多めに備蓄している。また、車で過ごせるように『トイレットペーパー・バケツ(水のみ)・タオル・オムツ・トイレシーツ・ビニール袋』を用意」


「非常食の備え、避難時の小型犬用のキャリーバッグ。排泄物を入れるマナーバッグと大型のビニールゴミ袋。アルコール消毒液。住所と連絡先を縫い付けたハーネス」


「常に3カ月分程のフードをキープしている」


「車に折り畳み式クレート、非常食、ペットシーツ等を積んでいる。自宅にも専用の避難袋を用意」


「マナーベルトの備蓄」


「私が住んでいる所はペット同伴可の避難所がありませんので、車の中で過ごせるように玄関の戸棚の中に犬猫のフード、犬用のトイレとシート、猫用のトイレ、猫砂、折りたたみ式サークルを入れています」


「フードとトイレシート等のストック。普段使っているクレートとは別に折り畳めるサークル。これらは一緒の場所に置いてあります。人間用の防災グッズも一緒なので、水も多めに常備しています」


「愛犬専用のリュックがあり、オムツやシート、缶詰など食料、排便処理袋など入れて玄関に置いている。避難所用に折りたたみの簡易ケージを持っている」


避難時のことを想定し、キャリーバッグの準備も


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避難時を想定して、愛犬を入れて移動するためのキャリーバッグを準備しているという飼い主さんも。

「避難用ケージを買った」


「移動用リュック、必要品(ごはん、トイレシーツ、ビニール袋など)をバギー近くに置いています。可能ならワンコを背負い、バギーに荷物を詰めて避難するつもりです」


「2匹いるので、すぐ入れられるよう、大きめのリュックを用意している」
「移動の際のキャリーバッグの用意」


病気治療中の犬の薬や療法食の備蓄も

 

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病気の治療中で薬を飲んでいる犬の場合、災害時にどうするかも考えておかなくてはなりません。

「毎日飲んでいるお薬と療法食、ペットシート、ウェットティッシュ、水などをすぐ持ち出せるように玄関に置いています」


「オモチャ、おやつ、水、トイレシート、オムツ、リード、ウェットティッシュ、お薬手帳をリュックに入れて準備している」


「トイレシーツとごはんを2カ月分ストックしています。東日本の震災の時に、ごはん(療法食)が手に入りにくい感じだったので…」


もしもに備えてあらゆる「確認」も


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自分が住んでいる地域の避難所や、どのように避難所まで行けばいいのかなど、あらかじめ確認しているという人も。

「避難所にペット同伴ができるかどうか確認した」


「ペット連れで避難できる場所をチェックしてます」


「避難所へのルート確認。車中泊の準備」


「我が家は犬✕2、猫✕2いますので、誰がどのコを避難させるかあらかじめ決めています。ワンボックスカーを所有していますので、どこにトイレを設置するか決めています。普段使ったりするシート等は常備している所から使い、なくなったらストックするというのを繰り返しています。幸い、まだ避難した事はないのですが」


「公共施設等の避難場所には連れていけないという前提でいます。大型犬なので、犬仲間と助け合い避難しましょうと、日頃から話をしています」


災害時を想定し、日頃から慣れる練習を


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クレートに入れるようにすることや、車中泊をすることなど、災害時に備えて慣れさせるようにしている人も。

「クレートに入る練習。リードはいつも近くに準備」


「キャリーケースで寝るようにさせている」


「キャリーに入れて避難できるように、キャリーバッグを置くとすぐ入るトレーニングをしてます」


「車中泊して車生活を経験させてる。家の中でも迷子札付の首輪をしてる」


自宅が被災したらどうするかを考えている

 

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万が一、自宅が被災したとき、愛犬のお世話を知人にお願いできるよう話している人もいるようでした。

「もしものときの避難箇所(親戚宅)に、折りたたみケージとトイレシーツと少量のエサを置かせてもらっている」


「親族に合鍵を預けている」


「人用の避難道具と一緒に犬用品を揃えています。緊急で預かってもらえるように知人にあらかじめお願いしてあります」


災害時の救助を想定した工夫も

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災害発生時、もしも家に愛犬だけの状態だったらと想定し、ペットレスキューステッカーを貼っている飼い主さんもいるようでした。

「何かあったら救助してもらう為に、玄関・裏口・ベランダにわんちゃん救助シールを貼ってあります」


「門扉に、家の中にペットがいるという災害ステッカーを貼っている」


防災意識が高い飼い主さんたちは、日頃からさまざまな対策をしているようです。参考になる情報も多かったのではないでしょうか。


■【体験談】災害に備えて、愛犬のために「こんな対策をしておくべきだった」「こんなことが役に立った」

 

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また、過去に地震や台風などの災害を経験した飼い主さんに、愛犬のために「こんな対策をしておくべきだった」「こんなことが役に立った」などの実体験を聞いてみました。


「こんな対策をしておくべきだった」という経験談


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まずは、「こんな対策をしておくべきだった」と痛感した人のエピソードをご紹介します。


備蓄不足だった


「地震による停電断水を体験しましたが、ペット用飲料水のストックが足りなかったと思います」


「台風の時に一緒に避難しました。最低でもケージ、ご飯、お水、いつも使っているひざ掛け、うんちを処理する袋、リードを用意する必要がありました。急に避難することになったので、常日ごろワンコ用の避難袋を用意しておこうと思いました」


「昨年の台風で親戚宅に避難した。自分のものも含めて要るもの、要らないものが多くて、防災リュックを見直した」


「愛犬が持病を持っているので、余分に貰っとくべきだった。普段のごはんとは別にストックをしとくべき。特に療法食とか食べている場合。あと、車の燃料もいつも満タンにしとくべき。車中泊になった時に備えて」


対策不足だった


「避難所では犬をクレートから出すことができなかったので、折り畳み式で持ち運べるサークルがあればよかった」


「地震災害で数日間、電気・水が使えませんでした。マンションに住んでいるので飲み水はありましたが、生活水がやはりないので、近くの公園の水を何度か繰り返し取りに行きました。不安がりな愛犬と共に行くため大変でした。お風呂に水をためておくことも、ありだと思いました」


「都内在住でまだ経験がありませんが、先日夜に大きな地震があった際、愛犬が驚いてリビング中を走って保護しづらかった。室内では首輪をつけずに生活しているので、つけた状態の生活に慣れるようにした方がいいのかもしれない。もしくは、他の部屋への扉を開けないでサッと保護できるようにしようと思いました」


「一昨年の台風の時、2日停電してエアコンきかない中、ひんやりマット等、愛犬用の物を揃えておかなかったことを後悔しています」


家の中が危険な状態だった


「東日本大震災の際、仕事で翌日まで帰宅できず、帰宅したらテーブルの上に置いていた鉢植えが落ちて犬が怪我をしていた。以後、地震で落下する恐れのある物は置かないようにしている」


「熊本地震で被災しました。愛犬とはベットで一緒に寝ているのですが、前震の後、車に一緒に避難していたので大丈夫でしたが、寝室のタンスなどが倒れていたので、耐震装備をしておくこと、倒れても下敷きにならないレイアウトにする必要があると思いました」


「地震の時は物が落ちたり家具が倒れたりするので、留守番させる時はケージで留守番させる。ケージは、安全な場所に置く」


日頃からの「慣れ」の大切さを痛感


「台風が近づいていた時に避難するため、バッグに入れましたが、嫌がって入ってくれず、抱っこで避難しました。小さい頃から、バッグに慣らしておけばよかったと思いました」


「飼い犬は柴犬ですが、外でしか排泄ができません。屋内(自宅など)で排泄ができるようにしておくべきでした」


「こんなことが役に立った」という経験談


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実際に災害を経験して「こんなことが役に立った」という体験では、次のようなエピソードが寄せられました。

「お店が被害にあい物資も手に入らず、手元に蓄えがあったので助かった」


「先日の福島県沖の地震の際、怖くて震えていたのですが、毛布にくるんで抱っこしてたら安心したようなので、揺れがおさまるまで今後も抱っこ又は近くにいるようにしたいです」


「地震で食器など割れ物があった時に、足元が危ないので片付けるまでの間、家族のだれかが、犬をバッグに入れて肩に掛けて過ごした」
「非常階段の上り下りにスリングが役に立った。食べ物などまとめておいたので持ち出しやすかった」



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今回のアンケート調査の結果を見ると、愛犬のための防災対策をしている飼い主さんは約4割ほどで、対策が不十分だと感じている人が多いことが伺えました。災害はいつ起こるかわかりません。愛犬を守るためにも、日頃から備えを意識していきたいですね。

『犬の防災に関するアンケートvol.01』
文/sorami


いぬのきもちWeb編集室
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