“届かない”若者へ 尾身会長×りんたろー。が語る新型コロナ(まとめ) | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

もしもの時のための、コロナウイルス対策編。

 

データが多すぎるので、今回もピンポイントで1つにまとめて取り上げます。

 

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“届かない”若者へ 尾身会長×りんたろー。が語る新型コロナ
2021年5月28日 19時35分  NHK

©NHK

去年春、新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、新型コロナ対策のキーマンとして感染防止を呼びかけ続けてきた政府の分科会の尾身茂会長。

尾身さんには、ずっと悩みがありました。

感染者の多くを占め、対策のカギを握る「若い世代」にメッセージを届けられていないことでした。3回目の緊急事態宣言も延長され、長期にわたって強い対策を続けることに納得が得られにくくなってきています。

「いま、若い世代がどう考えているのか。話が聞きたい」

独特のファッションやことばづかいで、絶大な人気を誇るお笑いコンビ「EXIT」のツッコミ、りんたろー。さんと尾身さんの対談が実現しました。

「新型コロナ注意喚起漫才」も作ってきた、りんたろー。さん。

初対面の2人の対談からは、いま一度ひとつになって新型コロナと向き合うためのヒントが見えてきました。対談の詳細をお伝えします。


■“若者の街” 渋谷で対談

©NHK

2人の対談が行われたのは5月25日(火)。

閣僚との打ち合わせを終えたばかりの尾身さんが、りんたろー。さんのもとを訪れました。

渋谷の街が見渡せるスペースで、人出の様子を2人で眺めながら対談が始まりました。

(以下、尾身…尾身会長 りん…りんたろー。さん)

尾身「EXITのりんたろー。さんって言うんですか?なんで『出口、りんたろう』さんっていうの?」。

りん「日常の嫌なこととか、ストレスの出口になれるようなコンビになろうねってつけたんですけど、嫌なこととかいろいろあるじゃないですか」。

尾身「コロナも早くイグジット(退場)してほしいですね」。

りん「そうっすねえ。コロナ始まる前につけたんすけど、こんなことになるとは早くイグジットしたいっすねえ」。

 


■若者に伝わらない、なぜ?


尾身さんは、閣僚や官僚、それに専門家などと連日新型コロナ対策を話しあっていますが、若い世代と話す機会がほとんどありません。

「若い世代にメッセージが届かない」という悩みを、りんたろー。さんに問いかけました。

尾身「若い人に何とかわれわれのメッセージを届けたいという思いでずっとやってきたんだけど、だいたい失敗で…。若い人を非難するつもりはないんだけど、気付かないうちに感染の伝ぱに関与してしまっているので、対策をお願いしますと、かなり丁寧に言ったつもりなんだけど、なかなか難しい。若い人への伝え方をどうしたらいいのか。りんたろー。さんはどういうふうに思いますか」。

りん「1年前はやはりコロナって未知のウイルスで、何なのかよく分からない状態でした。今は、この1年でいろんなエビデンスが出てきて、1人ひとりが自分のルールを構築していったわけですよね。だから緊急事態宣言も、意味を成さないものになってきて、飲食業が閉まったことによって行き場を失った者たちが街に出て飲んでいる。もちろんダメなんだけど、報道にも僕はちょっと引っ掛かっています。『こういう現状があります。どうですか、さあ、たたきなさい』っていうところもちょっと気持ち悪いなと。『じゃあなぜその人たちが外に出なきゃいけなくなったの?』っていうところまで考えてほしい。ただ、これまで1年我慢してきた人たちに何かをお願いして、『ああ分かりました、じゃあ家にいます』って僕はすごく難しい話だと思う」。

尾身「今はコロナのことが結構分かってきてるから、わざわざステイホームする必要ないっていうことですよね。じゃなぜ今回、百貨店なんかも閉めるというようなことをしたかって、『ふざけんな』ってなりますよね」。

りん「何で、わざわざ広くて大きい密にならないところを止めて、行き場を失った人たちが狭い店に集まるっていう、本末転倒のような、ちゃんと感染対策できてる店は営業していいんだよみたいな、そこのメリハリがあったらいいんじゃないのかなって思ってしまいますけどね」。

尾身「実は、われわれ専門家としてはずいぶん提案しているんですよ。『感染リスクの高い5つの場面』っていうのがあります。飲食の場だとか、小さな寮での生活など3密だけじゃなく、かなり前から伝えているつもりだった。本当は緊急事態宣言出したくない。多くの人は対策をやってくれてるんですよね。ところが、必ずしも全員がやれていなくて、感染が広がってきてしまう。デパートなどが開いているとどうしても出たいという気持ちになる。そこで感染が毎日起きてるわけじゃないのだけど、開いてると行っちゃうから、行くとその後に飲食とかお酒とかの機会が生まれて感染が広がってしまう。それがたぶん伝わっていないですね」。

©NHK

 

「感染リスクの高い5つの場面」。

去年10月に尾身会長たち専門家は、発生したクラスターを分析して感染リスクが高まる典型的な場面を5つにまとめて示しました。

1「飲酒を伴う懇親会」
2「大人数や長時間に及ぶ飲食」
3「マスクなしでの会話」
4「狭い空間での共同生活」
5「居場所の切り替わり」の5つです。

こういった場面では「3密」のような状況になりやすく、感染しやすいとされています。

 

 

記者会見しても伝わらない?! 緊急事態宣言さえ知らない若者も


りん「5つの場面、聞いたことがないですね。逆にどういったところで発信されてたんですか?」。

尾身「記者会見で。若者は、テレビのニュースなんか見ないっていうことですかね」。

©NHK

りん「そうですね。大事なことで1年間言い続けていても、ここまで届いてないって、何か悲しいというか切ないというか。やっぱり興味深いコンテンツが増えすぎている。あまりこちらが求めなくても入ってくるものが多いというか、だからかもしれないですね。でも、これだけニュースでやってても、緊急事態宣言が出てるのか出てないのか知らない子も多いですね」。

尾身「ああ…」。

りん「それぐらいの興味のレベルになってしまっている。これが現状なんだって、思いますね。個人のルールがめちゃくちゃできたじゃないですか。そこを5つの場面に置き換えられたら、もっと楽しめることも増えるし、また変わるような気がするんですけど」。

 


■薄れるコロナへの関心、政府は何もしていない?

©NHK

りん「コロナに対する興味が薄れてしまっているっていうのが、現状かなって。あとは『国民に対する負担が大きくね?』っていう気持ちもある。『補償は出せません、ごめんなさい。医療体制も整いませんでした』『じゃあ国民の皆さんごめんなさい』ということのはずですけど、『ちょっと自粛してください』。それは俺らも飲めないぜ、みたいなスタイルの人もいるかもしれないですね」。

尾身「『一体政府は何をしてくれてんだ』っていう思いはたぶんあると思うんです。それだけのこと頼むんだから、十分な経済的な支援だとか、私は汗をかいてほしいと、政府に言っているんです。私たちはこういう仕事をしているんで、政府が何をやっているかも結構知ってるんですよね。まあ完璧じゃないけど、日々お役人の人、朝から晩まで仕事している。ただ結果としては、多くの人が、国は十分やってくれてないんじゃないかって感覚がある」。

 


■りんたろー。さんも発信に悩み

©NHK

りんたろー。さんは、インターネットテレビの報道番組で司会を務めるなど、社会問題にも敏感で、去年4月には、YouTubeで「新型コロナ注意喚起漫才」を公開。

120万回以上再生されました。

しかし、コロナ禍が長期化し、経済的に追い込まれる人が増えたことで、いまメッセージを発信することに難しさを感じていると言います。

りん「あの頃(去年4月ごろ)って、家にいることがかなり正解というか、それしかできなかった時期だから自信を持って、メッセージの発信ができたんですけど、いま、逆に芸能人って何が正解かわからない状態で、どこの先頭に立っていいかわからないから、旗が振れないんですよね。僕も毎日仕事でいろんなところに出ているのにもかかわらず、『じゃあ、皆さんステイホームしましょうね』って、それはちょっと無理な話で自信をもって発信できないていうのがあるかもしれないですね」。

尾身「ワクチンはいずれ順番来ますけど、打ちに行きますか」。

りん「はい。僕なんかはやっぱり迷惑かける人も多いんで、速攻で2発打って(笑)それを発信したいですね」。

尾身「若い人も打とうなんてことを言ってくれると、りんたろー。さんは影響力があるから、みんなやってくれるんですかね」。

りん「どうか分かんないですけど、僕は発信したいですね。副反応がどうの、みたいなのがありますけど、どんなワクチンでも起こり得ることじゃないですか。それはもう率先してやっていこうとは思ってるんですけどね。こうやって尾身さんとしゃべることで、また何か伝えられることがあるかなとも思いますね」。

 


■オリンピックは…

©NHK

りん「あとはちょっとオリンピックも気になってきますよね。オリンピックは開催されて、それでまた人が外に出てとか考えちゃうんですけど、どうですかね」。

尾身「オリンピックの開催は、国やIOCが決めるけど、普通に考えれば、ああいう機会が来ると人が増えるから、少し抑え目にしたほうがいいっていうのは間違いない。やるかやらないか、その辺は分かりませんけど、とにかく感染に気をつけて、オリンピックがあるなしにかかわらず、この大事な時期にはみんなが気をつけるということは重要ですね。1つ考えていただきたいのは会場の外ですね。オリンピックの間、スタジアムの外とか一般の人たちがどう動くかということがものすごく重要で、しっかりと決めてほしいと思いますね」。

りん「競技場とかの中よりも、それに付属する人流のところが不安ってことですね」。

尾身「オリンピックを契機にした人の動きね。分かってきたことは、恒例行事。冬休みとかゴールデンウイークとかになると人の動きが盛んになって感染が増えていくことは証明済みなんです。だから今回も、スタジアムの中というよりも外の人の流れをどうコントロールするか。選手の問題ではない」。

 


■若者はステルス的な存在?

©NHK

若者と高齢者、とらえ方が異なる新型コロナ。

若い世代は、自分たちの意見が顧みられていないと感じていると、りんたろー。さんは言います。

尾身「高齢者はコロナに感染すると重症化するのではという非常に強い心配がある。若い人は感染してもほとんど無症状。高齢者の人はもっと若い人に気をつけてほしい。だけど若い人は、そんなの政府が何か言ったって関係ないよって、これが現実ですよね。どうしたらいいと思いますか」。

りん「重症化して命に危険を及ぼすことははっきりしているわけだから、そこをケアしなきゃいけないなっていうのはずっと思ってたんですけど。きょう友達と遊んでいることで、遠くの高齢者が命を落とすっていう、そこまでのリアリティーがやっぱり無いから、そこまで思いやれてないのが現実。でも、それが回り回ってそういうことが起きてるんだよということまで意識が行ってないというのもあるかもしれないですね」。
「僕が特に感じたのは、お酒の販売をやめるとか、街の明かりを消すってなったときに、ツイッター上に若者の意見がぶわっと出てきたんですよ。これだけ若者が騒いでるのに、小池さんが何でこんなことをしたんだろうっていう疑問が浮かんできて、そのときに、あれ、もしかして、僕らって有権者の中にカウントされてないのかなステルス的な存在というか、やっぱ高齢者のかたがメインの政策・政治になってるのかなっていう印象を受けたんですけど」。

尾身「今のりんたろー。さんの話はコロナの感染というよりも、日本の政治の話に斬り込んでいるわけですよね。若い人たちの意見がなかなか通らないという感覚を持ってるんでしょう。1つは、やっぱり現実としては高齢者が多くて、高齢者のかたが選挙に行く。このことを政治家はよく知ってる、というのは事実としてそれはあるんですよね。コロナの感染で日本のいろんなことが、今まで見えてなかったことがはっきり見えてきている。次の社会をどうしたいのかということを今から議論して準備しておいてくれれば、われわれは安心してあっちの世にいけるって感じがする」。

りん「まだまだちょっとお元気でいてもらわなきゃ困るんですけど。でもコロナって本当にしんどいもので、いろんな生活を変えたと思うんですけど、これを機会にやっぱり僕たちも有権者なんだというか、選挙に行くんだっていうことを、みんながちょっと考え始めないといけないなってすごく感じました」。

尾身「若い人と女性が主役になる時代がきたと思いますね。年寄りと男性は放っておいたって、ある程度首突っ込むんだから、そこは意図的にやらないといけない」。

 


■「お互いさま」、それでもなお重なり合う部分を


りんたろー。さんは、芸人としてブレークする前、8年間、介護施設で働いていた経験があります。

価値観が異なる高齢者と向き合うコツは、「お互いさま」という気持ちを持つことだと学んだと言います。

りん「若者には、高齢者の方に、何をしゃべりかけていいかわからないっていう、苦手意識とかもあると思うんですよね。僕は、そこのハードルが1個ないっていうのがよかったかなと思いますね。高齢者の方は人生経験も豊富だし、自分が経験していないことを聞けたりもする」。

尾身「りんたろー。さんの話を聞いて、こういう難しい時代には、それぞれすごい不安感があるでしょ、みんなが自分の目で見てるから他の人とは全然価値観が共有できない。私だって普通はりんたろー。さんと会う機会はないでしょう。立場が違うから100%は同じ気持ちにはなれないけれども、重なる部分があって、そんなもんかな、そこぐらいは協力するかっていうことができればいいなって感じはありますね」。

りん「確かに、それがもし社会で起きたら、すてきな世界になるような気がしてて、お互い歩み寄って、高齢者の方はこういうふうに考えてるんだ、若者はこういうふうに考えているんだって歩み寄ったら、合致できるところあるよね、みたいなことが、いろいろなところで起きるはずなんです。お互いがお互い、変な想像してて、全然古い考えだからわかりあえないよな、みたいな、余分な想像で隔てられているようなことがある。僕はきょうはすてきな機会をいただいたなって今は感じてるんです」。

尾身「実は、大事なものというか、飛躍的になにかが進むときは、異なる人たちが集まって火花を散らす活動で、今までにないことが起きているんですよ。りんたろー。さんは35歳、70の私との違いは、たかだか人類の歴史からしたら一緒の年代ですよ。大して違わないので、そういうようなことをみんなが思う社会になるといいですね」。

りん「確かに、全部にそれは共通することかもしれないですね最近の若者はそういう飲みの場面に全然来ないみたいな、仕事が終わったあと誘っても、昔は上司が言ったら行くのは当たり前だったけど、今の若者はノリが悪いみたいに言ったりするじゃないですか。それを言ったら『お互いさま』というか、『今のオヤジうぜえんだよ』みたいにいがみあってるのって、環境とか文化が違うから、ズレも生じるわけですよね。たとえば家でゲームやってるほうが楽しいんだよ、みたいな時代の移り変わりがあるから当然起きるもので否定しあうんじゃなくて、それを認めあって、それでもなお重なり合う部分があると思うんです。お互いが認め合って、重なり合う部分を探していければいいのかなと僕は思ったんですけど。でも本当に、こんなことでもなければこうやって、年が倍の方としゃべる機会もない。こうやって歩み寄ることで得るものがあるんだよっていうのが誰かに伝わればいいなとすごく思いましたね」。

尾身「今までやってない、新しく難しいことをみんなで解決していくことはものすごい喜びなんです。若い人のエネルギーで、ちょっとでも世の中がよくなる、そういう楽しみも実は世の中にあるんだということですね。高齢者も毎日昔話じゃなくて、若い人と関わる楽しみをもって、いままでとは違うところへ行けるといいなと思いますね」。

りん「そこで経験することもありますものね」。

 


■対談で感じたことは


1時間半余りに及んだ対談。

最後に2人に、対談で感じたことを書いてもらいました。

©NHK

尾身さんが書いたのは「若い人と話す喜び」。

©NHK

そして、りんたろー。さんは「歩み寄り」でした。
りん「こういう時代ですごく誹謗中傷とかも増えて、お互いがお互いを否定することが増えると思うんですけど、やっぱり街で飲んでる人たちにも事情があって、片方では、僕らが知らないところで、朝から晩まで頑張ってる政府の方がいるってこともきょうわかったし、僕らっていう若者がいて、お年寄りの方がいて、いろんなものを否定するんじゃなくて、肯定するところから始めて、その肯定を増やしていくことで、お互い歩み寄ったときにまたちょっと違うものが見えるのかなってことを今回痛感させられましたね」。



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まさか私が…新型コロナ 当事者の証言
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コンペ後の会食で半数が感染「私の体験と反省を反面教師に」
2021年5月28日 21時26分 NHK

©NHK

「第4波のいま感染していたら、本当に命を落としていたかもしれません」

兵庫県加古川市の建設会社役員、前川真一郎さん(51)は、去年11月、新型コロナウイルスに感染して重症化し、ICU=集中治療室で治療を受けました。

みずからの体験と反省を「反面教師」として感染防止に役立ててもらい、医療従事者の助けになりたいと、実名で証言しました。


■「自分たちに限っては大丈夫」

©NHK

前川さんが感染したのは去年11月上旬、きっかけはゴルフコンペのあとの会食でした。

当時は年末年始の第3波の前で、政府の「Go Toキャンペーン」も続いていました。

前川さん
「皆と仲間で会いたいという欲望に勝てなかった。自分たちに限っては大丈夫と考えてしまった。いつものお店を使ってあげようという思いもありました」

11月8日。

前川さんは17人で会食し、3時間にわたって鍋を楽しみました。

静かに食べようと注意する人もおらず、会は盛り上がってしまいました。
 

 

■会食参加者の半数が感染 クラスターに

©NHK

翌11月9日。

前川さんの後ろのテーブルにいた参加者が発症しました。

その後も参加者が次々と発症し、17人のうち8人が感染するクラスターとなりました。

前川さんも12日に39度の高熱を出し、13日には重症者にも対応可能な県立加古川医療センターに運ばれ、入院しました。

前川さん
「この時期、兵庫県では感染が確認された人はすぐに入院や宿泊療養することになっていたので、私もすぐに病院で治療を受けることができました。入院先が見つからない待機者がいる今と比べると、恵まれていました」

51歳と働き盛りでしたが、入院後、症状は急速に悪化していきました。
 

 

■想像もしていなかった「死」を意識

©NHK

前川さん
「本当に陸で溺れたみたいになる。どんどん肺の中に水がたまって息が吸えないんです」

前川さんは40度近い高熱が下がらず、入院から1週間後の20日にはICU=集中治療室に入りました。

©NHK

「死にそう」

前川さんはそのときLINEで、妻にそう送りました。

ICUに運ばれたということは、死ぬ確率があるということだと受け止めました。

想像もしていなかった「死」を意識し、自分でもショックを受けました。

「前川さん、大丈夫だからね」

そんな前川さんを支えたのは、医師や看護師の励ましのことばでした。

©NHK

その後も、ひどい悪寒に苦しみ、ひとりで寝返りをうつこともできない状態が続き、退院できたのは21日後の12月4日でした。

入院前から体重は9キロ減りました。

退院後も深呼吸すると肺に痛みが続く後遺症に1か月間、苦しめられました。

 


■医療ひっ迫の今、感染していたら…


「第4波のいま感染していたら、本当に命を落としていたかもしれません」

前川さんがそう振り返るのには理由があります。

前川さんは、感染したとき、ひどい息苦しさに悩まされました。

血液中の酸素の状態を示す値「酸素飽和度」は、酸素マスクをしていても80%台と、正常値とされる96%以上を大きく下回ることもありました。

それがいま、第4波で医療体制がひっ迫する自治体では、結果として70%台でしか入院できないところもあることをニュースで知りました。

前川さん
「70%台なんて生きているのが不思議なくらい。いまかかっていたらと思うとぞっとします」

 


■医療従事者に感謝 実名で伝えたい

©NHK

入院中、前川さんの心に残るできごとがありました。

苦しい闘病のさなか、ベッドの上でひとり、誕生日を迎えました。

悲しい思いをしていると、看護師が突然「前川さん誕生日おめでとう」と入ってきて、バースデーソングを歌ってくれたのです。

昼食には誕生日ケーキとメッセージカードのサプライズプレゼント。

本当にうれしく、感激しました。

そんな看護師たちから、時折、つらい気持ちを聞くこともありました。

「一番ほしいのは人。あまりにも人手が足りない」

「感染症病棟で勤務しているので恋人や友人にも会えない」

懸命に自分の命を救い、その後も終わりの見えない戦いを続けている医療従事者を助けたいという思いを強くした前川さん。

みずからの体験と反省を「反面教師」として共有し、感染防止に役立ててもらおうと、実名での証言を始めました。

「コロナの時にアホの役員が飲みに行くなよ。どんなあほの会社やねん」

「コロナをまき散らすな」

会社には電話やメールで数件の批判が寄せられましたが、想像よりも批判は多くありませんでした。

仕事に復帰したあとは感染対策として、応接で客と打ち合わせをする場合は紙パックのお茶を出すようにして、マスクの隙間からストローで飲んでもらうなどの工夫も続けています。

前川さん
「ICUで治療中は呼吸が止まるのではと苦しさと恐怖で眠れない夜もありました。あの時、会食したことをとても後悔しています。絶対、自分は大丈夫ってことはないので。すごい迷惑をかけてしまう病気なので周りのことを考えて注意していただければなと思います」


(取材:神戸放送局 記者 初田直樹)
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インドで広がる変異ウイルス 検疫で新たに32人感染確認 厚労省
2021年5月28日 22時29分 NHK

©NHK

検疫の検査で、新たに32人が、インドで広がる変異ウイルスに感染していたことが確認されました。

厚生労働省によりますと、感染が確認されたのは、先月16日から今月15日にかけて日本に入国した男女合わせて32人です。

いずれも、検疫の検査で新型コロナウイルスへの感染が確認されていましたが、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析した結果、インドで広がっている変異ウイルスが検出されたということです。

入国前に滞在していた国は、インドが27人、ネパールが4人などとなっています。

日本に到着した時点では半数以上が無症状だったということです。

これで、検疫の検査でインドの変異ウイルスへの感染が判明したのは合わせて189人となりました。

また、国内では、今月24日までに合わせて29人の感染が確認されていて、厚生労働省が水際対策を強化しています。
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■ 世界の感染者数 国や地域ごとのグラフ
アメリカ、ロシア、フランス、イタリア、中国、韓国など、世界各地の国や地域ごとに、新型コロナウイルスの感染者数の推移をグラフで確認できます。

 

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大阪 緊急事態宣言下の病院は? 密着24時間「ギリギリの状態」
2021年5月28日 23時08分 NHK

©NHK

大阪などへの緊急事態宣言は再び延長されることになりました。

その理由として挙げられているのは医療体制のひっ迫です。

実際、現場はどのような状況になっているのか。

NHKは3度目の緊急事態宣言が出されたその日、大阪の救命センターに24時間密着。

そこで目にしたのは、コロナ以外の医療にも大きな影響が出ている崩壊寸前の地域医療の現状でした。

(大阪拠点放送局 記者 井上紗綾 田辺幹夫)


■AM9:00 あと1人しか受け入れられない


東大阪市にある大阪府立中河内救命救急センター。

30床ある病床のうち10床を新型コロナの重症患者の治療に充てています。

大阪に3回目の緊急事態宣言が出された4月25日は日曜日。

当直の医師2人が午前9時から24時間体制で、入院患者の治療や救急患者の受け入れに対応します。

©NHK 山村仁所長(左)と道味久弥医師(右)


前日までの大阪府内の新たな感染者数は、5日連続で1000人超え。

大阪府内の重症患者は348人と、287床の重症病床を大きく上回り、危機的な状況です。

この病院の新型コロナの重症病床にも9人が入院していて、あと1人しかコロナの患者を受け入れる余地はありません。

©NHK


■AM9:30 遠くで起きた交通事故のけが人が
 

午前9時半。

大けがをした50代女性が搬送されてきました。

この病院は地域唯一の救命センターで、いわば地域医療の“最後の砦”。

コロナ患者以外も搬送されてきます。

この女性は隣の大阪市内で交通事故にあい、足を骨折していました。

通常、大阪市内で起きた交通事故は市内の近くの救急病院へ搬送されます。

 

©NHK

しかし、コロナの影響で、大阪市内の病院が受け入れを拒否。

隣接した東大阪市にあるこの病院が受け入れることになり、一般病棟に入院することになりました。

大阪は交通事故にあっても、近くの病院に搬送されるとは限らない状態になっています。

 


■PM0:00 “もっと早く検査の機会があれば…”

午後0時すぎ。

隣の大阪市内からまた一人、若い女性が搬送されてきました。

©NHK

女性は39度を超える発熱がありました。

血液中の酸素の状態を示す値「酸素飽和度」が80%台と低く、息が苦しそうな様子です。

女性は3日前に発熱し、別の医療機関を受診。

その時のPCR検査は陰性だったそうです。

いったん様子を見ることになり、医療機関ではなく自宅で療養を続けていましたが、容体が急変しました。

©NHK

この病院でのコロナの検査も、結果は陰性。

一方、精密検査を行った結果、女性は別の重篤な病気でした。

搬送からおよそ3時間後、この女性は亡くなりました。

別の重篤な病気だったにもかかわらず、最初に受診した病院ではコロナが強く疑われたため、PCR検査しか行われませんでした。

所長の山村仁医師は血液検査などがしっかり行われていれば、もっと早く重篤な病気を見つけることができた可能性が高いといいます。



山村仁所長
「いまは、患者に発熱があると、従来のように病院をスムーズに受診できる体制ではない。そのために、治療の開始が遅くなることがあるのが現状だ」

 


■PM5:00 受け入れる患者を交換して重症病床を確保

午後5時前。

「容体が急変した40代男性患者を受け入れてほしい」

コロナ患者の受け入れ先を探す大阪府のフォローアップセンターから連絡が入りました。

©NHK

入院した時は中等症と判断されましたが、その後わずか数時間で急速に容体が悪化したといいます。

しかし、この患者を受け入れると、コロナ患者用の病床10床がすべて埋まってしまいます。

地域唯一の救命センターなのに、この先、緊急性が高い患者を受け入れることができなくなってしまう。

なんとか解決策はないか。

山村医師は男性が入院している病院に交渉を持ちかけました。

男性を受け入れる代わりに、容体は少し落ち着いたものの転院先が見つからない50代の女性を引き受けてもらう。

いわば“患者の交換”です。


山村仁所長
「この地域で自宅待機しているコロナ患者が急に状態が悪化したり、急病の救急患者が出たりした場合、すべてここで受けることになる。空き病床がゼロだとこうした患者に全く対応できないことになってしまう。救急からコロナまで常に診察できるような体制を確保することが、うちのような医療機関には求められている」

 


■PM6:30 妊娠中の看護師も最前線に

午後7時前。

この日の勤務を終えて帰宅しようとしていた看護師の渡部由佳さんに話を聞くことができました。

渡部さんは現在、妊娠中ですが、みずからの意思で現場に立ち続けています。

病院からは一般病棟に移ることも勧められましたが、家族を説得し納得してもらったといいます。

厳しい現場を支えているのは、医師だけではありません。

©NHK

看護師 渡部由佳さん
「本当にギリギリの状態で毎日やっているので、1人でも欠けたらきついって分かっています。現場はいま、使命感とか、義務感とか、責任感で、なんとか倒れずにやっていて、誰かが倒れそうになったら支えるようにしている。そんな感じです」

 


■PM7:00 治療中も鳴りやまない電話


一方、そのころ病院には、先ほどの40代男性患者を乗せた救急車が到着しました。

容体は予断を許さず、一刻の猶予もない状況です。

©NHK

山村医師はCTスキャンで肺の状況などを確認し、急いでICUに飛び込みます。

そしてみずから防護服を着て、男性に人工呼吸器を装着しました。

この最中にも病院のホットラインには、救急隊や医療機関から受け入れ要請の電話が次々とかかってきます。


©NHK

「対応中でホットラインに出られない!だれか出て」
「満床だから受け入れ無理って言っといて」
 

コールが鳴るたびに声が響きます。

さまざまな処置を行い、男性の初期対応が終わったのは午後8時すぎ。

息つくまもなく、今度は女性患者の転院作業に取りかかります。

女性患者が無事転院し、再び1床の空きを確保できたのは午後10時前でした。

 


■PM10:00 深夜も患者の診察は続く

病床が1床空いた直後の、午後10時ごろ。

搬送されてきたのは、自宅で発熱した高齢の女性です。

女性は新型コロナへの感染が疑われるとして、すでに30以上の病院に受け入れを断られていました。

この患者は検査の結果、陰性と判明。

症状も落ち着いたため、隣の病院が受け入れることになりました。

©NHK

深夜1時すぎ。

道味久弥医師は重症病床に入院している患者の様子を一人一人確認していました。

ようやく一息つけた時には午前2時を回っていました。

©NHK

道味久弥医師
「僕らは集中治療室の管理と外来の管理と、地域の救急隊の相談にも乗ることをやっていますが、今の状況は本当にひどい。もともと救急医療は不安定なもので、大きい波や小さい波、みんないろいろ経験するから、つらい時も苦しい時もある。正直、きょうは体力的にも精神的にもつらいです」

 


■AM9:00 「肉体的にも精神的にもみんなギリギリ」


4月26日午前9時。

医師や看護師が集まり、次の当直への引き継ぎが行われます。

2人の医師の長い一日は終わりました。

©NHK

私たちが密着した24時間で、救急の受け入れ要請は13件。

このうち、受け入れることができたのは5件。

8件は断らざるをえませんでした。およそ6割は断った計算です。

コロナ前のおととしは、10件に1件断るくらいだったそうで、今はその6倍と異常な状態です。

取材を通して見えてきたのは、崩壊寸前の地域医療の現状でした。

©NHK

山村仁所長
「いま、新型コロナの患者を一人受け入れると、初期治療を行っている3時間ほどは新たな救急を受け入れられない状況になる。受け入れができないことで患者が助からない、あるいは治療が遅れることがいま現実に起きている。現場もひっ迫している。精神的にも肉体的にも、みんな、ギリギリの状態だ」

 


■緊急事態宣言は再延長 医療機関のひっ迫続く


密着取材から1か月。

大阪府など9都道府県に出されている緊急事態宣言は6月20日まで再び延長されました。

大阪の感染者数は少しずつ減少する傾向にあるように見えますが、通常の手術に使う重症病床は100床以上がコロナ専用に転用され、一般の入院や手術の制限は現在も続いています。

「もし次に、インド株が広がったら、本当にどうなるか…」

山村所長は次の変異ウイルスの脅威にも懸念をいだいています。

医療現場では先の見えない闘いが続いています。


大阪拠点放送局 記者
井上 紗綾
2014年入局 和歌山局を経て現職
新型コロナウイルス感染症を中心とした医療取材を担当
大阪拠点放送局 記者
田辺 幹夫
2008年入局 北九州、科学文化部、ネットワーク報道部を経て2019年から大阪で医療、科学、文化の担当。
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札幌市 自宅療養中の4人が死亡 医療体制のひっ迫が深刻
2021年5月28日 16時59分 NHK

©NHK

札幌市によりますと、新型コロナウイルスに感染して自宅で療養していた40代から70代の4人が、自宅で亡くなっているのが相次いで見つかりました。
医療の提供体制がひっ迫し、十分な健康観察と治療を提供できていない深刻な現状が浮き彫りになっています。

札幌市によりますと、自宅で亡くなっているのが見つかったのは、40代と50代、60代と70代の男性、4人です。

市によりますと、4人は当初、軽症と診断されていましたが、連絡がとれなくなったため、警察や消防などが今月20日から26日にかけてそれぞれの自宅を訪れたところ、亡くなっているのが見つかったということです。

市によりますと、4人のうち、40代の1人は、入院などは直ちに必要ないとして自宅で療養中でしたが、50代の1人は宿泊療養施設への入所に向けて待機中で、さらに60代と70代の2人については、入院に向けた調整を行っていたということです。

札幌市の幹部は「病床はほぼ満床状態で、入院待ちの人も多い中、最悪の事態が起きた」と話していて、医療の提供体制がひっ迫し、相次ぐ感染者に十分な健康観察と治療を提供できていない深刻な現状が浮き彫りになっています。


■札幌 秋元市長「健康観察など態勢を強化」


札幌市の秋元市長は28日の記者会見で「亡くなった方々は当初、軽症で中には医師が入院ではなく自宅での待機で問題ないと判断した人もおり、そうした方々の症状が急変しこのような事態が起きた。症状が突然、悪化する人が増えている状況にあると認識している」と述べました。

そのうえで今後の対応について「27日からはこれまでの保健所に加え、各区に設けた対策室でも電話での健康観察を始めるなど態勢を強化している。血液中の酸素飽和度を測る『パルスオキシメーター』を配る対象を、現在の40歳以上からさらに若い人にも拡大するなど自宅で療養せざるをえない感染者への健康観察の態勢を一層強化していきたい」と述べました。
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※溜まりに溜まっており、かなり飛ばしておりますが、上限となってしまいました。29日からの続きは次回へ回します。次回もピンポイントのデータも飛ばしていきます。

 

 

直ぐに消えると思いますが・・・

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※感染拡大地に住んでいる母のワクチン接種がお流れになっていた

第1回目のワクチンを無事終了しました。2回目接種、安定まで、気の抜けない対処となりましたので、ブログ活動が停滞することもあるかもですが、頑張っているところです(-_-;)

 

※梅雨入りしてから体調が思わしくないので、休むことが多いですが、取り急ぎ取り上げさせていただきました。申し訳ないです。