もしもの時のための、ねこのきもち編。
今回は、飲んでるからって大丈夫? 猫の飲水量の調べ方・・・についてです。
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飲んでるからって大丈夫? 猫の飲水量の調べ方
2019/9/1(日) 9:30配信 ねこのきもちWeb編集室
猫が飲んでいる水の量。気にしたことはありますか? 一般的に猫はあまり水を飲もうとしないとされているので、積極的に水を飲むのはいいことです。しかし、飲み過ぎている場合は気を付けたほうが……?
今回は飼い主さんが知っておきたい、猫の飲水量の確認の仕方をご紹介します。
■飲水量の急な増加で病気に気付くことも
©ねこのきもち
猫の飲水量を把握しておくことは大切。というのも、水を大量に飲んでオシッコをたくさんする「多飲多尿」の症状が表れる病気があるからです。急にふだんの飲水量の1.5倍以上の量を飲み出したり、体重1㎏あたり100㎖以上の水を飲んでいたら、腎不全や糖尿病、子宮蓄膿症などの病気の疑いがあるので受診しましょう。月に1回程度の目安ではかってあげられるといいですね。
■理想の1日の飲水量は?
3㎏台 150㎖
4㎏台 200㎖
5㎏台 230㎖
猫の飲水量には諸説ありますが、上記の数値がひとつの目安。オシッコの病気の予防には、これくらいの水の量を飲むのが望ましいとされています。
■飼い主さんはこうやってはかろう
①軽量カップで水の量をはかり、容器に入れる
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飲水量をはかるときは、猫がその水だけを飲むように、使用する容器は1つにして。
② 24時間後、残った水を軽量カップへ
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飲み残した水を、計量カップに回収。
③ ①と②の差が1日の飲水量
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飲水量は日によって変わるため、まずは1週間毎日はかり、平均値を出して。
ウエットフードに含まれる水分もプラスして
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飲水量には飲み水だけでなく、フードに含まれる水分も入ります。ウエットフードは全体の80%前後が水分なので、この水分量も加えて。
愛猫の健康のためにも、動物病院での検査も大切ですが、自宅でチェックできることがあるならそれを行うことも大切です。ふだんあまり注意してなかったという人は、これから定期的に飲水量を確認してあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2016年7月号『愛猫のデータ\マイにゃんバー/で病気を早期発見!見てわかるヘルスチェック』(監修:聖母坂どうぶつ病院 獣医師 鵜飼佳実先生)
文/浪坂一
ねこのきもちWeb編集室
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