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今回は、元気だったのになぜ…犬が急に具合が悪くなってしまう原因は・・・についてです。

 

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元気だったのになぜ…犬が急に具合が悪くなってしまう原因は
2019/9/16(月) 8:30配信 いぬのきもちWeb編集室

昨日まではとっても元気だったのに、愛犬がなんだか元気がないーーそんなとき、飼い主さんは不安な気持ちになってしまうと思います。
 
犬が突然具合が悪くなる原因には、どのようなことが考えられるのか。今回、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
 
 
■昨日まで元気だった犬が、急に元気がなくなる原因
 

つい昨日まで、あるいはさっきまで元気だった愛犬が、なんだか元気がないように見える、具合が悪そうに見える…ということは実際にあります。
 
ここでは、よくある原因の事例として4つ紹介します。
 

原因1:異物の誤飲による腸閉塞や急性中毒

犬が食べてはいけないものを誤飲することにより急性中毒症状を起こしたり、誤飲したものが胃腸内にとどまり、腸をふさいでしまう腸閉塞になることがあります。
 
 
原因2:熱中症
 

高温多湿の場所にいたり、直射日光を浴び続けたりすると、体温が急上昇して呼吸だけでは体温調節が追い付かなくなってしまい、熱中症になる恐れがあります。
 

原因3:痛みなどが伴っている場合
 
たとえば、椎間板ヘルニアや骨折などの急な痛みにより、突然足腰が立たずに動けなくなってしまうケースもあります。
 
 
原因4:もともと病気をもっていた場合
 

以前から病気をもっている犬の場合、それが急に悪化することも考えられるでしょう。たとえば……
 
「もともと心臓の病気を患っている犬で、そこから肺に水が溜まってしまい、『肺水腫』になってしまった」
 
「腹腔内に腫瘤があって、突然破裂して腹腔内で出血した」

など。
 
上記で紹介した原因以外にも、愛犬の具合が急に悪くなってしまうこともあると思います。あくまで一例として考えてください。
 
 
■一刻を争う可能性がある犬の症状例
 

飼い主さんとしては、「愛犬がどんな様子だと一刻を争う状況なのか」は気になると思います。
 
状況にもよりますが、たとえば……

・荒い息
・大量のよだれ
・苦しそうな呼吸
・意識が混濁している
・頻繁な嘔吐や下痢
・足腰が立たない
・横になったまま動けない

などといった症状は、異変のサイン。こうした様子を見ると、犬がいつもと違う状態で具合が悪いと、飼い主さんも感じられるでしょう。
 
 
■愛犬の具合が悪そうなときの飼い主さんの対応
 

愛犬が急に元気がなくなり、明らかに具合が悪い場合は、迷わず動物病院を受診しましょう。
 
もし誤飲をしたのであれば、具体的になにを飲み込んでしまったのか、それが明らかであれば把握しておくことが大切に。
 
また、どのような状況で元気がなくなったのかも、動物病院で伝えるようにしましょう。
 
 
 
急に具合が悪くなるのは、緊急性が高いことも考えられますよね。
明らかに愛犬が具合が悪そうなときは、様子を見るのではなく、できるだけ早く動物病院へ行くようにしましょう。
 

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
取材・文/Honoka

いぬのきもちWeb編集室
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