猫の糖尿病の初期症状と予防法について | Just One of Those Things

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巡回しきれておりませんが、昨日凝り上げることができませんでしたので、取り急ぎ取り上げます。(元は獣医監修のものです)

 

もしもの時のための、ねこのきもち編。

 

今回は、猫の糖尿病の初期症状と予防法について・・・について取り上げます。

 

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猫の糖尿病の初期症状と予防法について
2019/7/5(金) 17:35配信 ねこのきもちWeb編集室
 

猫がかかりやすい病気の中には完治が難しく、長期間治療を続けなくてはならなくなるものがあります。「糖尿病」もそのひとつ。人と同様にかかるとやっかいな糖尿病の症状や治療法、予防法などについて解説していきます。
 
 
■猫の糖尿病とは?
 
©ねこのきもち

猫の「糖尿病」とは、ホルモンの一種である「インスリン」が充分に働くなることによって、血液中に含まれる糖が多くなってしまう病気です。
 
インスリンはすい臓から分泌される物質で、血液中の糖分である「グルコース」を細胞に取り入れる働きを持っています。そのため、健康な猫なら血液中の糖を体の各細胞に取り込んでエネルギー源にするのですが、糖尿病の猫の場合は、インスリンが充分に分泌されないため、体に糖を取り込めなくなってしまいます。その結果、血糖値が上がり、オシッコから糖を排出するようになってしまうのです。
 
 
■猫の糖尿病の原因は?糖尿病にかかりやすい猫っているの?
 
©ねこのきもち

猫が糖尿病にかかる原因はさまざまですが、感染症・炎症なども要因の1つとして考えられており、ほかにも、遺伝や投薬による副作用などで糖尿病になってしまうこともあるようです。また、以下のような猫は糖尿病にかかりやすいといわれているので注意しましょう。
 

肥満の猫

肥満の猫が糖尿病にかかるリスクは、適正体重の猫の4倍ともいわれており、実際に肥満と糖尿病の発症には関連があることが証明されています。また、肥満になる原因のひとつに運動不足があげられることから、体を動かしていない猫も糖尿病にかかりやすいといえるでしょう。
 
 
■猫の糖尿病、症状は?
 
©ねこのきもち

では、猫が糖尿病になると、どのような症状が見られるのでしょうか。
 
●初期症状は“多飲多尿”が見られやすい

糖尿病の初期段階では、糖を多く排出しようとして、たくさん水を飲み、たくさんオシッコをするようになります。そのため、急に飲水量が1.5倍以上に増えた場合は、糖尿病などの病気を疑ってみてください。目安としては、すぐに水入れ容器が空になる、頻繁に水を飲んでいる姿が見られるなどです。
 
また、ふだんの2倍以上にオシッコの量が増えたときも要注意。このときのオシッコは、色が薄くニオイも弱いのが特徴です。多飲多尿の症状のほか、猫によっては食欲が増すケースもあります。
 
●進行すると痩せ始める

病気が進行して重症化すると、元気や食欲が落ちて、痩せてきます。また、嘔吐や下痢を繰り返して、ぐったりする猫も。さらに、血中にケトン体という有害物質が混ざった状態(ケトアシドーシス)になると、猫は昏睡状態に陥り命にかかわることもあります。

このように糖尿病は最悪の場合、命にかかわる恐ろしい病気ですが、治療法などはあるのでしょうか? 
 
 
■糖尿病の治療方法
 
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・インスリン注射で血糖値をコントロール
 
病気の程度や猫の状態によって異なりますが、治療は療法食と、インスリン注射による治療が一般的です。これは、毎日決まった時間に決まった量の療法食を与え、決まった時間にインスリン注射を打つことで、血糖値を安定させる方法。インスリン注射は、獣医師の指導を受けて飼い主さんが行います。
 
・運動も取り入れる

上記の治療法に加え、運動療法を行うケースもあります。これは、糖尿病の猫が体重を減量することで、インスリンの量を変えられる可能性があるためです。獣医師と相談しながら運動計画を立てましょう。
 
・早く治療を始めれば、寿命を全うできる猫も

今のところ糖尿病を完治させる治療法はありません。症状が進んでしまうと血糖値のコントロールが難しくなり、安定させられないうちに肝不全や腎不全などの合併症を引き起こすことがあります。しかし、早く治療を始めれば、うまく病気と付き合っていきながら寿命を全うできる猫もいます。
 
 
■糖尿病対策!日頃から予防法を実践しよう!
 
©ねこのきもち
 
飼い主さんができる糖尿病対策といえば、適正体重の維持です。肥満は万病のもとなので、愛猫が太ってしまった・太っていると思ったら、正しくダイエットをして適正体重を維持し、糖尿病予防に役立てましょう。
 
また、すでに糖尿病にかかっている猫は、獣医師に相談しながらダイエットを行うようにしてください。ほかにも、ストレスは糖尿病の一因となるので、ストレスの少ない環境づくりを心がけることが大切です。
 
 
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『病気・症状データベース(糖尿病)』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/HONTAKA
 
 
ねこのきもちWeb編集室
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