「はやぶさ2」小惑星を出発 地球への帰還目指す (まとめ) | Just One of Those Things

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はやぶさ2の続報を取り上げます。

 

≪これまでの話≫
「はやぶさ2 着陸成功 世界初のミッションで(まとめ)」、「はやぶさ2 着陸の画像を公開 JAXA~すごい!「はやぶさ2」数々の成果(まとめ)」、「「はやぶさ2」着陸動画を初公開 JAXA~誤差わずか60センチ」、「「はやぶさ2」のカプセル 来年末ごろ豪の砂漠「ウーメラ」に帰還へ」、「はやぶさ2 一時「セーフホールド」状態に 装置の異常検出~問題なく2日後回復」。
 

※これ以前のものは検索などで観ることができます。

 

 

11月13日。小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」は、13日午前10時すぎ、地球への帰還を目指してエンジンを噴射し、小惑星「リュウグウ」を出発しました。
 

以下に時系列でそれまでのものを取りまとめて取り上げます。

 

 

11月12日。萩生田文部科学大臣は、小惑星の探査を続けている日本の探査機「はやぶさ2」が地球への帰還に向けた準備が整えば、13日、小惑星「リュウグウ」を出発することを明らかにしました。
 

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「はやぶさ2」あす小惑星出発し地球帰還へ 萩生田文科相
2019年11月12日 11時15分 NHK
 
©NHK
 
萩生田文部科学大臣は、小惑星の探査を続けている日本の探査機「はやぶさ2」が地球への帰還に向けた準備が整えば、13日、小惑星「リュウグウ」を出発することを明らかにしました。
 
©NHK
 
地球からおよそ3億キロ離れた小惑星「リュウグウ」への2度の着陸を成功させた『はやぶさ2』について、萩生田文部科学大臣は、閣議のあとの記者会見で「あす、小惑星『リュウグウ』を出発する予定になった」と述べ、13日、地球への帰還に向けた準備が整えば、出発することを明らかにしました。
 
そのうえで、萩生田大臣は「予定どおりに出発し、順調に運用されれば、来年12月ごろには地球に帰還することになる。2回のタッチダウン成功により、太陽系や生命起源の謎に迫る貴重なサンプルが採取された可能性が高いと聞いているので、新たな知見が獲得されることを期待している」と述べました。
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11月12日。小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、来年の末ごろに地球に帰還するため13日、小惑星を出発することを公表しました。
 

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「はやぶさ2」あす小惑星出発 来年末ごろ地球帰還へ
2019年11月12日 16時29分 NHK
 
©NHK
 
小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」について、JAXA=宇宙航空研究開発機構は、来年の末ごろに地球に帰還するため13日、小惑星を出発することを公表しました。

日本の探査機「はやぶさ2」は3年半かけて小惑星「リュウグウ」に到着し、岩石を採取するため2度の着陸に成功するなど、およそ1年半にわたる探査を終えて、地球に帰還するための準備を進めていました。
JAXAは12日に会見を開き「はやぶさ2」は13日から帰還に向けた段階に入り、「リュウグウ」を出発することを公表しました。
 
13日は午前10時すぎに姿勢を制御するためのエンジンを噴射して「リュウグウ」から遠ざかり、今月20日からおよそ2週間、メインエンジンであるイオンエンジンの試験運転をしたあとに、来月3日以降にイオンエンジンを本格的に噴射して地球に向かう計画です。また、「リュウグウ」から遠ざかる際に「お別れ観測」として搭載しているカメラで、「リュウグウ」の最後の撮影を行うとしています。
 
そして「はやぶさ2」は来年11月から12月に、着陸で採取したとみられる「リュウグウ」の岩石の破片や砂が入ったカプセルを分離して、オーストラリアの砂漠地帯に落下させる計画で、その後、岩石の破片などは国内の研究者などが詳しく分析することになっています。
 
JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「メインエンジンは1年半動かしていないので、しっかりと試験をしてから本格的に地球に向かわせたい。カプセルを地球に落下させるには高い精度が求められるが、分析する研究者のために帰還を成し遂げたい」と話しています。
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11月13日。小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」は、13日午前10時すぎ、地球への帰還を目指してエンジンを噴射し、小惑星「リュウグウ」を出発しました。
 

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「はやぶさ2」小惑星を出発 地球への帰還目指す
2019年11月13日 11時32分 NHK
 

https://www.youtube.com/watch?v=zRHXudFGasM&feature=youtu.be


小惑星への2度の着陸に成功した日本の探査機「はやぶさ2」は、13日午前10時すぎ、地球への帰還を目指してエンジンを噴射し、小惑星「リュウグウ」を出発しました。

日本の探査機「はやぶさ2」は、3年半かけて小惑星「リュウグウ」に到着し、岩石の破片を採取するため2度の着陸に成功するなど、およそ1年半にわたる探査を終えました。
 
JAXA=宇宙航空研究開発機構は、「はやぶさ2」に対して、帰還のために姿勢を制御するエンジンを噴射する信号を送り、13日午前10時すぎに無事に噴射して「リュウグウ」を出発したことを確認しました。
 
「はやぶさ2」は今後、姿勢を変更するなどしたあと、今月20日からおよそ2週間、メインエンジンであるイオンエンジンの試験運転を行い、来月3日以降にイオンエンジンを本格的に噴射して地球に向かう計画です。
 
また、「はやぶさ2」は、「お別れ観測」として搭載しているカメラで離れていく「リュウグウ」の撮影を行いました。
 
「はやぶさ2」は、来年11月から12月に「リュウグウ」の岩石の破片が入ったとみられるカプセルを分離して、オーストラリアの砂漠地帯に落下させる計画で、その後、国内の研究者などが岩石の破片を詳しく分析することになっています。

■「お別れ観測」画像公開
 
©NHK
 
JAXAは、「お別れ観測」として「はやぶさ2」が出発した10分後の午前10時15分に撮影した「リュウグウ」の画像を公開しました。
 
画像は、およそ20キロの距離から撮影していて、「こまのような形」とも言われた「リュウグウ」の特徴的な形が、暗闇の宇宙の中で浮かび上がっています。

■出発確認時の管制室の画像も公開

JAXAは、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」を出発したことを確認した時の管制室の画像を公開しました。
 
13日午前10時20分ごろ、「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」を出発したことを示すデータをモニターで確認すると、関係者がそろって立ち上がって笑顔で拍手をしている様子が映し出されています。

■プロジェクトの関係者は

JAXAの津田雄一プロジェクトマネージャは「時を忘れるほど夢中なひとときをくれた、リュウグウをついに出発します。おかげでよい年をとることができました。『はやぶさ2』は進路一路地球を目指します」とコメントしました。
 
また、JAXAの吉川真ミッションマネージャは「リュウグウが見えてきてからの1年半、感動の連続でした。すべてに感謝しつつ地球への帰還という最後のミッションに挑みます」とコメントしました。
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≪NHKの注目のコンテンツ≫
はやぶさ2 着陸成功を導いた2つのキーワード WEB特集 4月3日
はやぶさ2
生命誕生の解明につながる水や有機物は存在しているのか。日本の探査機「はやぶさ2」が、7月11日、世界初となる小惑星内部の岩石採取に挑みます。
 
 

今後の予定は、2020年12月頃に地球に接近、りゅうぐうの砂や石が入っているとみられるカプセルをオーストラリア南部の砂漠地帯に向け放出する。

 

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はやぶさ2、小惑星リュウグウを出発…来年冬に地球へ
11/13(水) 10:47配信 読売新聞

 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は13日、小惑星リュウグウの上空にある探査機はやぶさ2が午前10時5分、地球へ向けて出発したと発表した。約8億キロ・メートルを飛行して2020年12月頃に地球に接近し、リュウグウの砂や石が入っているとみられるカプセルをオーストラリア南部の砂漠地帯に向けて放出する予定。
 
 JAXAによると、はやぶさ2は高度約20キロ・メートルの定位置から上昇を開始。11月19日頃にリュウグウの重力の影響を受けない距離まで移動し、電気を利用するイオンエンジンの試運転を行う。12月3日以降にイオンエンジンを本格的に噴射し、楕円(だえん)状の軌道で地球へ向かう。
 
 カプセル放出後は、別の天体の観測などが検討されている。
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カプセル分離後、機体が正常であれば次の探査へ向かう計画です。
 
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はやぶさ2、13日帰還の途に リュウグウ滞在1年5カ月
11/12(火) 10:28配信 毎日新聞

 萩生田光一文部科学相は12日、閣議後の記者会見で、探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウを13日に出発し、地球への帰還の途に就くと発表した。はやぶさ2のリュウグウ滞在期間は約1年5カ月に及び、その間にリュウグウへ2回着陸し、リュウグウの物質の採取に成功したとみられている。順調にいけば、来年末にリュウグウの「お宝」が地球へ戻ってくることになる。
 
 はやぶさ2は13日、化学エンジンを噴射してリュウグウから遠ざかる方向へ移動を開始する。その後、主エンジンであるイオンエンジンを本格的に稼働させ、地球へ向かう。はやぶさ2がイオンエンジンを本格的に使うのは、昨年6月にリュウグウに到着して以来となるため、エンジンがきちんと動くかが帰還のカギを握る。カプセルは、先代の探査機「はやぶさ」のときと同じオーストラリア南部の砂漠地帯、ウーメラ近郊に戻ってくる。はやぶさ2はカプセル分離後、機体が正常であれば次の探査へ向かう計画だ。【永山悦子】
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ミッションの意義は科学的意義・技術的意義・探査としての意義の3つです。
 
 
これから先も楽しみですね。
 
 
次は、究極に溜まりに溜まったネイチャーを取り上げます。
 
 
※巡回途中ですが、取り上げないといけないデータが溜まっているため、取り急ぎ、連続投稿で取り上げます。
 
※体調が安定しないため休み休みで不規則となっております。巡回等が大変遅れております。申し訳ございません。
 
 
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