もしもの時のための、ねこのきもち編。
今回は、猫が突然けいれんを起こした時の対処法です。
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愛猫が突然けいれんした!緊急事態に飼い主さんがすべき3つのこと
2019年3月31日(日) 17:35配信 ねこのきもちWeb編集室
愛猫が突然けいれんした!緊急事態に飼い主さんがすべき3つのこと
2019年3月31日(日) 17:35配信 ねこのきもちWeb編集室
「あっ! 愛猫が突然けいれんを……どうしよう」
こんなシチュエーションになったとき、飼い主さんはどのように対応すればよいのでしょうか? この記事では、けいれんしている愛猫のための飼い主さんができる3つのことを解説します。
①落ち着いて周囲にあるものを遠ざける
猫がけいれんすると、形相まで変わるので怖くなってしまいがちですが、落ち着いて対応することが大切。猫の周囲にものがあると、猫がぶつかってケガをする可能性があるので、手早く遠ざけてください。また、飼い主さんもケガをする恐れがあるので、少し離れたところに移動しましょう。
【ここに注意!】けいれんしている間は触らない、声をかけないで!
発作が起こっている間は、猫を触ったり、声をかけるのはNGです。何もしないで見守ってください。
②時計を見て、けいれんの続く時間を計る
時計を見て、けいれんの続く時間を計ります。2分以内に治まったら、救急受診の必要はありません。発作後はぼんやりとした状態になり、30分ほどふらふらと歩き回ることがあります。けいれんはさまざまな原因によって起こるので、猫が落ち着いてから、早めにかかりつけの動物病院を受診して。
③数分以上続くなら、すぐに動物病院へ!
けいれんが数分以上続いて治まらない場合や、治まってもすぐに次のけいれんが起こる場合は、命にかかわる恐れがあるので救急受診の必要があります。呼吸を妨げないよう注意しながらバスタオルなどで猫の体を包み、そのままキャリーケースに入れて受診しましょう。
いつ愛猫がけいれいんを起こすかは、予測ができません
しかし、飼い主さんができる対応法を知っておくと、緊急事態でも落ち着いて行動ができるはず。ぜひ、この3つのことを覚えておいてくださいね!
出典/「ねこのきもち」2016年5月号『新 愛猫の家庭の医学事典』
文/Honoka
文/Honoka
ねこのきもちWeb編集室
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