【猫の病気】春先に気を付けたい「毛球症」 | Just One of Those Things

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今回は「毛球症」です。
 
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【猫の病気】春先に気を付けたい「毛球症」
2019年3月26日(火) 7:11配信 ねこのきもちWeb編集室

春先は猫の抜け毛が多くなる季節です。その時期に気を付けたいのが「毛球症」。この病気は、なめとった抜け毛が胃腸に詰まってしまう病気です。
 
今回は「毛玉症」の原因や春先に気を付けたい理由、なりやすい猫や予防法について紹介します。
 
■猫の病気「毛球症」とは
 
猫の「毛球症」とは、毛づくろいでなめとった毛が胃腸に停留してしまう病気です。「毛球症」になってしまうと、食欲や消化機能が低下し嘔吐などの症状がみられます。
 
■「毛球症」の原因は、なめとった抜け毛
 
猫の舌はザラザラしたトゲ状になっているので、自分で体をなめるとブラッシングのような効果が得られるとされています。この行為は「毛づくろい」と呼ばれ、猫がよくする行動のひとつです。
 
愛猫をブラッシングした後、抜け毛がブラシに付いていることがあるように、猫は自分で毛づくろいをすると、舌で抜け毛をなめとり、それを飲み込んでしまいます。定期的に排出できればいいのですが、胃に溜まって吐き出せないくらいの大きさになると、開腹手術で毛玉を取り出さなくてはならない場合もあります。
 
■春先に気を付けたい理由とは?
 
春先は換毛期で抜け毛が多くなるため、「毛球症」に特に気を付けたい時期です。被毛が抜け替わる時期は飲み込む毛の量も多くなるので、便として排出されない場合は吐き出すことも。それでも排出されないと、抜け毛は胃の中で溜まってしまうのです。
 
■どんな猫が「毛球症」になりやすいの?
 
長毛種の猫がなりやすい病気だといわれています。それは、飲み込む毛の量が短毛種より多いためです。そのほかにも、同居猫の毛づくろいをする機会が多い猫も注意が必要でしょう。
 
■「毛球症」を防ぐには
 
ブラッシングで飲み込む前に取り除く
 
毎日ブラッシングをして、抜け毛を飲み込む前に取り除いてしまいましょう。ブラッシングが苦手な猫には、額や腰など、猫がなでると喜ぶ場所からそっと始めるのがコツです。
 
長毛猫の場合は1日2回以上、短毛猫の場合は1日1回ブラッシングを行えば、飲み込む毛の量とともに毛の絡まりも軽減されます。
 
毛玉ケア商品を取り入れる
 
食物繊維などが豊富に含まれた商品を与えることで、毛玉の排出を促す効果が期待できます。ペットショップや動物病院で購入できる「毛玉ケアのフード」や「毛玉除去剤」といった、毛玉ケアができる商品がいいでしょう。
 
猫はなめとった毛を吐き出すことがあります。胃に溜まってしまうよりはいいのですが、吐く行為は猫の体に負担をかけるので、抜け毛を除去する工夫をしてあげましょう。
 
参考/「ねこのきもち」2016年2月号『見極め方から掃除法まで “吐く学”な飼い主さんになろう! ねこの「吐く」大全』(監修:王子ペットクリニック院長 重本仁先生)
文/HONTAKA

ねこのきもちWeb編集室
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毛が短くても頻繁にブラッシングしても結構な量が出ます。こまめにケアしましょう。
 
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