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もしもの時のための、犬のきもち編。

 

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愛犬を迷子にさせないために|災害などに備えて準備を整えよう!
2019年3月7日(木) 8:10配信 いぬのきもち WEB MAGAZINE

愛犬が災害などで迷子になってしまったときに備えた身元表示は、飼い主さんの責務です。マイクロチップなど身元表示にはいくつか手段があるので、今のうちから準備しておくと良いですね。今回は、いざという時に役立つ身元表示アイテムと、しつけの仕方をご紹介します。
 
■首輪には鑑札や注射済票のほかにも迷子札もつけておくと◎
 
愛犬を自治体に登録する際に発行される鑑札と、狂犬病予防注射を摂取した時に発行される注射済票の装着は、法律によって義務付けられているため、必ず首輪に装着しましょう。鑑札には番号が明記されており、保護されたときに飼い主さんの連絡先がわかるようになっています。
 
それらにくわえて飼い主さんの連絡先を書いた迷子札も首輪につけておくと、保護してくれた人からより早く連絡をもらえるかもしれません。
 
■マイクロチップによる身元表示とは?
 
マイクロチップとは?
 
マイクロチップとは、固有の番号が記録されたチップをあらかじめ愛犬の体に埋め込んでおき、専用のリーダーで番号を読み取ることで飼い主さんの情報を照会できるシステムです。
マイクロチップの装着は主に動物病院で行われ、8~12mmのチップを専用の注射器で首の後ろのやわらかい皮下に埋め込みます。痛みは通常の予防接種と同じくらいなので、愛犬への負担も少なく装着することができます。
 
マイクロチップの登録方法
 
ただし、チップを体に埋め込んだだけでは意味がありません。必ず専用の登録用紙に必要事項を記入し、日本獣医師会の事務局に郵送する必要があります。装着後に住所や電話番号に変更があった場合は、忘れずに変更手続きをしましょう。
 
登録された情報は事務局で管理され、愛犬が保護されたときに飼い主さんに連絡が届く仕組みになっています。
 
■災害時などに役立つしつけ
 
2016年の熊本地震では
 
2016年の熊本地震のときには、多くの飼い主さんが同行避難をしたそうです。その際にしつけがきちんとできておらず、周囲への配慮から車の中や壊れた自宅などで過ごしたケースも多かったようです。
 
いざという時のためのしつけ方
 
避難所などでは、犬をクレートの中に入れておくことが基本になります。災害時の同行避難に備えて、愛犬がクレートの中で安心して過ごせるように「ハウス」のしつけをしておくといいですね。普段から練習しておくことによって、災害が起きたときにも落ち着いて行動することができるでしょう。
 
また、避難所には多くの人が集まります。むやみに吠えず、家族以外の人に対しても友好的に接することができるように愛犬をしつけておく必要があります。災害や不測の事態はいつ起こるかわかりません。いざという時に慌てないためにも、身元表示やしつけなどの準備をしっかりしておくことが大切です。
 
参考/「いぬのきもち」特別編集『犬との暮らし大事典』(監修:環境省自然環境局 総務課動物愛護管理室長 則久雅司さん)
文/AzusaS
 
いぬのきもちWeb編集室
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