子猫を保護したら、まず最初に行うこと | Just One of Those Things

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もしものシリーズです。もしもこのようなことがあった場合、この記事のコメントやメッセージにて対応できるかと思いますので、いつでもご連絡くださいませ。

 
ちなみに、経験上、私はホームレス猫の対応しか経験していないので、ワンちゃんやうさぎちゃんなどのその他の対応法は現在勉強中です。ご容赦くださいませ。

 

道端で弱った野良猫を拾ってしまった。さてどうする?」より。

 

上記に当たらない場合は下記をご覧くださいませ。

猫を拾ったらどこに相談する? 警察や動物病院に行くべき理由とその後の対応

出典:ペトこと 2018/10/1(月)

 

さて、もしも、子猫を保護したら?

 

外で保護した子猫は、寄生虫症に感染している可能性が高く、猫カゼをひいている場合はすぐに手当が必要。まずは動物病院へ。
 

まずは・・・下記を熟読くださいませ。

 

ねこのきもち WEB MAGAZINEより、

 

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子猫を保護したら、まず最初に行うこと
2019年1月3日(木) 9:30配信 ねこのきもち WEB MAGAZINE

運命の出会いといわれるように、子猫とは突然出会ってしまうもの。もし保護することになったら、まず何をしたらいいのか、保護したときの月齢別のお世話の方法をご紹介。知っておけば、いざというときに慌てないですみますね!
 
■母猫といっしょにいる子猫は保護しないで!
 
見かけた子猫が母猫と一緒にいるなら、それは子猫が生きるために母猫が必要な時期だということです。その間、子猫は母乳で免疫力を高め、母猫から生きる術を学びます。また、母猫から子猫を無理やり奪うと、母猫の発情が誘発され、すぐにまた子猫を産んでしまうという結果にもなります。
 
■保護したら、すぐに動物病院へ
 
外で保護した子猫は、寄生虫症に感染している可能性が高く、猫カゼをひいている場合はすぐに手当が必要です。また、保護したときの成長度合いによって、しなくてはならないことも異なるので、それを知るためにも、まずは動物病院へ連れていきましょう。
 
■動物病院で調べてくれること
 
・体重、週齢(月齢)、性別
・子猫の健康状態
・ノミや回虫などの寄生虫症
・猫カゼやエイズなどの感染症
 
■動物病院にすぐにつれていけないときは…
 
1. 家に先住猫がいるなら、まだ会わせない
 
保護した子猫が感染症や寄生虫症にかかっている場合、先住猫にうつしてしまう恐れもあります。子猫の健康状態がはっきりするまで、先住猫には会わせず、部屋もわけて隔離しておきましょう。
 
2. 食事より体を温めることを優先
 
夜間に子猫を保護した場合、すぐに子猫用のミルクなどが手に入らないこともあるでしょうが、一晩くらいなら、ミルクを与えなくても大丈夫です。それよりも、生後まもない子猫は体温調節ができないので、体を温めることを優先してあげて。
 
(子猫の体の温め方)
 
子猫が身動きとれるくらいの大きさのカゴや段ボール箱などにお湯を入れたペットボトルを置き、その上にタオルを敷きます。箱の中に子猫を入れて、さらに室温は季節を問わず28℃前後に保つようにして。
 
■子猫の成長に合った必要なお世話って?
 
保護した子猫の月齢によって、お世話の方法も異なります。人が積極的にお世話に関与しないとならない、3カ月齢までを3つにわけて解説します。
 
■保護した子猫が0~1カ月だったら
 
・食事は哺乳瓶で子猫用ミルクを与えて
 
この1カ月は、本来ならば母猫の母乳を飲む時期。40℃に温めた子猫用ミルクを与えます。生後4日目までは3~4時間おき、5~21日までは4~5時間おきに。人の牛乳ではなく、必ず子猫用ミルクを哺乳瓶で与えましょう。
 
【体重ごとの1日のミルク量の目安】
体重70~130g →18~30㏄
130~240g →30~50㏄
240~300g →50~70㏄
300~400g →70~100㏄ 
 
子猫を保護しても、つきっきりでお世話ができないこともあるでしょう。その場合は、子猫がしっかりミルクを飲めるなら、寝る前や出かける前にたっぷりミルクを与える方法でも大丈夫でしょう。帰宅してから、様子をみてプラスしてあげれば十分です。
 
・ティッシュで陰部を刺激して排泄を促して
 
猫は3週齢頃までは母猫にお尻をなめてもらわないと排泄できません。ミルクを飲ませたあとすぐに、猫を仰向けにして陰部をティッシュで軽くたたきましょう。するとオシッコが出ます。ウンチも同様に。排泄後はティッシュで軽くふいてあげて。この時期の子猫の排便は1日に1~2回ですが、保護して数日はウンチをしないことも。また、体力を奪われることにもつながるので、子猫が下痢をしていたら、すぐ動物病院へ。
 
・体を温める、体重を量ることを忘れずに
 
この時期の子猫は体温調節がまったくできないため、母猫の体にくっついて体を温めます。お世話をするときは、季節を問わず室温を28℃前後に保ち、暖かい寝床を用意しましょう。
 
子猫の体重は日々増えます。体重が増えないと危険なことも。ですから、毎日計測して、減少などがあれば、すぐに獣医師へ相談を。
保護した子猫が1~2カ月だったら
 
・食事は離乳食を与えて
 
乳歯が生えているようなら、ミルクではなく、子猫用離乳食を与えるといいでしょう。浅めのお皿などに入れて、1日4~5回に分けて与えてみて。
 
・子猫用トイレで排泄させましょう
 
猫は、ミルクを飲まなくなるタイミングで、自力で排泄できるようになります。子猫用トイレを用意し、食後などにトイレに子猫を置いてみましょう。一度排泄すれば、もうそこがトイレと認識するようになります。
 
・爪を切る、歯みがきをさせることにも慣れさせると理想的
 
この時期はさまざまなことに慣れさせやすい時期でもあります。猫が苦手なことでも、人と暮らしていくうえで慣れておくと、その後、猫にもストレスがかかりにくくなります。爪の先だけをちょこっと切ってみる、歯ブラシを加えさせてみるなど、子猫と遊びながら行ってみるといいでしょう。
 
■保護した子猫が2~3カ月だったら
 
・食事はドライフードを与えてもOK
 
総合栄養食の子猫用ドライフードを与えましょう。離乳食を与えるタイミングで、子猫用ドライフードを食べられるようなら、その時期から与え始めてもいいでしょう。
 
・ワクチンを接種しておきましょう
 
2カ月齢で1回目、3カ月齢で2回目のワクチンを打ちます。母猫から受け継いだ免疫の効果は、生後4カ月くらいまでになくなります。その前に2回、感染症予防のためにワクチン接種をしておきましょう。
 
・6カ月を過ぎたら、去勢・避妊手術の検討を
 
性別特有の病気や問題行動を防ぐためにも、最初の発情が起きる前に、去勢・避妊手術を検討するといいでしょう。成長の個体差もあると思いますので、時期については、かかりつけの獣医師に相談してください。
 
子猫を保護してしまったら、まず健康状態を見極めるのが大切。可能な限り早めに動物病院へ連れていきたいですね。その後のことは、飼う、飼わないも含めて獣医師に相談するといいでしょう。
 
出典/「ねこのきもち」2016年3月号『子ねこ手帳』(監修:マオキャットクリニック・院長高野のり子先生))
 
ねこのきもちWeb編集室
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また、子猫たちを保護できる信頼のおける保護団体さんに助けを求めるのも良いかと思います。

 

 

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