乳がん検診 痛みない新技術 | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

すみません・・・。どうにも体調の都合上、挙げも、まわれましていませんが、データだけ降り積もってくるんで、取り急ぎ取り上げます。

 

テレビの報道のものだから、読み難いかと思われますが・・・。

 

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乳がん検診に“大革命”「痛くない」「精度もアップ」妊娠・授乳中でも検診が可能になる世界初の技術
9/13(木) 14:00配信 関西テレビ

■「全く痛くない」 ”マイクロ波”を使い、乳がんを見つけ出す
 
【検査の様子】「1番…4番…」
神戸市内のクリニックで行われていたのは、新しい乳がんの検査機器を使った臨床試験です。胸に当てているのはマイクロ波とよばれる微弱な「電波」ですが、体への影響はほとんどありません。
 
■神戸大学が開発した「マイクロ波マンモグラフィー」
 
【被験者】
「全く痛くなかったし、リラックスしてできました」
 
指し示すモニターには、ある画像が出ています。
 
Q:これがんですか?
 
【神戸大学 木村建次郎 教授】
「がんです。これまさにがんの患者さんの結果なんですが」
 
神戸大学の研究グループがマイクロ波で集めたデータを使って、胸の中にあるがん組織を世界で初めて3D画像で映し出すことに成功しました。
 
【神戸大学 木村建次郎 教授】
「斜め右方向に体の深部に広がるようにがんが映っている、3次元画像なので立体的にいろんな角度から見れる。まさにマイクロ波は『人間が女性の乳がんを見つけるために見つけ出した新しい光』だということ」
 
この「マイクロ波マンモグラフィー」乳がん検診に革命を起こすと期待されています。
 
■年間1万4000人が死亡。日本人女性の「11人に一人」が乳がんにかかる恐れ。
 
乳がんは、母乳をつくりだす乳腺に発生する悪性腫瘍です。痛みのような自覚症状が少ないため知らないうちにがんが進行してしまうケースもあります。乳がんにかかる人は年々増え続けています。日本の女性の「11人に1人」が一生のうちに患う恐れがあるとされ、年間1万4000人が死亡しています。
 
■X線撮影では見つかりにくい「高濃度乳房」。専門医でもがんの発見が難しい
 
現在、乳がんの検診には胸を挟んでエックス線で撮影する「マンモグラフィー」が使われています。乳がんは早期に発見すれば治すことができますが、この検査法では、見つけられないケースがあるといいます。大阪府内に住む澤田さん(仮名・52)は、11年前、乳がんを患いました。
 
最初に受けたエックス線検査ではがんは見つかりませんでした。
 
【澤田さん(仮名)】
「米粒ほどのものはあるなとは思ったんですけど、出来物かなくらいな感じで。どっちだろうっていう感じでしたね、本当にあるのかないのか、確定するまでの間ずっと不安でしたね」
 
胸のしこりが気になり、通っていたクリニックで再度、検査を受けたところ、がんが見つかりにくい「あるタイプ」だと指摘されました。
 
【八木クリニック・八木潤子院長】
「検診のマンモグラフィーではみつからなかったけど、『高濃度乳房』と言うことがわかって」
 
高濃度乳房とは、乳腺が多い胸のこと。40歳までの女性のほとんどがこのタイプとされます。
 
これは「X線マンモグラフィー」で胸を撮影した画像で、右が高濃度乳房のタイプです。全体的に白く映っているのは乳腺がぎっしりと詰まっているため。しかし、「がん」などの病変も同じように白く映るため、 どこに異常があるかわかりにくい状態です。
 
【岡本クリニック・岡本交二医師】
「分かりやすく言うと、『雪山で白ウサギを探すがごとく』と。みんなこうして見てますよ、虫眼鏡で見る先生もいる。厄介ですよね。自分たちが一生懸命見ても、それ以上のことがやってあげられなくて、見落としになる」
 
■マイクロ波を使い、X線では見えづらいがん組織を“立体画像”に
より確実に、そして早く乳がんを見つけるために、開発されたのが、電波を使った「マイクロ波マンモグラフィー」です。世界で初めての技術が取り入れられています。手がけたのは、神戸大学の木村建次郎教授の研究グループ。
 
【木村建次郎教授】
「マイクロ波がここから放出されて、女性の乳房がマイクロ波が非常によく通り抜ける材料なんですね」
 
マイクロ波は、乳房のなかの脂肪は通過しますが、乳腺や血管などに反応し、跳ね返ります。
 
がんの場合、特に血管が多く集まるため、マイクロ波は、異常に発達したがん組織により強く反応します。しかし、様々な方向に散らばってしまうマイクロ波は解析が難しく、これまで、精密に画像化することは困難でした。
 
そこで、木村教授は散らばったマイクロ波から物体の形を導く計算式を世界で初めて解明。
 
これによって乳房の中にあるがん組織を瞬時に立体的に画像化することに成功したのです。
 
【木村建次郎教授】
「世界の研究者が様々な方法に取り組んでいるのですが、こういうリアリティのある画像を作りだすというのは、今のところ我々だけというのが大きなアドバンテージ」
 
■妊娠・授乳中の女性でも乳がん検診が可能に…実用化に期待が高まる
 
11年前に、乳がんを患った澤田さん(仮名)、新しい検査法を体験しました。
 
【澤田さん(仮名)】
「どうしてもマンモグラフィーは痛いので力抜いてくださいって言われてもなかなか抜けないけど、これだと横になったままでそのまま寝そうになるぐらい」
 
この検査法では、痛みがないうえに、高濃度乳房を含む乳がん患者による検証で、従来のエックス線検査などの結果と一致することがわかりました。
 
さらに、これまで見つけられなかったがんも早期に発見し、検査の精度も上がっているということです。女性の病気に詳しい産婦人科の専門医も実用化に期待を寄せています。
 
【八木クリニック・八木潤子院長】
「マンモグラフィーのように熟練の技師さんも要りませんし、被爆しないということ。レントゲン線使ってませんので、妊娠している人とか、授乳している人にも使える」
 
Q:クリニックでも?
 
【八木クリニック・八木潤子院長】
「いずれ入れたいと思っています」
 
このマイクロ波マンモグラフィー、早ければ3年後にも国の認可を得て商品化を目指しています。
 
※カンテレ「報道ランナー」 2018年9月12日放送分より
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「マイクロ波マンモグラフィー」ですが、実は、聖フランシスコ病院の放射線科の方からのもので、開発についての提案をしていました。
 
 
神戸大学のものが下記です。
 
 
以下に参考資料を取りまとめて示します。
 
 
今後も、Dマイクロ波マンモグラフィの開発が行われ、何社か出てくるでしょうから、日経新聞でシェアの獲得についての記事が出るかもしれません。
 
一般的な病院に浸透していくかについては、3Dのものは機材の価格が高いでしょうね・・・。そうでないものは安いでしょうが、それだと3Dより精度が劣ります。各病院の機材の償却問題や経営状態によっても左右されるでしょうから、んー。どうでしょうね・・・。
 
乳腺科の外科の医師の方は、現行のマンモグラフィーは、映らないことがあるので、結局細胞をとって検査に出す状態なので、できれば制度が高い検査機器が欲しいところだと思います。
 
実は、細胞を取られる作業は、される側にとっては、マンモグラフィーで検査されるより、はるかに痛いです。
 
米国の一般的な病院には3Dのマンゴグラフィーがあって、これがよく見えて、発見しやすいのですけどね・・・。しかし、日本国内では、機材の価格が高くて一般病院には無理だと言われています。それは、検査する人が少ないからからとも言われています。
 
TVの報道で見たことがありますが、3Dだと見逃すことはないと言われていましたが、疑いながら見てても納得がいくものでした。個人的にも科学の世界では3Dで解明することが多いので、3Dの方が・・・とは思うのです。最終的な検査で、細胞採取で物凄い痛みをするよりは・・・と思ってしまうので・・・。
 
当然ながら「広がるといいですね」との声は、さぞ多いかと思います。しかし、乳がん検診を受ける人が増えるかどうかは、様々な理由からでしょうから、んー。こればかりはわからないですねぇ・・・。
 
さて・・・。実のところ、体の状態と脳の状態が噛み合っていません・・・。体は寝らずにいられない状態ですが、脳はぎんぎんです。処方箋で追加でもらった新しい薬を飲めばよいのですが、主治医に「大丈夫」と言われても、それでなくても、爆睡することが多いので、それ以上に爆睡しそうで飲んでいません。様子をみながら、挙げられるなら挙げるなり、まわるなりします。こんな状態なので、まわるのがおそくなりますが、お許しくださいませ。
 
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