科学オタクの主婦が危機感から一人でこねまくっております、危機管理シリーズ。先月から行ってきた水害における危機管理シリーズを続けたいところですが、命に係わるネグレクト問題を優先するとしました。
ネグレクトについて詳しく知りたい方は、「ネグレクトについて」をご覧ください。過去に取り上げた記事もリンクを貼り付けてあります。今回は、これまでの事例を取り上げます。
≪キャパオーバーでという保護団体編≫
(注:1と2はあまりに酷いので観覧注意)
■(2)動物保護団体の崩壊〜ネグレクトになった保護団体〜続編
(1)(2)は経緯を説明したもので、(3)は問題として取り上げたものです。特に、「(3)動物保護施設で一体何が… 社会問題 /兵庫県」は、挙げれいる動物保護団体だけでなく、どこにでも起こりえることですので、保護団体の皆様は、このような状態に至らないよう、熟読されて、危機管理を日頃から行われますよう、お願い申し上げます。
また、動物保護団体の職員の方やボランティアの方で、ネグレクトに当たる状態になっていると判断した時点で、証拠をとり告発などをして、このような状態まで至らないように、被害を最小限にすむよう行動していただけますよう、お願い申し上げます。辞めるのはいつでもできますので、まず動物を守りましょう。
せっかく、助けられた命です。そのまま放置してしまっては、死んでしまう子や病気になる子も出てきますから、止めなければなりません。せっかく助けた命なのに、ネグレクトに至らしめては、何のための動物保護活動と言えるでしょう。
動物保護団体の中にはこのような闇があることも、私たちは知っておく必要があると言うべきかもしれません。
続けたいのですが、次にあげようとした事例は、挙げると捏ねる必要があるので、長文になることから次回に回します。そこで、改善点が挙げられている事例を次に取り上げます。
≪改善点が取り上げられている事例編≫
■猫20匹「飼育放棄」ケージ野ざらし、ミイラ化死骸も…「ネグレクト」の現場
んー。1つしかなかったですね・・・(苦笑)。上記も、ネグレクトから助ける際の手がかりになるかと思われます。上記によれば、里親に譲渡する際に避妊・去勢手術もしないで渡している保護団体もあると指摘されています。(私が拝見しているところは適切に対処されていますが)これに当たる保護団体様、里親となる飼い主全てに適切な管理ができるわけではないので、ネグレクト防止のためにも、適切な対処をお願いいたします。
以下は、ご参考程度に海外の事例です。虐待のよりもネグレクトのものが非常に少ないのは、みてみぬふりにされがちなことや、諸々の問題があるからでしょうね。
≪海外の事例より:家宅捜査で表面化したネグレクト編≫
■【海外発!Breaking News】猫97匹の死骸が冷凍庫に! 55歳男の自宅から発見される。(米)
≪海外の事例より:ネグレクトから救出成功した編≫
■ネグレクトで瀕死の状態にあった犬が救助され奇跡的に回復し、里親に引き取られた矢先の出来事だった。(画像はこちら)
≪見習いたい:海外の良い対策の事例編≫
■虐待で傷ついた子どもに寄り添うセラピー犬 ぬくもりが癒やす
明日に続きます。本日は通院疲れ等のため水災害対策についての危機管理シリーズはお休みします。編集に取り掛かってからかなりの時間がかかりましたが、引き続き、溜まりに溜まった恒例のネイチャーを取り上げるに取り掛かります。