昨日に引き続き、Natureの今週号のハイライトより。
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がん免疫療法: 免疫療法に対する腫瘍応答を予測する
Nature 551, 7681
2017年11月23日
免疫チェックポイント阻害に対する応答は、腫瘍の内在性因子や微小環境因子に依存しており、免疫相互作用によって進化的に形作られるようだ。M Łukszaたちは今回、感染症モデルを改変した数学的な腫瘍適応度モデルを作成し、腫瘍と免疫の相互作用の枠組みとして用いている。これをヒトの黒色腫や非小細胞肺がんのデータに適用すると、このモデルは免疫チェックポイント阻害治療下でのがん細胞の進化動態を再現できた。
Letter p.517
News & Views p.444
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この論文も、昨日のがん免疫療法の論文と同じく、Natureのニュースに取り上げられました。
今回得られた知識を応用して、がん免疫療法の作戦を立てられるよう祈ります。