メキシコ地震 - タイムリミットは日本時間23日の深夜の3時14分まで | Just One of Those Things

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Let's call the whole thing off

被災者の生存率が急速に下がるとされる発生から「72時間」が迫っているので、バタバタとしていている状況で、取り上げるのが遅くなりました。

 

タイムリミットは、深夜の3時14分頃で、時間がありません。

 

メキシコの首都メキシコ市近郊で19日昼に起きたマグニチュード(M)7・1の地震で、政府機関は21日、死者数が273人に達したと発表しました。

 

救助された生存者は続々と報告されていますが、50人以上としか報道された以降、知らせが無いので、実質の人数はわかりません。

 

メキシコでは日本の自動車業界を始め多数の企業が入っているので、邦人の安否が心配ですが、今のところ、報告はありません。

 

日本の国際緊急援助隊は日本時間の今日のお昼に到着しました。

 

緊急援助隊は総勢72人です。

 

2011年(の東日本大震災)にはメキシコが支援団をおくってくれたので、最大限ご恩返しができればよいかと思います。

 

現地には瓦礫を撤去する機材が足りないため、手で行っている状態で、救出に難航している模様です。

 

現地のメディアで放送され続けている瓦礫に埋まっている少女(?)は少女ではなく女性であるようです。

 

長くなりますが、これまでの報道を取り上げます。

 

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倒壊した学校、机の下の女児救出 メキシコ地震
9/21(木) 20:14配信 朝日新聞デジタル

 

 メキシコ中部で19日に起きたマグニチュード(M)7・1の地震の死者は、21日未明時点の政府のまとめで246人に達した。首都メキシコ市ではビルや店舗など約40カ所が倒壊し、死者はさらに増える可能性がある。一方で、軍や市民が夜通しで救出作業を続けており、少なくとも50人が助け出された。

 

 メキシコ市南部の学校倒壊現場。生徒300人以上の幼小中一貫校で3階建ての校舎が崩れ、数十人が生き埋めになった。すでに20人以上が遺体で見つかったが、20日午前、がれきの中で小学生の女児が生存しているのが確認された。

 

  「静かに!」。犬を連れて内部をうかがう救助隊が何度も周囲に呼びかけた。地元メディアによると、女児は机の下に避難して一命を取り留めたといい、救出作業が続いた。他にも数人の子がいると見られている。すでに助け出された子は10人以上。救助隊の一人は「難しいのは、どこにいるかを探り当て、分厚いコンクリートをどかすことだ」と語った。

 

  学校の向かいに住むミレヤ・メンドサさん(56)は地震で家の外に飛び出した直後、目の前の校舎が大音響と共に崩れ落ちるのを見た。「中に子どもたちがいると思うと、たまらない気持ちだった」と話した。
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日付は新しいのですが、時間はさかのぼります。

 

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がれきから救出次々 メキシコ地震、夜通し作業 死者246人
2017年9月22日05時00分 朝日新聞デジタル

 

メキシコ市で20日、ビルの倒壊現場でがれきを撤去する兵士ら=田村剛撮影
  
 メキシコ中部で19日に起きたマグニチュード(M)7・1の地震の死者は、21日未明時点の政府のまとめで246人に達した。首都メキシコ市ではビルや店舗など約40カ所が倒壊し、死者はさらに増える可能性がある。一方で、軍や市民が夜通しで救出作業を続けており、少なくとも50人が助け出された。


 メキシコ市南部の学校倒壊現場。生徒300人以上の幼小中一貫校で4階建ての校舎が崩れ、数十人が生き埋めになった。すでに20人以上が遺体で見つかったが、20日午前、がれきの中で小学生の女児が生存しているのが確認された。

 

 「静かに!」。犬を連れて内部をうかがう救助隊が何度も周囲に呼びかけた。地元メディアによると、女児は机の下に避難して一命を取り留めたといい、救出作業が続いている。他にも数人の子がいるとみられている。すでに助け出された子は10人以上。救助隊の一人は「難しいのは、どこにいるかを探り当て、分厚いコンクリートをどかすことだ」と語った。

 

 学校の向かいに住むミレヤ・メンドサさん(56)は地震で家の外に飛び出した直後、目の前の校舎が大音響と共に崩れ落ちるのを見た。「中に子どもたちがいると思うと、たまらない気持ちだった」と話した。

 

 もともと湖の上に築かれたメキシコ市は地盤が軟らかく、地震に弱い。今回の地震では、古い建築物が多い市中心部で被害が多かった。まだ倒壊の危険がある建物があるとして、一部の道路が封鎖されたままだ。

 

 6階建てのオフィスビルが崩れた現場では、兵士と市民ボランティアが手作業でがれきの撤去にあたっていた。警官によると、中には2人が生き埋めになったままだという。水や食料を配っていたボランティアの女性(28)は「逃げることもできずに亡くなった人のことを考えると、つらくて苦しい」と嘆いた。

 

 同国のペニャニエト大統領は20日、同日までに50人を救出したと発表した。メキシコ市では市民ボランティアががれきの撤去や炊き出し、交通整理などにあたっている。(メキシコ市=田村剛)

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経済新聞では、まず真っ先に日本の進出している自動車企業のことを危惧していましたが、時間が経ってやっと、安否の報道がされるようになりました。

 

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メキシコ地震、救出活動続く 死者230人に 
2017/9/21 11:17日本経済新聞 電子版

 

 【メキシコシティ=丸山修一】メキシコ中部を襲った地震から一夜明けた20日、首都メキシコシティでは倒壊した建物の下敷きになった人の救出活動が続けられた。休業する商店や企業もあり、中心部を貫くレフォルマ大通りは普段より歩行者や自動車は少なくひっそりとしている。日本企業でも建物の検査などで休業するケースがあった。

 

 メキシコ当局は20日午後、今回の地震による死亡者数が230人になったと発表。ペニャニエト大統領は同日、犠牲者を悼むため、3日間の服喪期間を設けることを明らかにした。

 

 メキシコシティでは、倒壊したアパートや学校など、閉じ込められている人がいるとみられる建物を警察や軍、ボランティアが懸命に手作業でがれきを取り除く姿があちこちで見られた。子供を含め行方不明者も多く、作業は休むことなく続けられている。市内全域の広場や学校では救援物資の集積所が設けられ、早朝から市民が水や食料を持ち寄っていた。

 

 建物の検査や混乱に乗じた略奪を恐れ、休業するデパートや商店、レストランも少なくない。学校も休校になっている。企業の多くは「通常営業」だが、自宅待機や休暇を取る従業員も多いとみられ、普段よりも通勤者や自動車の往来は少なく、街はがらんとした印象だ。

 

 日本企業はほぼ通常通りの活動。メキシコシティにオフィスを構える三菱商事やメキシコ州に拠点を持つ精密測定機大手のミツトヨ(川崎市)などはいずれも社員に被害はなく、通常の業務という。ただ入居するメキシコシティのビルの設備点検のため、臨時休業した企業もあった。

 

 在メキシコ日本大使館によると、20日夕方までに日本人や日本企業に関する被害の情報は入っていない。

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被害を受けていない日本人の報道はいくつか出てきています。

 

北の問題もあるため、二束草鞋となっているので、大変ですが、まぁ、がんばります。

 

ボランティアは、瓦礫を撤去するだけに止まらず、物資の提供までやっています。

 

耐震構造の問題や、政府や自治体の災害対策等に疑問を持ちますが、そんなことを思っている場合ではなく、まずは救済です。

 

乗り越えられますように・・・。

 

 

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