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AI活用は、まずは肝がんの再発時期予測に活用されるようになったようです。

 

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肝がん、再発時期予測 東京医大などAI活用 
2017/8/21 11:43日本経済新聞 電子版

 

 東京医科大学の黒田雅彦主任教授らは山口大学と共同で、肝臓がんの早期の再発の可能性を予測できる人工知能(AI)を開発した。手術時に切除したがんの画像をもとに、術後1~2年以内の再発の可能性などを予測する。該当者は術後の検査を増やしたり、再発予防の投薬など治療方針を検討したりするのに役立つ。来年4月をメドに医療機関の相談に合わせて判定結果を提供することを検討している。

 

 がんの手術では一般に、病理医が切除した部位を観察して、がん細胞を全て切除できたのかを確認する。再発を予測することは難しかった。肝臓がんの再発率は術後5年以内に約8割といわれるほど高く、術後から検査や投薬などを徹底する必要がある。

 

 研究チームは画像の特徴を見つけるAI技術を利用した。患者60人の病理画像について、細胞の核の大きさやその形状など87項目の計測データを出した。これを再発の有無やその時期の情報とともにAIに与えて学習させた。

 

 別の患者15人のデータを使った検証実験では、術後1~2年以内に再発するのか、それとも少なくとも4年再発しないのかを、全て正しく判定できた。学習に使う患者のデータが増えれば、術後3年目についての予測もできるとみている。

 

 研究チームは来年4月をメドに、医療機関からの個別の相談にのる形での利用を検討している。送付された画像を東京医大がAIで解析し、結果を返す無償の仕組みを想定する。医療機関は判定結果をもとに検査の頻度や投薬治療などを決めて、患者に徹底を促すことができる。

 

 肝臓は組織が均一なため、ほかの臓器に比べて画像での予測がしやすい特徴がある。黒田主任教授は「病理医では再発の予想もできない。AIだからこその付加価値」と話す。

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一人でも多くの患者さんを救えることを祈っています。

 

尚、私の夏風邪は、酷くはなっていないものの停滞中です。

 

病院にいくまでもないのですが、まるで今年の台風5号のようです。

 

 

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