昨日に引き続き、Natureの今週のハイライトより。
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がん: 髄芽腫ゲノムの全体像
Nature 547, 7663
2017年7月20日
髄芽腫は小児期に発症する悪性度の高い脳腫瘍である。P Northcottたちは今回、その腫瘍全体のゲノムの特性を明らかにするために、491の髄芽腫について行った全ゲノム塩基配列解読の結果を解析し、新たなドライバーと変異シグネチャーを明らかにしている。1256の髄芽腫試料のメチル化プロファイリングをはじめとした彼らの統合ゲノミクス解析から、サブグループ特異的なドライバー変異が明らかになり、新たな腫瘍サブタイプの存在が示唆された。これらのドライバー変異は、特性があまり明らかになっていないグループ3とグループ4に属する患者の多くに割り当てられた。これら2つのグループは合わせて髄芽腫全体の60%以上を占める。
Article p.311
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お手柄です。
全解明まであと少しです。