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18年前半にも臨床研究する予定です。

 

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iPSで脊髄損傷を治療 慶大、18年前半にも臨床研究 
2017/2/10 10:56日本経済新聞 電子版

慶応義塾大学の岡野栄之教授と中村雅也教授らは、iPS細胞を使い脊髄損傷の患者を治療する世界初の臨床研究を2018年前半にも始める。学内の倫理委員会に10日、研究計画の審査を申請した。同細胞を神経のもとになる神経幹細胞に育てて移植する。神経の再生は現代医学では難しく、脊髄を通る中枢神経が傷付く脊髄損傷の治療法はなかった。計画が認められ、順調に進めばiPS医療の普及につながる。

臨床研究は交通事故やスポーツ事故で脊髄が傷付いて2~4週間たち、運動機能がまひした患者7人を対象に実施する予定。京都大学iPS細胞研究所が備蓄しているiPS細胞を、神経幹細胞に育てて利用する。200万~400万個の細胞を損傷した脊髄に移植し、神経の修復につなげる。

京大は別の人に移植しても拒絶反応が起こりにくい特殊なタイプのiPS細胞を備蓄している。研究チームは赤ちゃんのへその緒の「臍帯血(さいたいけつ)」から作られたiPS細胞を利用する。今後、厚生労働省の専門部会の安全性確認などを経て、研究実施を目指す。

中村教授は「できるところから臨床研究のプロセスを進め、慢性期の患者の治療につなげたい」と話している。研究チームはサルなどを使った動物実験で、脊髄損傷の治療効果や安全性を検証してきた。サルでは歩けるまでに回復した。

iPS細胞の臨床応用では理化学研究所などが14年に目の難病患者向けに、患者本人から作ったヒトiPS細胞を使う世界初の手術を臨床研究として実施した。また今年前半にも、他人のiPS細胞から育てた網膜の細胞を同じ目の病気の患者に移植する手術をする予定だ。手足などが震えるパーキンソン病でも京大が臨床応用に向けた準備を進めている。
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やっとここまで結び付けました。

 

連係プレイの賜物です。

 

どの治療の研究も、うまくいくよう、祈ります。

 

 

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