がん免疫薬「キイトルーダ」、2月中にも発売 | Just One of Those Things

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先週取り上げた、日本経済新聞で報道されていた2つのがん免疫薬のうちの1つです。

 

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がん免疫薬「キイトルーダ」、2月中にも発売 
2017/2/8 12:31 日本経済新聞

厚生労働省は8日開いた中央社会保険医療協議会(中医協)で米製薬大手メルクが開発したがん免疫薬「キイトルーダ」の薬価(公定価格)を1日当たり3万9099円(年間約1400万円)とする案を提示し、了承を得た。これを受けてメルクの日本法人は2月中にも発売する見込みで、小野薬品工業の「オプジーボ」のライバル薬となる。

超高額の薬価が問題視され2月から従来の半額となったオプジーボの薬価に準拠した。体重50キログラムの患者にオプジーボを使用した場合なら同額だ。

ただ、患者の体重によって投与量が異なるオプジーボに対し、キイトルーダは肺がんの場合、体重にかかわらず投与量は同じで済む。その効果は臨床試験で確認済みだ。このため、体重によってはオプジーボとキイトルーダの薬価は違いも出てくる。

例えば体重60キログラムの肺がん患者がオプジーボを使うと年1700万円かかるが、キイトルーダは1400万円と割安になる。逆にオプジーボは同40キログラムなら1100万円となり、キイトルーダの方が割高になる。日本人の平均体重は50キログラムを超えるため、キイトルーダの方が安くつくケースが多くなりそうだ。

メルクの日本法人はキイトルーダがオプジーボよりも有用性が高いとして厚労省に薬価の加算を求めていたが、これは却下された。

メルクの日本法人はピーク時の売上高を年544億円、使用人数を年7300人と予測している。仮に使用実績が上振れた場合は現行ルール上、薬価を大幅に引き下げることが会議で確認された。

すでにキイトルーダを販売している海外では米国が5万5573円(日本の1.4倍)、ドイツは5万2174円(同1.3倍)の薬価となっている。英国は3万8824円と日本と同水準だ。
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オプジーボよりも、効果があるがんがあると良いですね。

 

 

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