リベリア、エボラ終息宣言へ・・・? | Just One of Those Things

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このまま何もなければエボラ終息宣言をするそうです。


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リベリア、エボラ終息宣言へ 隣国では流行続く
朝日新聞デジタル 5月6日(水)21時1分配信


 エボラ出血熱が大流行したリベリアのアディ商務産業相は6日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で記者会見し、今月9日にリベリアでのエボラ出血熱の終息が宣言される見通しを明らかにした。


 アディ氏は「新たな感染者がなく、我々は『エボラなし』というゴールに近づきつつある。5月9日は特別な意味のある日になる」などと述べた。


 世界保健機関(WHO)の5日の発表によると、疑い例も含むリベリアの感染者は1万322人、死者は4608人。このうち、陽性が確認された感染者は3月下旬を最後に3151人から増えておらず、今月9日で目安の42日間を過ぎることから、終息を宣言できる見通しになった。


 一方、隣国シエラレオネとギニアでは引き続き流行が続いている。(ジュネーブ=松尾一郎)

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しかし、MSFは「一人でも感染者がいる限り終わっていない」などと批判しておりますが、これには私も同感です。


エボラ出血熱:症例数減少も終息には課題――報告書で世界の対応を批判
http://www.msf.or.jp/news/detail/pressrelease_2109.html

4月10日現在のリベリアには新規症例はなく、終息宣言に向けた42日のカウントダウンも始まっているが、隣国の状況をみると、リスクは免れない。国境なき医師団日本(2015年4月16日)

まぁ、西アフリカ3カ国のエボラのブレークアウト中の世界の反応は、確かに「世界中は無関心だった」と批判されても仕方がないくらいにやるせなさがありました。



ロイターによれば、4月21日には「シエラレオネの学校再開」と報道にありましたが、大丈夫なんでしょうか?



長崎大・東芝が開発した11分で判定できる試薬はギニアでテストされていますが、俄然、ブレークアウトが続いているということは、何かしら問題があるのでしょうね。


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エボラ判定時間6分の1に=ギニアで試薬テスト―長崎大・東芝
時事通信 4月8日(水)18時45分配信


 長崎大と東芝は8日、共同開発したエボラ出血熱の感染の有無を迅速に判定できる検査試薬を西アフリカのギニアで実地テストした結果、判定の所要時間を従来の約6分の1程度まで短縮できたと発表した。


 従来のRT―PCR法という検査法では判定に約1時間かかるが、試薬を最新の英国製機器と併せて使った結果、11分程度で判定できたという。


 試薬開発者の同大熱帯医学研究所の安田二朗教授らが3月、首都コナクリにある国立病院の協力を得てテスト。感染の疑いがある患者100人の血液や口の粘膜を採取し、試薬で判定した。


 判定時間短縮とともに、最高精度と評価されるRT―PCR法と同じ精度も得られたという。


 安田教授は「期待通りの結果。早期に現地で導入されるよう願っている」と話した。

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まだまだ気が抜けない状態です。



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