iPS細胞で腎不全治療 | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

アステラス製薬と京大がマウス実験で成功しました。


----------------------------------------------------------
iPS細胞で腎不全治療 アステラスと京大、マウス実験成功
2015/3/14 2:00 情報元 日本経済新聞 電子版


 アステラス製薬と京都大学iPS細胞研究所(所長・山中伸弥京大教授)はiPS細胞から作った腎臓細胞で急性腎不全の治療に成功した。マウスを使った実験だが、iPS細胞で腎不全の症状を改善したのは初めて。早期の臨床研究を目指す。19日から横浜市で開く日本再生医療学会で発表する。


 京大の長船健二教授らはヒトのiPS細胞から作った腎臓の細胞を、血管を縛って腎不全を起こしたマウスに移植した。移植しないマウスは急性腎不全を起こしたが、移植したマウスは腎機能の低下が抑えられた。ほかの動物で安全性や有効性を確かめ、2025年以降に臨床研究につなげる。


 腎臓の働きが落ちる腎不全は症状が進むと体内の老廃物を取り除く人工透析を受ける必要があり、多額の医療費がかかる。国内の患者数は約30万人で、根本的な治療はない。今回治療したのは急性腎不全だが、京大では糖尿病や高血圧などが原因となる慢性腎不全の治療にも応用を狙う。iPS細胞で治療できれば患者の負担が減り、医療費の抑制にもつながる。


 iPS細胞を使った患者治療では、昨秋に理化学研究所などが目の難病で世界初の手術を臨床研究として実施した。ほかにも京都大学がパーキンソン病、大阪大学が心疾患でそれぞれ治療を計画している。

----------------------------------------------------------


ヒトで腎不全が治療が一日も速くできるようになるとよいですね。



iPS細胞を使った患者治療といえば、先日、某所のアンケートで治験にどう思うかの調査を受けました。


細胞採取に当たっては様々な方法があるようで、iPS細胞の研究するところも様々あり、データの取り扱いやiPS細胞についての対処法について等の調査を受けました。


報道上においては、再生医療や治療で期待がかかりやすいわけですが、実際は、治験となると様々な問題があるようです。


ペタしてね