ES細胞から網膜 実物に近く | Just One of Those Things

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今度はES細胞から網膜です。


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<網膜再生>より現実的に ES細胞から作製、理研など成功
毎日新聞 2月19日(木)19時54分配信


 ヒトのES細胞(胚性幹細胞)から、従来より生体の網膜に近い組織を効率的に作ることに成功したと、理化学研究所多細胞システム形成研究センター(神戸市)と住友化学が発表した。目の難病「網膜色素変性症」などの再生医療に役立つ可能性があるという。19日付の英オンライン科学誌ネイチャーコミュニケーションズに掲載された。

 STAP細胞論文の共著者で、昨年8月に自殺した理研の笹井芳樹氏も研究や論文作成に参加し、著者に名を連ねる。

 網膜は視細胞など複数種類の細胞からなり、傷つくと治癒が難しいため、ES細胞やiPS細胞(人工多能性幹細胞)を用いた再生医療の開発が期待されている。笹井氏らは2012年、世界で初めてヒトES細胞から立体網膜を作製したが、細胞が整然と並ばない場合があるなど品質に課題があった。

 同センターの桑原篤・客員研究員らは、神経の形成に関わるBMPというたんぱく質を加えるなどES細胞の培養法を工夫し、約8割の高効率で網膜細胞に変化させ、複雑な網膜組織に近い組織を作った。品質のばらつきも小さいという。

 同センターの高橋政代プロジェクトリーダーらは、iPS細胞を使った網膜色素変性症治療の臨床試験(治験)を18年度にも開始する。高橋氏は「品質のばらつきが小さく、より安定的に作れるようになったことは、臨床に使う上で大変有用だ」とするコメントを出した。【斎藤広子】

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さらに臨床に辿り着くまで早く研究が進んでいくと良いですね。


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