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日立と九大が実用化するようです。


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がん検査コスト1回100円 日立と九大、18年にも
2015/2/13 2:01 情報元 日本経済新聞 電子版


 日立製作所はがんを低コストで発見できる検査技術を九州大学とともに実用化する。体長1ミリメートルの線虫ががん患者の尿に反応する習性を応用し、1回100円程度のコストで初期のがんを見つける装置を2018年にも発売する。がんの種類は分からず、体内のどこにあるかはX線などを使う従来型の検査で判定する。低コスト検査で初期段階から治療すれば医療費の抑制につながる。


 日立は九州大の広津崇亮助教らと装置を共同開発する。線虫はがん患者の尿の臭いに寄りつくため、約100匹の線虫の動きを精密に画像解析して判定する。患者と健康な人を合わせて300人強で実施した実験では9割以上の高い精度で、がんの有無を確認できた。


 1回の診断時間は1時間程度で、画像解析には日立のビッグデータ分析技術を生かす。線虫は世界各地で土の中などで簡単に採れ、殖やすのも容易だ。100匹でも費用は数円で済む。まず日本で装置を売り出し、新興国での販売も目指す。


 東ソーはがんの転移や再発の可能性を血液から見つける検査装置を、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)などと5年後をめどに実用化する。患者の血液に電圧をかけて、細胞を特殊なチップの微細な穴に取り込む。シャープは広島大学の吉川公麿教授と、携帯電話で使うマイクロ波を乳房に当てる乳がんの検査装置を開発する。


 がんの早期発見は治癒率の向上や医療費抑制につながる。世界保健機関(WHO)によれば30年代には世界のがん患者は年2200万人と、12年と比べて6割増える。治療費を含めた経済負担は世界で200兆円以上に膨らむとみられている。

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