鳥インフル、抜本的防止策は? | Just One of Those Things

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1月18日に佐賀県では鳥インフルエンザのよううせい確認をしました。


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佐賀県、鳥インフル対策本部が防疫対応確認 簡易検査で陽性
2015/1/18 1:36 日本経済新聞


 佐賀県は17日夜、有田町の養鶏場の鶏から簡易検査で鳥インフルエンザの陽性反応が出たと発表した。同養鶏場では鶏約7万2900羽を飼育。遺伝子検査で陽性が確認されれば、殺処分する。


 県によると、17日午後1時ごろ、同町の養鶏農家から、鶏舎で死ぬ鶏が増えているとの通報が西部家畜保健衛生所(武雄市)にあった。15~17日に19羽が死んだという。


 県は17日夜に鳥インフルエンザ対策本部の会合を開き、発生農場から一定区域の鶏などの移動や搬出の制限といった防疫対応について確認した。


 陽性と確認された場合に移動制限の対象となる半径3キロ圏内では13戸の養鶏農家が約41万羽、搬出制限がかかる10キロ圏(佐賀県内のみ)では19戸が約24万羽を飼育している。

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陽性確認された後、直ちに札処分が執り行われました。


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佐賀でも鳥インフル 養鶏場7万3千羽殺処分へ
2015/1/18 3:38 日本経済新聞


 佐賀県は18日、有田町の養鶏場の鶏を遺伝子検査した結果、強毒性で大量死につながるH5型高病原性鳥インフルエンザウイルスを確認したと発表した。経営者が同じで有田町内にある別の養鶏場を含め、計約7万2900羽を殺処分する。この冬、国内の養鶏場で鳥インフルエンザが確認されたのは5例目。


 17日に簡易検査で感染が疑われたため、遺伝子検査を進めていた。

 国内ではこの冬、岡山、山口、宮崎3県の計四つの養鶏場で、高病原性鳥インフルエンザが発生している。〔共同〕

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殺処分が終了したのは19日です。


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佐賀で鳥インフルエンザ 鶏の殺処分が完了

日本テレビ系(NNN) 1月19日(月)2時19分配信


 鳥インフルエンザ感染が確認された佐賀県有田町で、感染が見つかったニワトリの殺処分が行われ18日深夜に作業が完了した。


 鳥インフルエンザ感染が確認された養鶏場では、18日未明から鶏の殺処分が進められた。同じ業者の2つの養鶏場で約7万3000羽が飼育されていて、佐賀県では感染の確認から24時間をめざし作業を進めた。しかし、進捗(しんちょく)に遅れが見られたことから佐賀県の山口知事は、自衛隊に災害派遣を要請。陸上自衛隊久留米駐屯地の約130人が現地入りし、午後11時までに殺処分がようやく終了した。


 佐賀県で初めて鳥インフルエンザが確認されたことで、県内の養鶏業者からは風評被害を心配する声も聞かれた。ウイルスの拡散を防ぐため、感染が確認された養鶏場周辺に出入りする車を消毒するためのポイントが14か所設置され、約半分は24時間態勢で対応にあたることになっている。

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鳥インフル、抜本的防止策ないの?・・・との答えは、朝日新聞が取り上げていました。


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鳥インフル、抜本的防止策ないの?
2015年1月20日05時00分 朝日新聞


■発生後の拡大阻止が重要


 鳥インフルエンザウイルスの侵入を防ぐには、感染した小動物などを入らせないネットを張ることと、消石灰などによる消毒が基本です。近年は「窓のない鶏舎」も登場しました。ですが、発生を完全に防ぐ解決策はないのが実情です。


 鳥インフルは、中国や朝鮮半島で感染した渡り鳥が日本に持ち込むと考えられています。大きな鳥はネットで防げますが、渡り鳥と接触して感染した小型の野鳥、ウイルスを含む糞(ふん)を体に付けたネズミなどは、わずかな隙間から侵入してしまう可能性があります。


 窓のない鶏舎なら侵入は防ぎやすいとされ、国は5戸以上の生産者が共同で建設するような場合、最大で半額を補助しています。しかし、岡山県で今月発生したのは窓なし鶏舎でした。農林水産省の担当者は「体育館ほどの大きさの鶏舎で、ネズミ一匹入らせないようにするのは難しい」と言います。


 そこで、発生後に拡大を食い止める対策が重要になってきます。家畜伝染病予防法は、家畜の処分法などを指針で細かく定めています。原則として、ウイルスが確認されると、その養鶏場の鶏は24時間以内に殺処分しなければいけません。その後の処理は同法21条で原則、焼却か埋却(まいきゃく)と決まっています。宮崎と佐賀では埋却が選ばれました。


 焼却は確実にウイルスを消せますが、養鶏場内で焼けない場合は焼却場まで運ぶ必要があり、ウイルスが広がる危険性があります。


 一方、養鶏場内に埋めることが多い埋却処理は、厚さ1メートル以上の土で覆い、最低3年は掘り返さないことになっています。これでウイルスを封じ込めたまま消滅させられるそうです。(西部報道センター・東山正宜)

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妥当な答えだと思います。



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