鬼子母神『訶梨帝母(鬼子母神) 』より。 鬼子母神は、子育ての神として信仰されています。 ザクロを持ち、子供を抱きます。 先述したように、鬼子母神は、訶梨帝母(かりていも)のことをさします。 もと人間の子供を食うインドの悪神ハーリティーで、釈迦如来の教えにより子供を護る守護神になったものです。 日本では特に安産、子育ての神として信仰を集めました。 その姿は、貴婦人の姿で、右手に多産の象徴である吉祥果(ザクロ)を持ち、懐や膝上に幼児を抱きます。 像形は天女形です。