冠婚葬祭より、「婚」の常識(3) | Just One of Those Things

Just One of Those Things

Let's call the whole thing off

冠婚葬祭より、「婚」の常識 』から『冠婚葬祭より、「婚」の常識(2) 』より。


今回は、結婚式の心得について、です。



挙式の日取りを決定するには、両家でよく相談して、仕事や女性の生理日(月経)、参列者の都合などに十分配慮することです。


大切な「縁」を築く日ですから、出来れば、大安・吉日。或いは、暦の中段の、なる・たいら・たつ・さだん・みつの日が吉日です。


正式な仲人がいる場合には、仲人が両家の意向を確かめた上で、最良の日を決めますが、昨今は現代的に当人同士が相談して日程・会場まで決めることが多いようです。


こうした場合でも、両家の年長者の意見をよく聞いて、おめでたい一生の式典を円満にかつ意義深いものにするように心掛けたいものです。



日取りが決定したら、披露宴の世話人の人選です。


司会者は披露宴の雰囲気を左右する大役ですから、しっかりした話し上手な人に依頼します。また、新郎新婦双方が一人ずつ選び、ペア司会するのもよい方法です。


受付は新郎・新婦双方から一名ずつ選べばよいでしょう。


カメラ・ビデオは手馴れた人に依頼しましょう。


会計は親族から選ぶのが無難です。


スピーチや余興の依頼は招待状の発想時などに前もってしておくことが大切です。



招待状は遅くとも挙式一ヶ月前には参列者の手元に届くように発送し、二週間前には返事がもらえるようにするべきでしょう。


ここで大切なことは、こちらの出席してほしい気持ちを正しく伝えることで、体裁よりも失礼にならないないようにすること、略図、電話番号、駐車場の有無などを書くのが礼儀です。