『冠婚葬祭より、「婚」の常識 』より。
今回は結納についての心得の話です。
日本では古くから婚約の固めを結納という形式で行ってきました。
これによって結婚が成立します。
この場合両家の間に正式に仲人(媒酌人)を立てて、さらに結婚式へと進めるのが一般的です。
### 結い納品のいろいろ ###
目録(もくろく)
長熨斗(ながのし)
金宝(きんぽう)
末広(すえひろ)
友志良賀(ともしらが)
子生婦(こんぶ)
寿留女(するめ)
勝男武士(かつおぶし)
家内喜多留(やなぎだる)
### 結い納品の並べ方 ###
【 九品目の並べ方 】
目録
長熨斗
金宝
末広
友志良賀
子生婦
寿留女
勝男武士
家内喜多留
【 七品目の並べ方 】
目録
長熨斗
金宝
末広
友志良賀
子生婦
寿留女
【 五品目の並べ方 】
目録
長熨斗
金宝
末広
友志良賀
結納のやり方は、地方によってそれぞれの慣わしがあり、さまざまですが、近年は略式化・現代化されています。
やはり日柄を大切にすることから、暦の中段の、なる・みつ・おさん、六輝の大安・友引の日を吉日にしています。