「変身」
タッタッタッタッ…
アマゾンスパイダー『!』
タッタッタッタッ…
タッタッタッタッ…
桜杏子『足音…誰だ…?』
タッ…
男『よお、お嬢ちゃん。また会ったな。』
桜杏子『お前はさっきの…どうしてここに…』
男『どうしてってあの後お嬢ちゃんが心配になって追いかけて来たんだけども…どうやらあまりいい状況ではないみたいだね。』
桜杏子『悪いことは言わない今すぐここから立ち去れ!こいつはまともに戦って勝てる相手じゃない!危険だから逃げるんだ!』
男『ほう。それでお嬢ちゃんはどうするつもりなんだい?お嬢ちゃん1人で太刀打ちできる相手とも思えないけど。』
桜杏子『私は1人でもここに残って戦い続ける。首が飛ぶかもしれないが人々を助けるのが私たちの仕事なんだ。だからお前が逃げ切るまで命を賭けてでもここに居続ける。わかったらなら今すぐ逃げるんだ!』
男『ご立派な答えだ。だが…』
男『お嬢ちゃんが血を流すのは見たくないな。』
桜杏子『お前、何を言って…』
男『焦ることはない。時間はいくらでもある。』
カチャッ!
桜杏子『それは…アマゾンライダーシステム!』
ガチャッ!
桜杏子『(あのベルトまだ残っていたのか…でもどうしてあいつが持っているんだ…?)』
カチャッ!
男『随分と派手にやったもんだ。これから食うにしたって行儀ってもんがなってねえな。』
男『いいか?人の育ちの良し悪しってのは食事の時に現れるもんだ。』
男『テーブルマナーを理解していないやつはこの俺が直々に叩き込んでやる!』
カチャッ!
カチッ…
男『狩り…開始…!』
ガチャッ!
キュイーン!
バッ!
男『アマゾン!』
『ニューオメガ!』
バーン!
桜杏子『すごい力だ…!』
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
本編
あとがき
今回よりスタート致しました本編切り抜き!
記念すべき第1回は本編初の変身シーンです!これは1回目にしないとね!
初変身と初戦闘はできる限り広くてカラーリング的にライダーと怪人が映えるフィールドにしたいと思い地下鉄駅にしました。
セットでの撮影がとても大変でしたがなかなか上手くいったと思います。
複眼やベルトの発光にはPicsArtというアプリを使用しています!
〈今日の格言〉
『人の育ちの良し悪しってのは食事の時に現れるもんだ。』
私の持論と言いますが、実際的を得てると思います。
皆さんも綺麗なテーブルマナーを心掛けましょう。
それでは今日はこの辺で。アデュー