戦士。LGEX「マグナコンボイ」(本体編) | ダメ人間のホビーライフ

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こんばんは~。
さて本日もレビューです。
今日紹介する玩具はレジェンズシリーズよりマグナコンボイでーす。

えーいきなりですがお詫び。

またしても文字数制限の壁に引っかかったので全二回に分けます。
それじゃースタート!
パッケージ。
縦長の大きめな箱で中身が確認できない仕様となっています。
パッケージアートはみやこなぎが担当。
イーホビー限定アイテムで配送は6月5日。価格は税抜き7000円となっています。

さてちょっとここでマグナコンボイについて説明を。
マグナコンボイは以前紹介したコンボバットから続くオリジナルストーリー「青き軍団」に登場するキャラクターでコンボバット同様、イーホビーで受注限定販売されました。
物自体は2008年に発売された変形×2コンボイのリカラーアイテムとなっています。
このコンボイ型は傑作と呼ばれるほど人気が高く、これまで何度も色変えで発売がなされてきましたがどれもプレミア化しており中古でも一万円以上の値段で取引されることも珍しくないくらいのという恐ろしい型だったりします。
管理人もこれまで欲しい欲しいと思っていたのですがなかなか手が出せなかったのですが今回初めて購入しました。
裏面。

今回マグナコンボイは青いコンボイにリカラーされているのですが、これはダイアクロン時代に発売されたパワードコンボイが元ネタとなっています。
パワードコンボイ(デルタマグナスとも呼ばれる)は2010の時に発売されたウルトラマグナスの元となった型であり、そのトラック部分に変形していたのがこの青いコンボイです。
恐らくマグナコンボイという名前もデルタマグナスから来ているということが推測されます。

元々パワードコンボイは意思のない操縦式のロボットという設定でしたが、今回マグナコンボイとしてTFになったことにより新たに設定が追加されています。
コミック。
コンボバット同様コミックが付属しており、こちらも佐々木心氏が担当しています。
表紙のイラストが凄くかっこいいですね!
本編の一部。
内容は前回のコンボバットのコミックの続きとなっており、マグナコンボイの戦士としての復活がメイン。
内容も熱い展開かつ、マイナーなキャラクターも登場しておりとても読み応えがあります。
またイーホビーの商品ページではこのコミックの前日譚が公開されています。
取り扱い説明書。
裏面にはテックスペックとプロフィールが記載されています。
テックスペックはオール10と桁外れの数値でありこのキャラクターの異常さを物語ってますね。

〈プロフィール〉
彼の名は「マグナコンボイ」
元は戦闘支援ロボットとして作り出された意思なきロボットで過去の戦闘で大破し打ち捨てられていたが、リーダーの最後の力で命を得た青き戦士だ。
青き金属「ナイトニウム」で身を包んだその姿はどこかリーダーの面影を残していた。
彼の目的は奪われたマトリクスの奪還と、裏切り者「ストラクサス」への復讐である。

この意思なき戦闘ロボットという設定がダイアクロンを彷彿させますね。
説明書の裏側はお馴染みの坂本勇人氏による漫画となっています。
内容は上述のコミックとはパラレルでこちらの世界でのマグナコンボイ誕生を描いているのですが、なんとジンライがTF病にかかってマグナコンボイになるという超展開になっています。
また元ネタのデルタマグナスまで客演しておりファンならニヤリとするような展開もありますね。
そしてラストはまさかの合体!勿論こんな合体ギミックはありませんからね。

まあネットでは無理やり合体してる人を多く見かけましたが(ちなみに管理人はデルタマグナス未所持なため写真はなし。)
ビークルモード。
トレーラートラックですね。
G1に準拠した箱型トラックですが現代的な解釈やアレンジが施されておりカッコイイデザインとなっています。
元の変形×2コンボイ型は10年以上前に発売された物ですが非常にカッチリしており、改めてよく出来てるなと実感させられました。
また本体は各所に変形×2の時にお馴染みだったメッキパーツが使われているのでどことなく高級感が感じられますね。

 

ただこのマグナコンボイ、聞いた話によると不具合を抱えている個体が多く出回っているらしくビークル時にドアパーツがカッチリしないとのことです。

幸い管理人のマグナコンボイには特にそういった不具合は見受けられませんでしたが中古で買う際には注意してください。
タイヤは6輪が独立可動し転がし走行可能です。
ホイールもシルバーでしっかりと塗装されています。
後部。
G1コンボイ同様、ここが足の部分になります。
コンテナは付属しませんがそれらしきジョイントは設けられているので何か別のコンテナを取り付けてもいいかもしれません。

一応過去に変形×2のコンボイをパワードコンボイ風にできるアップグレードパーツが非正規で出てるのでそれを付けてみるとよさそうです(現在入手困難ですが。)
排気塔。
コンボイガンを変形させて取り付けることで排気塔になります。
このコンボイガンはメッキパーツとなっており、排気塔状態の時はそれが際立ってとてもかっこいいですね。
余談ですがこのコンボイガンのメッキパーツは変形×2の時でも採用されておらず、今回マグナコンボイで初めて採用されました。
サイド。
ブルー基調にシルバーのストライプが入っている配色が爽快感あっていいですね。
窓にはクリアパーツが使われていたり、ドア部分のデティールもしっかりと施されているなどクオリティも申し分ないです。
ただ上述の通りこの部分に、不具合がある個体が多く出回ってるらしくビークル時に左側の車体ガワが面一にならないものがあるとのことです。
管理人はそういうことはありませんでしたがもっと品質管理を徹底してほしいところ
上部。
エネルギーユニットが取り付けられています。
中央にはサイバトロンマークがプリントされておりサイドのストライプも際立ってとてもかっこいいですね。

この「青き軍団」を象徴するようなデザインが素晴らしいですね。
フロント。
フロントグリルとバンパーにはメッキパーツが使われておりどことなく高級感が感じられます。
フロントガラスの部分もクリアパーツが使われいるのでとても完成度が高いですが、強いて言うならばライト部分も塗装処理じゃなくてクリアパーツにしてほしかった所。
フロントグリルのデティールも精密でとてもよく出来ています。
角度を変えて撮影。
それでは変形です。
まず排気塔であるコンボイガンを取り外します。
エネルギーユニットを画像のように可動さえルーフ部分を開きます。
左右のサイドパネルを開きます。
左右のドア部を開きます。
左右の肩部を画像のように可動させます。
左右の腕部を肘から画像のように可動させます。

左右の拳を引き出します。

左右のドア部を後方に可動させます。
左右のドア部をさらに90度可動させます。
左右の腕部を180度回転させます。
左右のドア部を横方向へ90度回転させます。
左右の肩部を90度回転させます。
バンパー部分を倒します。
脚部を90度可動させます。
膝先とつま先を画像のように可動させます。
頭部を起こします。
エネルギーユニットを画像のように可動させます。
胸部を画像のように180度回転させます。
左右の腕部を下ろします。
エネルギーユニットを180度回転させます。
ジョイントを外して左右の脚部を開けば完了です。
ロボットモード。
オードドックスなヒーローロボというったカッコイイスタイリング!
各部のパーツ配置はG1コンボイを意識していますが所々に現代的なアレンジが施されており、それが見事にマッチしていて秀逸なデザインですね。
そしてなんと言っても青を基調としたカラーリングがとても新鮮です。
カラーバリエーションとして黒や白はこれまでに何度かありましたが青いコンボイというのは珍しく違った魅力がありますね。

 

元は10年以上前に発売された型ですがとてもガッチリしており、今のTFにも通用するような完成度の高さに驚かされました。

高値で取引されるほどの傑作と呼ばれるだけのことはありますね。

変形×2コンボイ以外にも傑作クラスのアイテムが多く、一時期はそのラインナップのほとんどが入手困難になるほどのシリーズでした(チータスとかガルバトロンとか例外はいたけどね)
バストアップ。
フロンとガラスがクリアパーツなので見栄えがよく、シルバーの部分も成形色ではなく塗装なので発色も綺麗です。
またビークル時には気づかなかったのですが、フロントガラス内部には運転席のようなものが造形されていたりと芸コマです。
また変形の都合上、胸部は回転可動します。

角度を変えて撮影。

G1よりも立体的に見えるようなデザインになってますね。

各部のデティールもしっかりと施されています。
頭部アップ。
G1コンボイの頭部を基にしていますがこうして見るとかなりアレンジの効いたデザインとなっています。
ヘルメットの色はマグナコンボイに合わせてブラックとなっており、各部のデティールもしっかりと造形されています。
目の部分はイエローで塗装されているので集光ギミックはありません。
角度を変えて撮影。

イケメンですなあ。
腕部。
ヒロイックなデザインですが腕のガワが若干目立ちます。
可動範囲も広く関節の渋みも丁度いいのでアクション性も高いです。
余談ですが今回マグナコンボイの発売にあたって変形×2コンボイの金型に一部改修が加えられたらしく、以前出たリカラー品では緩かった関節の渋みも治っているとのこと。
腰。
こちらもシルバーの塗装が美しく、各部のモールドもしっかりと造形されています。
腰には回転可動があるのでポーズが付けやすいのもいいですね。

角度を変えて撮影。

腰の裏側にビークル時のフロントパーツが来ますが後方へ逃がすことができるので股関節の可動の妨げにはならないようになっています。
脚部。
こちらもガッシリしていて力強いシルエット。
各部の塗装もしっかりしている上、個人的にはタイヤを隠す処理が地味に気に入りました。
接地性に関してはそれなりにありますが、踵が細いのと足首が可動しないので立たせた時に若干違和感が残ります。
背面。
エネルギーユニットを装備しています。
背中にビークル時のガワはほとんど残らないのでスッキリしていてとても見栄えがいいです。

可動一覧
頭:360度回転可動
上腕:スイング
肩:360度回転可動
肘:クリック式可動
上腕:軸ロール360度回転可動
胸部:軸ロール回転可動
腰:軸ロール回転可動
股関節:前後左右にスイング
膝:360度回転可動
膝:スイング
角度を変えて撮影。

 

〈付属品・アクション編〉へ続く